@マナです。

10銘柄仮想通貨インデックスなら、高い確率で利益出せそうな気がしてる今日この頃である。

というのは、株式の世界ではプロが管理するアクティブファンドでもほとんどが市場平均すら上回らない事実があるからだ。

例えば、アメリカ株市場のS&P500は年平均約10%。これを上回るアクティブファンドはほとんどいない。株式投資家の間では「S&P500を上回れないんなら、個別株売買する意味ないよね」とも言われている。

仮想通貨市場でも同じでは??

仮想通貨市場の場合

仮想通貨市場の場合は株式よりも銘柄が少なく、ドミナンスベースではビットコインが50%以上を占めることが多い。
とはいえ、「どの銘柄が伸びるのか分からない」のは市場参加者全員に共通することだろう。

それなら個別銘柄の売買は止めて、時価総額トップ10でインデックスし、積立買いしていけば、下手な売買をするよりは利益を出せる可能性は高いんじゃないかと思っている。

仮想通貨インデックスの例

私がたまにチェックしている仮想通貨ファンドの一つにbitwiseがある。

仮想通貨インデックス商品を3つで展開していて、ここ3年間のパフォーマンスは、一番低いパフォーマンスでも350%である。

2017年からbitwise10というインデックス商品を毎月積立買いをしていれば、今日現在では資産が3.5倍になっているという意味だ。

Bitwise10の構成銘柄

bitwise仮想通貨インデックス構成銘柄

bitwise10の構成銘柄は上記通り。時価総額トップ10銘柄で構成されるため、時価総額ランキングが変われば構成銘柄も変わる

現在はビットコインドミナンスが70%以上なので、bitwise10もこれに合わせてビットコイン組成が75.7%。

ビットコインが冷え込んでいた2019年3月の組成を見てみよう。

bitwise仮想通貨インデックス構成銘柄

ビットコインは55.8%だ。このように、市場の状況に合わせて変化させている点も特徴である。
組み入れ率の決定はcoinmarketcapを参考にしていると思われる。

bitwise10のパフォーマンス

bitwise仮想通貨インデックス構成銘柄パフォーマンス

パフォーマンスを見てみよう。仮想通貨バブルが起こり大天井を付けた2018年1月は、ビットコインのみでは1576%、アルトコインを混ぜたbitwise10は2862%だった。

bitwise仮想通貨インデックス構成銘柄パフォーマンス

だが、現在はビットコインドミナンスが圧倒的に高いため、ビットコインとbitwiseのパフォーマンスにあまり差は出ていない。それでも、アルトコインを組入れた方がパフォーマンスが少しはよくなることが分かる。

ゆえに、仮想通貨で高いパフォーマンスにてキャピタルゲインを得るなら、ビットコインだけでなくアルトコイン上位銘柄を組入れた方が良いということになる。

インデックスだと組入れ変更は面倒だが、安心度は向上する

仮想通貨の場合は値動きが激しいので、時価総額ランキングがコロコロと入れ替わる。自分でトップ10のインデックスを作って管理するのは結構面倒ではあるが、今までのリターンデータを見れば、手間をかける価値はあるかもしれない。

仮想通貨の場合はまだ投機の状態であり、将来どうなるか分からない。「お、これは面白いプロジェクトだ」と思って下位アルトを購入しても、それが成功するか分からないので、最悪だと電子ゴミと化すリスクがある。

であれば、今回書いたように時価総額トップ10ランキングを自前で購入し、毎月組成を管理していけば、個別銘柄の集中投資よりは低リスクでキャピタルゲインを得られる可能性は高いと思われる。

とはいっても、個別銘柄で一発博打をうつ市場参加者が多いだろうけど。

私は自分の資産ポートフォリオの一部に仮想通貨を組入れて長期保有したいと思っている派なので、bitwise10のデータを参考に自前仮想通貨インデックスの積立買いをしていく方向が良いかな、と考え中だ。

このブログを書いている人

@マナです。貯金1000万円で2017年から仮想通貨(暗号通貨)売買を開始。座右の銘「外そう、自分のリミッター」。