@マナです。
SBIグループの仮想通貨取引所であるSBIVCトレードが板取引フォームをオープンした。

取引所の方の名称は SBIVCトレードProである。

SBIVCトレードが板取引を開始

従来販売所サイトにログインして、「取引所」を選択すれば板取引が可能。

SBIVCトレードが板取引を開始

板画面に移ると、デフォルトでXRP/JPYがセッティングされている。SBIはリップル株主だから当然だろうな。XRPの価値を上げるためにあの手この手を使うだろう。

取引き画面はTrading viewチャートを用いていて、いたって普通の取引き画面だ。
国内取引所ではbitbankの仕様とほぼ同じ。bitbankの方が通貨種類が多いし、出来高も多いので、しばらくsbiVC.proは使い物にならなそうだ。

Cool X Walletが無料で貰えるキャンペーンを実施

sbivc.proキャンペーン

ちなみに、2019年8月1日から、SBIが出資したハードウェアウォレット会社の製品であるCool X Walletが貰えるキャンペーンを実施している。

と言っても、これから口座開設したり、入金・取引しても貰えない。7月31日6時まで、一定数の仮想通貨をSBIVCトレード取引所内に保有している顧客が対象だ。

これから口座開設者獲得を目指そうとしているのに、これだとかなり微妙なキャンペーンである。

Cool X Walletとは

Cool X Walletとは

Cool X Walletとは、カード型のハードウェアウォレットである。スマートフォンにBluetooth接続してウォレットを開く仕組み。PCは不要であるのがミソ。

だが料金体系が変わっていて、なんと2年契約7200円、月額300円となっている。ずっと使い続けるなら継続利用料金がかかる仕組みだが、故障しても代替品を送ってくれる点に関してはメリットがある。カスタマーサポートセンターも設置されていて、あれこれ面倒をみてくれるらしい。

ちなみに私はハードウェアウォレットはTrezor以外信じてないので、Cool X Walletは使わない。

SBI、コインベースを真似ている?

SBIVC,SBIVC.Proを見た感想は、SBIさんはコインベースを真似たんだと思う。コインベースはアメリカ最大の仮想通貨取引所。

コインベースもSBIと同じく、販売所と板取引所を別に分けている方式だったし、販売所の管理画面も似ている。

ちなみにコインベースProは現在多くのアルトコイン取引が出来るようになっていて、取り扱い銘柄はBTC,ETH,XRPのほかに、LTC,BCH,XLM,ETC,LINK,REP,ZRX,BAT,DAI,MANA,LOOM,CVC,DNT,GNT,ZEC,EOS。

SBIは日本の仮想通貨市場で覇権を取るべく活動してくることが予想されるが、前に北尾社長が新規通貨上場には後ろ向きの発言をしたこと、XRP以外の通貨送受信が出来ない体制を考えると、このままいけばあまりパッとしないままの取引所に終わるようにも思う。

SBI証券傘下になったし、ハッキング問題もあるからいろいろと慎重なんだろうけど、XRP推しの体質が強すぎると感じる。特定通貨推しの取引所ってどうなのか?


【本エントリーで取り上げた取引所】
SBI VC Trade Pro公式サイト
bitbank

このブログを書いている人

@マナです。貯金1000万円で2017年から仮想通貨(暗号通貨)売買を開始。座右の銘「外そう、自分のリミッター」。