@マナです。
昨日の記事「ビットコインがこれ以上値上りしない理由」後半で、イーサリアムはテクノロジーのハイプカーブを描くかもしれないと書いたが、その後市場の状況調査をもう少し行ったところ、イーサリアムのユニークアドレスは爆増していることが分かった。
上記画像がユニークアドレスの推移グラフである。2017年末~2018年頭にかけて伸びが増加しており、その後もずっと右肩上がりである。
これが何を意味しているか?イーサリアムのネットワークが用いられていることと、ネットワークの利用見込み者が増えている証拠である。
ビットコインのユニークアドレスは横ばい
次にビットコインのユニークアドレス推移を調べてみたところ、ずっと横ばいであった。
つまり、ビットコインを利用する人は実質はあまり増えていないらしい。市場参加者も大して増えていないことを意味しているかもしれない。これでは相場も頭打ちになる可能性も高いのではないか。
また、ビットコインユーザーがイーサリアムユーザーへの移行も意味しているかもしれない。
ビットコインとイーサリアムのトランザクションチャート
次にビットコインとイーサリアムのトランザクションチャートを調べてみる。
上の画像がビットコイン、下がイーサリアム。2017年バブル崩壊後の落ち込みはビットコインが大きいが、イーサリアムは途中で踏みとどまったような形だ。
この頃、仮想通貨取引所ではイーサリアムを基軸とした取引ペアを増やしていたので、その効果もあったのだろう。その後少々落ち込み、再び増加中である。
ビットコインも相場上昇に合わせて増加中だが、相場が冷え込めばこちらも大幅に減少するだろう。
市場のドミナンス
久々に仮想通貨市場における時価総額ベースのドミナンスをチェックしてみた。相変わらずビットコインの数値が大きく、イーサリアムは低下中で8.58%。日本人大好きなXRPは4.91%。
イーサリアムはユニークアドレスが増加しているにもかかわらず、相場は下落中である。これは市場の歪みと見て良いかも?
また、運営と開発がスカスカになりつつあるNEMがまだ0.22%も占めている点についても、私は歪みと判断している。othersの方に分類されても良い状況だから・・・つまり、現在の相場が高過ぎるという意味だ。個人的には1XEM=1~2円で良いんじゃないかと思う。
興味関心指数
昨日の記事でも紹介した、GoogleTrendによるBitcoinとethereumの興味関心指数。ethereumが小さすぎ、この市場参加者の興味を圧倒的に集めているのはまだBitcoinということが分かる。
「Ethereum? I d’ont Know! hahaha!!ww」なんじゃないか。
イーサリアム相場
イーサリアム相場は日本円で現在1ETH=22700円ほど。私は高値で全売りしていたが、値動きが大分落ち着いたので、予定資金の3分の1を使って買い戻した。
ビットコイン相場がここから下がれば、イーサリアムも再び1万円台に突入するかもしれない。そうなったら残りの資金で再び買い戻していく予定である。仮に1万円を割る展開になったら、100万円を限度にナンピン買いを行うかもしれない。
その後はもう売買が面倒なので、10年ほど持ち続けようと思っている。私はイーサリアムの上昇率が今後大きくなっていくと考えているからだ。開発状況を考えれば、そろそろ仕込みのラストチャンスかもしれない。
さて、ビットコイン相場においては、Bitfinex&Tetherの裁判の結果が待ち遠しい状況だ。ここで有罪判決でも出れば、ビットコインが大崩壊することになるだろう。だが、何度も危機を乗り越えてきたtetherだから、結局は軟着陸する展開になるんじゃないかとも思っている。
個人的には完全有罪判決を希望する。歴史に残る大暴落が起こり、市場がめっちゃめっちゃになる展開を見たい。
今日は以上だ。
このブログを書いている人

@マナです。貯金1000万円で2017年から仮想通貨(暗号通貨)売買を開始。座右の銘「外そう、自分のリミッター」。