@マナです。
投資・投機・ギャンブルの違いとはなんだろうか?仮想通貨市場は一般的に投機と言われるが、見方は人それぞれ異なる。
「投資も投機も同じ」と言う人もいれば、「投資とギャンブルは大きく違う」「いや、全てにおいてギャンブル要素は入っている」と言う人もいる。
この辺の区別を漠然としたイメージで捉えている人も多いかと思うので、本エントリーでは有名人の意見を紹介していこう。
有名人の投機と投資の定義
一般的な定義
「失敗した投資は投機、成功した投機は投資」
アダム・スミス
「投機家は利益のために短期的機会を進んで追求しようとする者」
ジョン・メイナード・ケインズ
「投機は市場の心理を予測する活動である」
「投資は企業をその存続期間にわたって、資産からの見込み収入を予測する活動である」
A・シュンペーター
「投機家と投資家の違いは、トレードする意思、つまり証券価格の変動から利益を実現する意思があるかどうかである。そういう意志がある人を投機家といい、そういう意志が無い人を投資家と呼ぶ」
フレッド・シュエット
「投資と投機の違いを語ることは、悩み多き思春期の若者に、愛と情熱は違うものなのだと説明するようなものだ。若者は愛と情熱は違う事は理解できるが、彼の問題を解決できるほどの違いがあるように思えない」
「投機は少ないお金を多くのお金に変える為の努力であり、これは不成功に終わる事が多い。一方、投資はお金が減らないようにする努力で、これは成功する事が多い。」
バルーク
「何のリスクも伴わない投資などあり得ないし、ギャンブルの要素をまったく含まない投資などない」
ベンジャミン・グレアム
「堅実な投資は、元本の価値が不測の逆境においても維持されるように『安全域』というものが重要なのだ」
チャールズ・マッケイ
「よく言われるように、人間は群衆で考える。人間は群衆になると理性を失うが、正気を取り戻すときにはゆっくり、一人ずつ取り戻す」
ジョージ・ソロス
「ルーレットに勝つコツは、愚かなほどシンプルで、ゲームのどの段階においても自分をコントロールすることを忘れず、けっして興奮しないことである」
ジェームズ・グランド
「投機家とギャンブラーの最大の違いは、投機家のリスクは投機家がそのリスクを望む望まないにかかわらず発生する点だ」
ヘンリー・C・エメリー
「ギャンブルでは、一方の当事者が損をすれば、もう一方の当事者が儲かる。しかし、投機では必ずしもそうならない。ギャンブルは偶然の出来事に人工的に創造したリスクにお金を投じるのに対して、投機は価値が変化すれば避けられない経済的リスクがあることを前提とするものだ」
アルフレッド・マーシャル
「政治家が自らの政策に基づいて株式市場で投機をすれば、すぐに投機に基づいて政策を進めるようになる」
ニッセイ基礎研究所
投資=期待収益率があるもの
ギャンブル=還元率が100%未満、つまり期待収益率はマイナスのもの
私の考え(有名人じゃありませんが)
投機は成功するか失敗するか、価値が上がるかが分からないものに対し資金を投じる行為。
ギャンブルは胴元が手数料を取り去り、ゲームの参加者の期待収益率が100%未満になるものにお金を投じる行為。
投資は、自分の代わりにお金を稼いでくれるものにお金を投じる行為。
仮想通貨はICO,IEO、STOを含め、胴元が手数料を大きく奪い去り、さらに取引所が手数料を奪い去り、期待収益率は基本的に100%未満であることを考えると、投機行為でありギャンブル行為でもあると考える。
投機行為やギャンブル行為は、法律の下で行い、損をするリスクを全て自分で背負うのであれば何も問題は無い。
このブログを書いている人

@マナです。貯金1000万円で2017年から仮想通貨(暗号通貨)売買を開始。座右の銘「外そう、自分のリミッター」。