@マナです。
仮想通貨には将来性価値が極めて乏しい銘柄が存在する。ゴミ銘柄ゆえ単価も安く「ワンチャンスあるかも?」という誘惑もあるが、これらを購入するのはお勧めしない。
ゴミ銘柄は輝くことが無い
ゴミ銘柄はゴミ銘柄である。それでも値段は付いているが将来性価値はゼロなので、「無」に帰すこともある。
そうなったら単価はゼロ円になってしまうリスクが高いので、最初から手を出さない方が良い。
ゴミ銘柄を買うとこうなる
仮にゴミ銘柄を買うとどうなるのか?
まず、常に相場が気になる。いつ大幅下落してもおかしくないハイリスク銘柄だからだ。
おまけに仮想通貨市場は24時間取引されているし値動きも激しい。相場の上下が分刻みで大きく動くこともあるので、気になって気になって仕方がない。しょっちゅう相場をチェックすることになる。そうなると生活に影響が出てしまう。
相場をしょっちゅうチェックしている生活は不健全だ。寝ている時でも、ご飯を食べている時でも、風呂に入っている時でも、誰かと話をしている時でも、会社で仕事をしている時でも、「あの仮想通貨の相場はどうなっているのか・・・」と頭の中で呟いている。
PCに例えるなら、メモリ16GBのPCで、10GBメモリを使用する相場アプリが常に動いているような状態である。残り利用可能なメモリが少なくなるので、生活や仕事のパフォーマンスが著しく落ちてしまう。
こういう時間を味わいたいのならゴミ銘柄の購入を止めはしないが、覚悟はしておくべきである。
日本の取引所におけるゴミ仮想通貨銘柄
現在日本の取引所におけるゴミ仮想通貨銘柄と思うものを以下に挙げておく。
Zaifのトークン全て
代表的なのはZaif(ザイフ)に上場されているトークンである。これらはすべてゴミだと思って良い。
XCP、BCY、PEPEについては過去に盛り上がったこともあるし、人によっていろんな見方があると思う。だが、今やイーサリアムベースで同じ事が可能なので、もう衰退傾向だろう。
また、ICOが下火になった今ではCOMSAもゴミと化したと思っている。100億円集めてその使途はプロジェクトに関係ないダサイ時計を作ったりしているし、予定していたICOはことごとく中止に追い込まれ、提携企業も離れた時点で、もうゴミプロジェクトだろう。
NEM(XEM)
NEM(XEM)も残念ながらゴミ仮想通貨と化したと思っている。
まず、運営体制がおかしい。2017年に騒がれていたカタパルトアップデートは未だに開発中だし、2019年になってようやくロードマップを公開した体たらくである。プロジェクト運営陣もスカスカな状態であることが分かるだろう。
おまけにブロックチェーンの性能も極めて低く、1秒間に2つの取引しか処理できない。仮にカタパルトアップデートが成されたとしても、数千トランザクションにとどまる。今や数万~数百万トランザクション処理できる仮想通貨プロジェクトも存在するのに、性能面で大幅に負けている。
ノードにおいてはNEM財団が保有しているNEM(XEM)をスーパーノードに報酬として提供している。ノード報酬が枯渇したらスーパーノードを建てている意味もなくなる。枯渇するまでにはNEMがもっと使われるようになって、空のトランザクションが無くなる状態になることを想定しているそうだが、これはかなり苦しいだろう。
今でもトランザクションはスカスカでほとんど使われていないし、スーパーノード報酬は2020年中に枯渇する予定だ。それまでNEMが世界的に使われるようになるのか?と考えれば、「無理」という答えは簡単に出るだろう。
だが、日本の代表的な仮想通貨取引所であるコインチェックやZaif(ザイフ)が扱っているし、580億円の盗難に遭ったという事で、日本での知名度は良くも悪くも高い。最高値220円から30分の1に下落しており今でも買ってる人がいる為、短期トレードにおいてはワンチャンスあるかもしれない。
その他のゴミ銘柄候補
ETC(イーサリアムクラシック)・・・イーサリアムのハードフォーク。もはや開発陣がどうなっているのか不明
ちなみに、Factom、Liskは何気にまだ頑張っているようで、製品も出しているらしい。
まとめ
要点を最後にまとめる。
- ゴミ仮想通貨銘柄の購入は超ハイリスク
- 相場が気になるので生活を壊しかねない
- Zaif(ザイフ)上場のトークンとNEM(XEM)はゴミ銘柄
- ディーカレット
、bitbank
にはゴミ銘柄は無い(今のところ)
人間の生きる目的はお金集めではなく、生活を充実させ幸福度を高めることである。仮想通貨やお金はその道具であると思う。仮想通貨を買う事で、幸福度を下がるようであれば、それはあなたに向いていない事をしていると思った方が良い。
このブログを書いている人

@マナです。貯金1000万円で2017年から仮想通貨(暗号通貨)売買を開始。座右の銘「外そう、自分のリミッター」。