@マナです。
ビットコインは昨日2日前の高値を超えたこともあって、また上昇に転じたか。個人的には未だ謎の上昇相場だが、静観を貫く。
さて、今日は私が仮想通貨以外にやってる投資、現状イマイチな投資について書いてみようと思う。
基本はiDecoと積み立てNISAで月10万円
私が仮想通貨以外にやっている投資のメインは、iDeco(確定拠出型年金)と積み立てNISAだ。
日本人は投資に対してあまり良くないイメージがあるようだが、”老後資金2000万円”をクリアしたいのであれば、この2つは絶対にやった方が良いと思う。
iDecoは税金控除効果で反則級にお得である
iDeco(確定拠出型年金)は、掛けた金額分が控除対象になるので、所得税と住民税がお得になる。
・・・と言っても、ほとんどの人は頭に「???」が浮かぶだろうから、もっと簡単に書く。
もしあなたの年収が500万円だったとして毎月23,000円をiDecoで積み立てたら、1年間で支払ってる所得税と住民税の合計が4万円くらい安くなる。つまり、4万円が国からタダで貰えるようなもんだ。
年収が高ければ、さらに還付額は5万円、6万円と大きくなる。
いいかい。年276,000円積み立てれば、約4万円の税金が還ってくる。年利にすれば14.5%だ。こんな年利、今時ありえないだろう?しかも、運用益に税金は一切かからない。反則級の制度を日本は提供しているのだ。
iDecoについて、もっと詳しく書けば長くなりそうなので、後日別記事にてご紹介しようと思うが、興味がある方はまずSBI証券(iDeCo)か楽天証券(確定拠出年金)
で口座開設した方が良い。
SBI証券のiDecoだと、信託報酬が安く購入手数料がゼロのeMAXIS Slimシリーズが選べるから、私はこっちで運用している。
夫婦で合計月36,000円iDecoで積みたて
ということで、サラリーマンの私は月額23,000円、団体職員の妻は月額12,000円、年額合計43万2千円をiDecoで積み立てて運用中だ。
税金の還付額はなんと年間99,600円。これだけでも年利率23%だ。美味しすぎるだろう。貯金や保険で積み立てるよりよっぽど割が良い。
残りは積み立てNISAで運用中
次に積み立てNISA活用。積み立て枠が年額40万円までなので、夫・妻それぞれ月33,300円ずつをSBI証券と楽天証券
で運用中だ。期間は20年間。
積み立てNISAには控除制度はないが、運用益が非課税になる。つまり、利益が出たら通常20%の税金を支払う必要が無い、丸儲けになる。
このように、iDecoと積み立てNISA合わせて、夫婦で月額約10万円ずつ、年額120万円を運用している。
20年後の積み立て額は2400万円になるし、さらにiDecoによる税還付額の合計は20年間で199万2000円だ。これなら老後2000万円問題はクリアできるだろうし、さらに運用益も期待できる。
20年後、30年後の運用結果はどうなるのかのシミュレーションも別記事で書こうと思う。
個別株投資はイマイチ
メインの投資はiDecoとNISAの積み立てであることを紹介した。
他は個人的な興味で個別株投資を2018年から行っているが、これについては結果があまり芳しくない。
インド株とインドネシア株に手を出した結果
まず人口ボーナスを狙って、インド株とインドネシア株に手を出した。
一人当たりGDPの伸び幅がまだかなり期待できるし、2050年まで圧倒的な人口ボーナスが働くのはこの2カ国だろうと思ったからだ。
インド株に300万円、インドネシア株は200万円投じた結果、インド株はマイナス40万円の含み損、インドネシア株はプラス数万円の含み益だ。
なぜこうなったかはいずれ別記事にしたいと思っているが、個別株投資はとにかく面倒くさいし割が合わない。
銘柄を増やすほど情報を追うのに時間がかかる。かといって、インド株・インドネシア株ファンドは購入手数料と信託報酬がアホみたいに高いので、長期保有する気にならなかった。
「それなら自分でリサーチした銘柄を組み合わせて個別に買おう」と思った結果だが、相場が上昇しても対円ルピーやルピア安が続いてるので、短期で見ればなかなか報われにくい。
どのみち20年~30年ほど持ち続けるつもりなのでそんなに気にはならないが、短期で多額の含み損を抱えているのは気持ちが悪い。
その他の個別株
その他は日本の個別株で遊んでみているが、まだ10万円程度の含み益である。
先に書いた通り、リサーチの時間が面倒くさい。
先進国・新興国・日本株の手数料が安い投資信託の投資額をもっと増やして、個別株は止めてもっと時間を作ろうかなと思ってきている。
未公開株に手を出した
次に、少額だが未公開株に手を出した。主にベンチャー企業への投資でまだ30万円の投入だが、どうなるかはまったく未知である。
FUNDINOでベンチャー投資
ベンチャー企業の未公開株投資方法を調べた結果、FUNDINNOというプラットフォームを見つけた。
それぞれのベンチャー企業が「こういうプロジェクトやります」と発表し、株購入を募集する形態のプラットフォームである。
1つのプロジェクトにつき、一人あたりの参加額は最大50万円まで。ほとんどの人は10万円での参加らしい。
期待度が高く分かりやすく面白そうなプロジェクトは、あっという間に数千万円もの枠が埋まってしまうのが凄い。
私が今まで申し込んだのは、FTI JAPAN(まぐろビジネス)、日本きくらげ株式会社(きくらげコンテナ開発)、KOTOBUKI Medical株式会社(模擬臓器作成)の3つ。
あまりハイテクじゃなくビジネス形態がシンプルなものを選んだが、これらは今後どうなるか分からない点が面白いと感じている。今後も面白そうなプロジェクトが出たら、10万円ずつ参加しようと思う。
プロジェクトの内容は、FUNDINNO公式サイトで確認できるので、興味がある方は覗いてみてはいかがだろうか。
◆◆◆
今回は以上だ。続きはまた後日。
老後資金が不安なら、仮想通貨みたいなギャンブルに夢を見ず、優先するべきはiDecoと積み立てNISAの利用、そして投資信託の勉強だと思う。
どういう信託を購入するべきかは必ず勉強したほうが良い。iDecoでは様々な信託を自分で選べるが、「なんでこんな信託が入ってるんだ?」という地雷信託も混じっている。
その他の投資は余剰資金でやった方が良い。仮想通貨は現状、ギャンブルの世界である。「仮想通貨でこれだけ稼ぎました」と言う人の声はひとまずスルーすべきだ。
人生で大事なのは、稼いだ額の大きさより幸福度の大きさである、と私は思う。
【この記事で紹介したリンク・公式サイト】
SBI証券

楽天証券

SBI証券(iDeCo)

楽天証券(確定拠出年金)

FUNDINNO

このブログを書いている人

@マナです。貯金1000万円で2017年から仮想通貨(暗号通貨)売買を開始。座右の銘「外そう、自分のリミッター」。