@マナです。
仮想通貨市場、また盛り上がってきましたしたねぇ。
仮想通貨の価値について、私は今だに疑心暗鬼だし、まだスタート地点の段階であると思っている事は今でも変わらないのだが、まぁ盛り上がるのは良いことだ。
とはいえ、今回も短期間で一気に相場が高騰したゆえ、近いうちに再び大勢の損失者を生み出すことになるだろう。
仮想通貨市場は毎年5月に暴落
仮想通貨市場は5月まで高騰して、5月中に暴落したことが過去何度かある。
私が仮想通貨市場にまともに足を踏み入れたのが2017年だったが、この年は5月末頃に暴落した。平均して40%ほどの下落であり、当時含み益が1億近くあったものが1週間ほどで一気に半分になった。そこから1ケ月ほどかけて、さらに1000万円減った。それでもまだ含み益状態だったとはいえ、最大含み益から60%以上下がった時間を過ごす間は気が滅入ったものだ。
当時はTwitterでも情報収集を盛んにしていたが、古参の方々は「そういや前にも5月頃相場が盛り上がったな」と言っていた。2017年以前も5月に相場が盛り上がったようである。
2018年も3月末から5月GW頃にかけて高騰し、そこから1カ月かけて市場全体が50%下がっていった。
そして今年2019年、今回も3月末頃から5月にかけて市場は高騰している。
売りサイン指標の一つ
そんな中、私が尊敬しよく拝読している永江氏のブログで、久々にビットコインが取り上げられていた。
しかし、5月にはいって価格はどんどんと上昇して本日は1ビットコイン90万円を超えました。正直、150万円くらいまでいってくれると十分な資金ができますので、いよいよスタートということになります。本日現在で1VALUが15176円ですので、・・・
(尊敬している永江さんには)申し訳ないんですが、日常的に投資にあまり触れていない・調査していない層が、ブログ等で仮想通貨市場に言及しはじめ、さらなる高騰を期待する発言をし出した時が天井近い指標の一つと判断している。以前も同様の事があり、言及後が暴落開始の合図となった。
取引所のチャットでは「今はまだ仕込み時だ」という意見も増え始めて来た。
この市場はまだ大部分の価値は眉唾ものに近く、金の奪い合いの場・非情なる世界であるし、投資家保護の制度も整っていない。今回の高騰も常識的に考えて異常である。上位100銘柄が全て高騰している。個別銘柄の一部ではなくだ。「ん?今回は違うかな?もしやもっと上か?」「なに買ってもあがるだろう」と考え始めた層が増えると、暴落の可能性は既に高くなっていると思う。
なぜ5月に暴落するのか
5月に暴落する理由は定かではないが、一説では「ヘッジファンドの決済月が6月に設定されている事が多く、決済売りが5月中になされる」というものがある。
そもそもヘッジファンドが仮想通貨市場にどのくらい参入しているか調査しているわけではないが、Bitwiseをはじめとして富裕層向けの仮想通貨インデックスプロバイダーは2017年~2018年中に大幅に増加した。
これらのサービスは最低投資金額が25,000ドル以上等に設定されていて、いつでも売る事が可能である。一人当たりの購入額が大きいので、相場が膨らむと、売られる時の売り圧も大きく作用する。
下げの恐怖が連鎖し、暴落する。「山高ければ谷深し」である。
過去2年間の5月、上記チャートの形を目撃している。過去の例では、GW後に天井を付け一旦急激に下落し、そのあと近い形で戻してそこから一気に下落するパターンである。今回は今までの歴史と異なる展開になるのか、今が最後の逃げ場で歴史通りに暴落するのか、楽しみに眺めることにしよう。
私が保有している仮想通貨についての売却
過去の歴史にならうなら、ここから全体的に40%ほどの下落の可能性は高いということになる。私は今回は歴史にならって一部売却を決めた。
私は2019年は200万円を資金として、2019年3月末まで仕込み終えている。ビットコイン・BNBを保有していたら今日の時点で全売りをするところだが、ビットコインは法人で1枚持ってるだけだから計算が面倒で売らん。仮に500万円くらいになったら売るかもしれないが、しばらく継続保有だ。BNBは買い逃して保有していない。
ポートフォリオの半分はイーサリアムであり、その他はEOS・TRX・LOOM・ENJ。ETH・EOS以外は大して高騰していなく利益はさほど見込めない為保留。LOOMは1年間ステーキングロックしてるので、どのみち動かせない。
+100%近く利益が出ているETH・EOSについては全売却をした。ETHのPoS移行はまだ先のことになりそうだから、今より安く購入できるチャンスがまたやってくる展開に賭けた。EOSは良い機会があれば再度購入。
税引き後の売却益は全て再投資に回す予定である。
このブログを書いている人

@マナです。貯金1000万円で2017年から仮想通貨(暗号通貨)売買を開始。座右の銘「外そう、自分のリミッター」。