どーも、@マナです。
久々にZaif(ザイフ)コインチェックチャットを除いたら、今でもNEM(XEM)推しの人々を見かけて、いろいろと思う事、思い返した事があるので気ままに書いてみることにする。

NEM(XEM)が人気になった理由

最近のNEM(XEM)について思う事

そもそもNEM(XEM)がこれだけ日本で人気になった理由は、「1:日本語コンテンツが多かった」「2:単価が安く爆上がりの夢が抱けた」「3:アジテーターが頑張った」の3つだと思っている。

私が仮想通貨を触りだした当時、他の仮想通貨銘柄に比べてNEM(XEM)の日本語コンテンツは多かったし、2017年1月時は1ビットコインが10万円だったのに対して1XEM=0.7円。爆上げ・大儲けの夢を私も抱いたものだ。

そしてコインチェックに上場し、市場はさらに盛り上がった。NEM(XEM)アジテーターがイベントを開催してコミュニティを形成していった。グッズやアプリケーションも作られた。コミュニティに携わっている人達は、リップル社のXRPコミュニティでよく見られる飛躍したサクセスストーリーで盛り上がる輩とは違って、健全性が感じられ、私も当時は「もっとNEM(XEM)が広がっていくかもしれない」と思った。

日本だけのブームだった

ところがよくよく調べてみると、NEMは日本だけのブームだった。海外では大した人気はなく、「ARDRでもいいじゃん」「Ethereumの方が遥かにいいだろ」という意見が多数。

さらにチェーンの性能や開発陣の能力など度外視。トランザクション処理性能は非情に悪いうえに、catapultのローンチも遅れ、開発陣も資金も減っている。頼みの綱であるcatapultがローンチされたところで、EthereumやEOSには遠く及ばない性能である。Zaif朝山氏の訴求力も低下した。もはや時代遅れの仮想通貨プロジェクトになってしまっていると感じる。

NEM Barも閉店してしまった。というか、仮想通貨バーそのものの採算が取れなくなり、ほとんどが閉店に追い込まれている。

冷静になった今NEMを考える

冷静になった今考えると、NEMは将来性が高いと言えるプロジェクトじゃない。現在1XEM=5円ほどだが、1円になっても私は買わない。0.2円くらいになってようやく買う気が起こる。それもスーパーノード目的だが、この報酬もいずれは枯渇する。

だが、日本の取引所では今でも3社で購入できるし、今でも日本語コンテンツは多い。何らかのきっかけで大きなボラリティは発生すると思われ、時を見て短期トレードには向いている銘柄だとは思う。

今後NEM(XEM)がどうなるかは分からないが、私は長い時間をかけて消えてゆく銘柄ではないかと思っている。

このブログを書いている人

@マナです。貯金1000万円で2017年から仮想通貨(暗号通貨)売買を開始。座右の銘「外そう、自分のリミッター」。