おはようございます。@マナです。
久々に某掲示板やまとめサイトを除いたら、リップラー(リップル[XRP]を推す人たちの意)が声高に
「リップル社のXRPはこんなに凄いんです!」
的なツイートが紹介されているのを散見しましたが、相変わらず変わってないなぁと思う朝。感じていることを書いてみようと思う。
リップラーの10の特徴
私は2017年から仮想通貨市場を見ているが、SNSでリップラーと公言している方達大多数の特徴はこんな感じだと思っている。
- リップル社のXRPはすごいんだ!!的な発言をSNSで声高に叫ぶ
- ↑この声を同胞たちがこぞって一斉にシェアする
- 未確定なのに都合良い将来のサクセスストーリーを同胞らで築き上げる
- 幻想サクセスストーリーを元に同胞が新たな幻想サクセスストーリーを築き上げる
- 経験が長い投資家からは批判を浴びやすい
- レジスタンス軍的な意識を持っている(アンチヒーロー意識が強い傾向)
- 新たな同胞が生まれ、声が大きくなっていく
- XRP相場高騰時の熱狂的っぷりは異常
- 相場低迷期間は一斉に意気消沈しやすい
- 含み損ホルダー&凍死家が多い傾向
私の場合は基本的にフィアット(法定通貨)やコモディティ信者なので、特定の仮想通貨プロジェクトを信じていることもない。
現在仮想通貨はいくつか保有しているが、全ての仮想通貨プロジェクトを根っこから信じていないし、いつでも損切りして逃げる心構えを持っている。
そんな第三者目線で冷静に分析した結果、上記の通り特徴であると思っている。なぜこういうタイプの人間が多く集まるのか不思議だ。宗教に近いものを感じるのは私だけだろうか。
相場高騰時の熱狂ぶりはすさまじく、SNSの発言には「ほら見た事か!」という意識が感じられる事も多い。批判される事が多いせいだろう。
含み損&凍死家になりやすいのは新たな購入者
今までのXRPの相場の傾向をみてみよう。長期間値動きが無いチャートを描き、それが何らかのきっかけで突然高騰。その後階段を下るようなチャートを描き、また長期間値動きが無い状態が続く、というものだ。
こういう繰り返しであることにもかかわらず、高騰時には多くの初心者投資家らがこぞって購入し、高値掴みをした者は損切りできず、他人のチャート分析かつ高騰分析を信じて握り続け、あっという間に多額の含み損を抱え、ついには損切りできずに塩漬け凍死家と化してしまう。
高騰時にはサクセスストーリーがさらに強調され、初心者投資家らは買い漁る。古参リップラーや短期トレーダー達のためにお金を差し出すのだ。
希望を捨てないホルダー達が立ち上がる
多額の含み損をかかえて意気消沈するが、それでもまだ希望を捨てない一部のホルダー達が立ち上がる。
今後のサクセスストーリーを思い描き、声高に叫ぶ。乱高下する相場でも握り続け、多くの含み損を抱えている戦友ホルダー達の結束は固く、ポジティブ材料や幻想サクセスストーリーをシェアし合う。移行、繰り返し。
だがこの関係が続くのは、含み損を脱して利確するまでである。(しょせん人間は自分の利益が一番大切なのだ。)
これが、私が思っているリップル(XRP)を推す人たちの特徴だ。
ウォール街の格言より
以前に読んだウォール街の格言集の中に興味深い言葉があったので紹介しておこう。
「理由が明後日からやってくる」
この格言の意味は、「株の購入者が自分自身に都合よいストーリーを独自に、勝手に考え出してしまう傾向がある」というものだ。
格言が”明日”ではなく”明後日”としているのは、不確定要素が大きい未来を指している。つまり、不確定要素が大きい明後日を見て株の購入の理由付けをしている者は損をしやすい、という様を格言にしたものだ。
とはいえ、「不確定要素が大きいのに購入している」という意味では仮想通貨を中長期保有する目的で購入している人すべてに言えることだから、リップラーだけではない。
どの仮想通貨プロジェクトにも言えることだが、信じすぎて、熱狂して高値掴みをして、損切りできないと、簡単に大損を経験できる世界である。
信じる事、熱狂する事にはご用心を。盲目的になることよりも、歴史を学ぶこと、経験を積む事、行動する事、失敗と成功を分析することの方が大切である。
このブログを書いている人

@マナです。貯金1000万円で2017年から仮想通貨(暗号通貨)売買を開始。座右の銘「外そう、自分のリミッター」。