どーも@マナです。

coindeskで「NEM財団がほぼ破産しレイオフとピボットを計画」というニュースを受けて、NEM(XEM)が下落。

NEM財団破綻

1XEM5円を割って現在4.24円。
仮想通貨をほぼ全売りした2017年6月22日の時は「5円まで下がったら買いを考える」と書いたが、今となっては1円になっても買おうとは思わなくなっている。

NEMが終わるわけではないが・・・

一応フォローしておくと、NEM財団はNEMブロックチェーン推進目的の非営利団体であり、この組織が破綻したからといってNEMブロックチェーンが終わるわけではない。

だが、当財団はNEMブロックチェーンのマーケティング役も担っていた。150人のスタッフのレイオフ(一時解雇)とピボット(方針転換)を発表しており、NEMの推進力は暫くの間大幅に下落することが確実になった。

また、ブロックチェーンとしての性能は他のブロックチェーンと比較すると低く、開発力も極めて遅いため、今後の雲行きが怪しいと感じる投資家が沢山いることだろう。

投資するならお金を生み出してくれるものに

私が投資判断として大事にしていることの一つは「それがお金を生み出してくれるかどうか」である。

2017年からのバブルでは「新技術」と称されてビットコインと共に期待されたNEMであり、そのおかげで相場は高騰したが、既に「新技術ボーナス」は終了してしまった。

今後の仮想通貨(暗号資産)は、そのプロジェクトがお金を生み出してくれるかどうかに掛かっていると考えている。つまり、「開発力」「性能」「マーケティング力」「コミュニティ力」「体力(資金力)」「情熱」「ビジネスモデル」「将来のビジョン」「健全さ」「謙虚さ」「真面目さ」・・・などの力が重要である。

 

NEMにおいて当てはめて考えてみれば、

▲・・開発力・性能・マーケティング力・体力(資金力)
〇・・?

・・・・〇に当てはまる部分がよく分からない。

日本ではNEMコミュニティが健全だと感じていて、そのメンバーも健全・謙虚・真面目な方が多い印象だ。だが、その人達が開発に携わっているわけではないので、チェーンの開発に織り込まれているかは不明である。

また、catapultを代表として性能推しの情報が多いと感じるが、最近はビジョン推しの情報が少ない。これだとまるで性能推しマーケティングをし続けて凋落しているソニーのようであり、不安を感じている。

もしこれから暗号資産を買うのであれば、現時点では他の暗号資産の方が良いように感じるのは私だけだろうか。

このブログを書いている人

@マナです。貯金1000万円で2017年から仮想通貨(暗号通貨)売買を開始。座右の銘「外そう、自分のリミッター」。