@マナです。
仮想通貨市場は底が見えない状況になっていますが、イーサリアムだけはZaif(ザイフ)のコイン積み立て(自動積立買い)で買い続けている。
理由はこのブログでも何度か書いているが、大まかには以下の3つ。
- ビットコインに比べてまだ認知度・理解度が低く伸びしろがあると思った
- 次に注目されるとしたらビットコイン2.0、ウェブ3.0だと思う
- イーサリアム、ERC-20トークン周りは規制強化により一度粛清されると思われ、中期で考えると価値はまだ下がると思われる
グーグルトレンドによる興味関心度の乖離
グーグルトレンドによる「Bitcoin」と「Ethereum」の興味関心度指数は、今のところ大きく乖離している。
機能と性能、将来性、開発力とスピードで比較した場合はEthereumの方が圧倒的に優れているのだが、ビットコイン価格は約70万円、イーサリアム価格は約3万円である。
イーサリアムの総発行枚数は最終的にビットコインの5~6倍になる予定だが、それでも両社の相場には大きな開きがある。
前回のバブルで注目されたのは主にビットコイン1.0
2017年~2018年初頭のバブルでは、主に注目されたのはビットコイン1.0だと私は考えている。ビットコイン1.0とは通貨型の仮想通貨。ビットコイン2.0はdAppsとその周辺機能のトークンなどである。
2017年のビットコインハードフォーク問題やスケーラビリティ問題では、ビットコインの今後の課題と問題点が浮き彫りになり、市場参加者への理解が進んだ方だと思われる。だがイーサリアムはどうか?と考えると、まだ多くの人に理解が進んでいないだろうし、ビットコインよりも興味関心度は低い。
ゆえに、もし次にバブルが起こるとしたら、注目を集める潜在能力があるのはイーサリアム、dApps、これらにが組み合わさっていくウェブ3.0だと考える。
イーサリアム、トークンの相場はまだ下がる(と思う)
ICOにより生み出された大量のトークンは、今後各国の規制強化により粛清されると思っている。(あくまで個人の予想)。
開発継続しているか分からないうえに、上場料金を支払えば取引所にリストしてくれる状況は異常である。常識的に考えても、この状況が放置され続けるとは思えない。
ゆえにICO需要により価格を保っているイーサリアムもまだ下がると思うし、ほとんどのイーサリアム上トークンも価値がゼロに等しくなる勢いで下がっていくと思われる。
ICOプロジェクトの90%以上は1年~2年以内に死滅するだろうし、今後ICOの悲惨な状況がさらに明るみになって市場は益々冷え込んでいくと考えている。
だがトレンド転換がいつなのか分からない
だが、規制がいつひと段落するかと市場のトレンド転換がいつなのか分からないし、かといって毎日情報を追い続けている時間があったら遊んでた方がマシだと思うので、買うタイミングを選ばない、購入時間を分散する積み立て投資が良いという判断である。
仮想通貨市場での積み立て投資の自己ルール設定
バブル崩壊の反省を活かしていろいろと勉強・振り返りをした結果、仮想通貨という投機市場では以下の自己ルールを設定した。
- 投資していることを忘れるくらいの金額で購入する
- ポジション取りは日常生活においてぐっすり眠れるくらいにとどめる
- 生活においてムダな出費はとことん省く
- 情報は適度にチェックする
- 利益が出るまで売らない
- ゴール設定は明確にしておく
仮想通貨市場はまだ小さく投機市場で、今後未知数度が大きいことを考慮して、投資していることを忘れるくらいの金額で購入することにした。ゼロになっても諦めがつくくらいの金額である。
諦めがつくのであれば相場を気にすることもないし、暴落しても夜ぐっすり眠れるので生活におけるパフォーマンスに支障を来さない。
また、生活におけるムダな出費はとことこん省くことにした。以前からムダは省いていた方だが、家計全体を見直して生活のコストカットをすることにして余剰資金を生み出した。
情報は3日に1回ほどチェックする程度にしておいて、仮想通貨マーケットに割く時間は減らして生活を充実させることに注力することにした。
もし自分の読みが当たって利益が出た場合には売りを考えるが、ゴール設定は明確にしておかなければ売り時を逃してしまう。どこが天井になるか、売ったあと上がるのか下がるのかは誰にも分からないので、あくまでも自分が定める利益のゴールにたどり着いたら強制的に売ることにする。
去年は仮想通貨に浮かれてて「法定通貨建てはあまり考えず、これからの時代はビットコイン建てやイーサリアム建てだ!」なんて歌舞いていた時もあったが、生活における価値交換の大部分は法定通貨ゆえ、日本円建てでのみ考える。
正直に言うが、私は仮想通貨を買うからには、法定通貨建てで儲かりさえすればそれで良い。dAppsなどは実際まともに使える時が来て、自分のライフスタイルにとって必要な時に都度買えば良い。
いまは将来使うために買うのではない。儲けたいから買うのだ。
(↑画像はZaif(ザイフ)のコイン積立設定画面)
結果、イーサリアムは毎月5000円、ビットコインは月1000円の購入に留めておくことにした。スポーツジム契約1か月分くらいである。
ビットコインはまだちょっと持っているし、おそらく将来的にETFは認可される時が来ると思って宝くじだと思って買う事にした。ロト7やドリームジャンボ買うよりマシだろう。
モナは50円、NEM(XEM)は5円くらいになるのであれば購入を検討したい。去年モナもNEMも1円台だったことを考えると、そこまで下がる可能性も無いとは言えない。下がらなかったら見過ごしでも全く構わない。両社の通貨は機能面・ノードの数などを考えると、ビットコインやイーサリアムに比べて非常に劣るからだ。
仮想通貨は今後「なんとなく」で判断して買わないことにした。この市場はまだまだ異常な状況である。
このブログを書いている人

@マナです。貯金1000万円で2017年から仮想通貨(暗号通貨)売買を開始。座右の銘「外そう、自分のリミッター」。