@マナです。
だいぶ更新が開きましたが、普通に生きてます。
1カ月ぶりに現在の仮想通貨市況を書いておこうと思います。
2018年7月11日仮想通貨市況
グローバルキャップ
仮想通貨市場全体では現在約27兆円。2017年11月22日頃の水準まで戻りましたね。ってまだ11月に戻っただけか・・・という感覚です。
最高時93兆円から67兆円の資金が抜けましたが、前回の高値に戻るにはかなりの時間を要するでしょう。
グローバルキャップのチャートは完全にトレンドを下に突き抜けていて、現在もまた下げようとしています。
グーグルトレンド指標
新規資金流入の指標としてグーグルトレンドでチェックします。
全ての国「Bitcoin」
全ての国での「Bitcoin」関心度は下げ一方です。去年の夏頃の関心度を下回りつつあります。ひたすら下落しつつある相場ですから、買おうと思って興味を持つ人も減っているのでしょう。
Ethereumは元々少数派でしたので、ほぼコアな人が残っているように見えます。
日本「ビットコイン」「イーサリアム」「リップル」
日本でもビットコインへの関心度は著しくダウンしています。完全に去年の夏の指数を下回りました。リップルについては去年の夏よりも指数が高いですが、現在も下降中です。
南アフリカ「bitcoin」
最近どこかのメディアで「南アフリカの関心度が高まっている」と報じられていましたが、調べてみると現実は大した事ないので市場を盛り上げたい為のポジトークだったことが分かります。
関心度指数のチャートとしては他国とほぼ同じ下げ調子です。
日本のリップルへの関心度
日本のリップルへの関心度の高さは相変わらずで、すべての国の場合はBitcoin:Ripple=9:1に対し、日本ではビットコイン:リップル=9:4。
全体的なボリュームは下がりつつありますが、日本でのリップル嗜好は今後も続きそうです。
取引所関連ワード
日本の仮想通貨取引所関連ワードも著しく減少傾向ですね。
海外取引所については、Binance(バイナンス)一強。最近BCHコミュニティで話題になっていた[coinex]はBinanceと比較すれば微々たるものです。
ですが、全体的には下げ傾向。Binanceにおいてはいろいろと話題も豊富で微増。日本の洪水被害地域に対して寄付を行うと話題にもなっています。
ビットコイン相場
・・・まぁ・・・このチャート見たら、今新規で買おうって思う人はいないのでは。日本人だけでなく世界中の人も。下落がまた道半ばに見えます。
誰が見ても「ビットコインはバブルだった」という過去形表現をするでしょうし、1BTC=70万円ということを考えるとまだまだ高く感じます。
ほとんど手放して熱狂から冷めた今の私の感覚だと、「30万円くらいまでいったらまた少し買ってもいいかな・・それでもまだ高いな・・・10万円割ったら買うかな・・とりあえず仮想通貨はしばらくポジらなくていいか・・・この世界で無理する必要無い、危ないから」てな具合。
現在ビットコインETFをSECに申請中ですが、もし通れば少し状況が変わるかもしれません。ですが、欲しいと思う人がいない限り相場も上がることはありません。振り返れば市場参入者だけが熱狂していたような感じでしたね。どの通貨も現在ほとんど使い物にならないんですもの。おまけに先行きも超不透明です。
またどこかのタイミングで大盛り上がりするとは思いますが、今じゃないかな。
ビットコインの採掘難易度は下がることなく上げ続けています。高性能なASIC機が安値で出回ったことが関係していると思われますが、機器や電気代などのコストを含めると損益分岐点の平均が現在は約65万円なんだそうです。
仮にビットコイン相場が長く65万円を割り続けたとしても、大手が事業で参入している場合は簡単に引き下がることは無いので、ハッシュレートが下がる可能性も低い・・・とのことだそうです。
クラウドマイナーの私にとってはハッシュレートが下がってくれた方が嬉しいんですが、この調子だと無理そうですね。
総括
仮想通貨市場、直近で見ると苦しいですね~~。今買ったら損する可能性が高い。
底打ちするのがいつか分かりませんが、投資初心者が考えも無くバブル時期にたくさん買ってまだ手放していない状況ですので、この層が沢山抜けない限りズルズルと下にいってしまいそうに見えます。
私が再び買うとしてもしばらく先になると思います。多分、今後はICOプロジェクトに対しての訴訟ブームが起こるんじゃないかなと見ています。ここ1週間は過去のバブルの歴史を勉強していたのですが、乱発された振興事業バブルの後は訴訟が沢山起こっています。こういう問題が解決されないと次に進まないでしょう。
最近は仕事をほとんどほったらかして毎日読書三昧です。自分をバージョンアップしないと、このままじゃダメだと痛感中でございます。
読んだ本の中で痛いと思った部分を引用しておきます。
「含み益」・・実現しない限り「幻」であり利益ではない。含み益は取らぬ狸の皮算用。
「含み損」・・抱えてはいけないもの。「含み損」は幻では無く冷酷な現実である。大多数の個人投資家は「含み益」「含み損」に対して、ただ眺めるだけの行動をとっている。
すなわち、長期で投資していれば現在の「含み益」はどんどん増えるという錯覚する。
その反対に、長期で投資していれば現在の「含み損」はいずれなくなるという錯覚に支配され、正しい対処を全くしない。いや、正確に言えば、最初から対処の仕方を知らないのである。
↑仮想通貨市場はこういう人達が2017年以降に沢山参入しているんでしょうね。私もその中の一人ですが。ほんと、このままじゃダメだ自分。
このブログを書いている人

@マナです。貯金1000万円で2017年から仮想通貨(暗号通貨)売買を開始。座右の銘「外そう、自分のリミッター」。