米国SECがETF承認緩和の提案を発表した件について

@マナです。

ちょっと前にビットコインETFの3度目の申請が行われている中、米国(証券取引委員会)はETF承認緩和の提案を発表しました。

U.S. securities regulator unveils proposal to ease ETF approvals | ロイター

また、ウォールストリートジャーナルでもSECが80年前のETF規則を見直すと報道されています。

SEC Moves to Streamline Exchange-Traded Fund Launches | Wall street journal

SNSでは「仮想通貨のETF承認に道が開けるのでは?」とざわついていますが、2つの記事には仮想通貨ETFを承認しやすくする記述はありません。

ウォールストリートで気になった部分が以下の箇所で、

The proposed rules wouldn’t open the floodgates to esoteric and potentially riskier products that have long received additional scrutiny, such as proposed funds with stock-picking strategies that don’t disclose their holdings or, perhaps, a cryptocurrency ETF, SEC officials said.

【訳】
提案されたルールは、株式を公開していない株式ピッキング戦略や、恐らく仮想通貨ETFなど、長期的に精査された難解かつ潜在的に危険性の高い商品には門戸を開いてはいない。

仮想通貨はまだ潜在的に危険性の高い商品という見方をしているようです。

今まで仮想通貨ETFの申請をして取り下げた理由も、「ボラリティが大きすぎる」が理由でしたので、ビットコインETFが承認されるかどうかはまだ未知ですね。

Bitmex側はBTC年内50,000ドルを予想

たまに「ビットコインが年内500万」という情報をチラホラ見かけるのですが、トレーダー人気のBitmexのCEOも同様の予想をしています。

Why bitcoin uber bull is sticking with his 2018 $50K forecast

これもビットコインETFが承認されることを期待しての大胆予想ですが、過去にも「ビットコイン1000万円説」「300万円説」「1億円説」など有名人が何度も大胆予想をしていてことごとく外しているので、話半分に聞いておきます。ビットコインが高騰したならしたで嬉しい。現物を少し残していますからね。

ですが、これらのポジティブなニュースとは反対に、Bitmex側も特定地域に対してサービスのブロックを行うようです。

今回は日本在住者を対象としたものではありませんが、先月~今月にかけて海外取引所は日本人締め出しの狼煙(のろし)を上げはじめました。

BigONE取引所は7月30日以降に日本からのIPをブロック。

GATE.ioも同じく日本IPをブロックして使えなくなっているようです。

海外取引所から日本が締め出しされれば、今後多くのアルトコインにはジャパンマネーが流入しなくなります。
ですが、日本以外から仮想通貨市場へ流入する可能性も考えられるので、気長に見ても良いかもしれませんね。

ビットコイン購入通貨

ビットコイン先物SQ通過の買い戻しでビットコインが一旦高騰していますね。CryptocompareのデータではビットコインのJPY買いが58%以上となっているので、買い戻しのイベントにJPY買いが乗っている一時的な高騰かもしれません。現在もビットコイン需要はJPYに支えられているようです。

このブログを書いている人

@マナです。貯金1000万円で2017年から仮想通貨(暗号通貨)売買を開始。座右の銘「外そう、自分のリミッター」。