@マナです。
ブログの更新滞ってました。チェックして頂いてる皆さまスミマセン・・。
最近は頭のリセットの為の休憩と、本を読みまくっておりました。(後日別エントリーでご紹介させてください)。
本日は「日本の仮想通貨市場の新規参入がしばらく苦しいと思ってる理由」について書こうと思います。
2017年~2018年1月にかけて仮想通貨市場が大盛り上がりしたわけですが、おそらく日本市場が圧倒的に牽引していたと思われるんですね。
「世界のビットコイン出来高の半分は日本人が買ってる」というデータが出てますが、実際はbitFlyerのビットコインFXによるレバレッジで出来高が大きくなってはいるものの、
USDT(Tether)を入れれば70%の出来高を日本人が占めていると思われ、さらにCryptocompareのデータは日本人トレーダーが大好きなBitmexのデータが加わってないので、世界の80%くらい占めてるんじゃないか・・・という状況でございます。
FXを除けばどのくらいの割合になるのか分かりませんが、どのみちビットコイン需要と出来高の多くは信用取引やFXが大部分を占めていて、それがビットコイン相場に反映されているんじゃないでしょうか。
ユーロや韓国ウォンの出来高なんて激烈に少なくて、市場全体の2.6%~1.8%程度なんです。日本にいると世界中で仮想通貨が盛り上がってるように感じますが、実は日本だけがワッショイワッショイしてるんじゃないか・・という気もしています。だからこそ、他の国がこれから盛り上がってくるんじゃないかな~という期待も出来ますけどね。
でも、仮想通貨取引所の新規口座申し込みは壊滅的
最近日本の仮想通貨市場への新規流入がどのくらい減ってるか、私のブログの諸々データ見る限りだと壊滅的です。
去年の3月4月頃より酷い。なので、この先どうなるかも何となく想像はつく。— マナ@仮想通貨 (@1000crypto) 2018年6月23日
仮想通貨系のブログやウェブメディアを運営されてる方は分かってらっしゃると思いますが、コインチェックNEM盗難事件をきかっけに仮想通貨取引所の新規口座開設申し込み数は壊滅的なダメージを受けてます。
ここからぶっちゃけた話をしますが、バブル時期(2017年11月~2018年1月頃迄)はそんなに気合い入れて書いてないブログやメディアでも、取引所口座開設申し込みアフィリエイトで月100万円収入はあったんですね。コンバージョン率(成約率)も異常に高く、50%超える日も多かった。それくらい日本中が「仮想通貨買えば儲かる!」と思って飛び乗ってたんです。SNSをチェックしてた方は分かると思いますが、メディア運営者の多くが踊ってたような状態でした。
では今どんな状況か。
当ブログのデータを元に言えば、全盛期の50分の1~100分の1くらいですねぇ、ハハハ。PVだけで言えば先月時点でも50万~60万PVくらいあります。それでもこんな状況ということですよ。
仮にバブル時期1日100人申し込んでたとすれば、今1人とか、そんなもんです。これ、2017年3月~4月の状況より圧倒的に酷いですよ。イケダハヤトさんも「今は壊滅」って言ってたので、このジャンルの運営者はみな同じ状況でしょうね。
口座開設アフィリエイトでバブル時期に月に100万円稼いだ人も、今やゼロ~数千円に減少した人も沢山いるようで、既に止めちゃった人も多い。更新滞って無数の屍になってるブログも多いですよね。まぁ、時間かけて書いてもまったく収入になりませんので。
信頼できる広告会社担当者からの情報なので状況は正確だと思われます。
チーム組んで大きいメディア事業化したところなんかは市場の好材料探しとポジショントークに必死なのも、投稿しているエントリーからどんな状況になっているか想像つきますよね。固定費辛いでしょうね。
仮想通貨取引所にコネクションある会社さん何名か話して聞いた情報。
「口座開設がほとんど申し込み無くなってほんと驚いてる」「ここまで申し込み減るとは思わなかった」「予想をぶち抜いて減った」とのこと。
— マナ@仮想通貨 (@1000crypto) 2018年7月2日
↑広告会社さんも口座申し込み者数の激減にビックリ仰天しています。予想をぶち抜いてるって仰ってました。
新規口座開設申込者数が激減するということは、仮想通貨市場に新規マネーが流入してこないってことです。
おまけにビットコインは現在も暴落中。それでも1BTC=70万円。このジェットコースターチャート見たら初心者ほど怖くて手出しできないでしょう。
また、2017年1月は1BTC=11万円だったことを考えると、ビットコイン買ってみようかなと思ってた人は「まだ高い」と思うでしょ。おまけに、2017年からビットコインその他仮想通貨を購入した知人ら数人に聞くと「早く全部投げてスッキリしたい」「どこで売ろうかずっと悩んでる」と口を揃えて言います。
デフレマインドの悪循環が発生してますな。
とまぁ、今の仮想通貨市場はこんな状況ですので、新規マネーがしばらく入ってくる見込みが無いと判断しています。
新規マネーが入ってこないことにはどうにもならんのですよ。暴落相場でも喜ぶのは短期トレーダーで、私のような非トレーダーで”買って寝かせる層”にとってはただただ辛い。
おまけに日本の仮想通貨市場だと扱ってる銘柄も有望なプロジェクトも少ないので、基本的には個別銘柄を買うしかないわけです。プロジェクト自体がトンズラ・消失する可能性だって高いわけで、・・まぁ投機です。私もよくこんな大金突っ込んでたもんだ。
「コインチェックがハッキングされた!仮想通貨危ない!」
って思想は仮想通貨に全く精通してない大学生にも浸透してるのが現状です。この時点で一般人からの資金流入は無いです。じゃあどうすればいいかって話なんですけど、忘れ去られる必要があります。この間は大きな資金流入はまずないです。— ふぁまそん🔗暗号通貨 (@The_9th_Floor_) 2018年6月23日
その通り。仮想通貨に対するイメージも盗難事件をきっかけに最悪になりましたよね。
コインチェックがハッキングされる直前、まだ多くの人が「仮想通貨買おう」と思ってたらしいんですが、事件後は「やっぱり真面目に仕事しよう」という考えに180度変わってしまったようです。
なんども言おう。日本の取引所整備は上がるための布石だ。これをしないと安心してオジ様方が買えないだろう?金融庁もそこまで阿呆ではない。
中国と比べる勿かれ。
日本の取引所の一度失った信用は中途半端に再開してもダメだと思う。— Dr.K (@Drdebuneko) 2018年6月23日
そうそう。一回で直しですね。テックビューロさんも組織変更でZaif(ザイフ)取引所を身売りするかもしれませんしね。
ハッキング合わないですからね。仮想通貨市場はまだまだ未熟過ぎます。扱ってる側のレベルも低いですし。だからこそボラを求めるならいいのかもしれません。成熟したら旨味はなくなりますからね
— 株と仮想通貨と1億円@俊 (@shunokuen) 2018年6月27日
bitFlyerなんかは未だに仮想通貨出金のメール認証実装してない。今またKYCやり直してるところですよね。私、この間ビットコインを送ったら6日間でようやく着金しました。
まだまだ問題有りの仮想通貨市場なので、今のような状況になったのは仕方がないんです。必然だったと思いますよ。
2017年は完全にバブルでした。これから規制が整って、投資家が安心できる環境が出来上がれば資金が流入してくることでしょう!
それまでは技術の進捗や各国の規制動向をチェックして、また波に乗れればいいなと狙ってはいます。
今の仮想通貨相場はハードモードに突入しているので、私のような素人にはイージーモードに転換するまでは静観です。最近読んだ本にも書いてましたが「ポジションを取らないという選択も重要だ」とのことです。
でもEthereumだけはコイン積立で毎日買ってますよ。スマートコントラクトの認知度アップとブームが来るんじゃないかな~、とね。
ではでは。
このブログを書いている人

@マナです。貯金1000万円で2017年から仮想通貨(暗号通貨)売買を開始。座右の銘「外そう、自分のリミッター」。