@マナです。
今日はtheatlas.comが元ネタ。

インドではビットコインよりイーサリアムに興味があるというデータが出ているらしい。

インドではビットコインよりイーサリアムに興味がある

ネットの検索では、過去5か月間「crypto currency(暗号通貨)」関連ワードにてEthereum34.6%、Bitcoin29.9%。

Ethereumの方に将来性を感じているということでしょうか。インドでは優秀なエンジニアも多いだろうし、Ethereumプラットフォームの方が出来ることが多いのでビットコインよりも将来性を感じてそう。

仮想通貨市場のビットコインドミナンス・イーサリアムドミナンス

現在の仮想通貨市場におけるビットコインドミナンスは45.37%、イーサリアムドミナンスが14.72%。Ethereum基軸化の仮想通貨取引所も増えてるし、分散型取引所(DEX)であれば間違いなくETHペアを扱うはず。

今後ICOの増加、dAppsの開発と発展を考えると、イーサリアムドミナンスが年々高くなっていくんじゃないかと考えています。2018年~2019年にPlasmaやShardingが実装されれば、トランザクション処理数が秒間億を超えると言われていることからも、価値の移動媒体としても便利になる。

そしてイーサリアムドミナンスが高くなれば、アルトコインの価値はビットコイン相場の影響も受けにくくなる。逆にイーサリアム相場の影響を受けやすくはなるんですが。

インドの人々は目先のビットコイン相場などよりも、もっと先のイーサリアムによる変化と将来性に着目しているのかもしれません。

BuyUcoinとは

ちなみに3位のBuyUcoinはインド最大の仮想通貨取引所のこと。ユーザー数はまだ20万人超くらいだが、最近はNEM(XEM)も人気になりつつあるようだ。

The next popular currency was BuyUCoin (NEM) at 21.2% share, with the rest capturing 5% or less of the market each.

via:https://www.theatlas.com/charts/BklNuWWoG

インドは確か若い人口が多いはずなのに、仮想通貨取引所のユーザー数が少ないですね。日本だとコインチェック社でも160万ユーザーを集めています。

BuyUcoin

現在の取り扱い通貨↑。メジャーなものが多いですね。草トークンは上場されていません。

今後はインドの仮想通貨市場が伸びてくるかも?と思ったのでもうちょっと突っ込んで調べてみよう。

インドの出生数と人口ピラミッド

インドの出生数

インドの出生数は現在世界一で、世界子供白書では2015年の新生児は2579万4千人。5歳未満児の死亡者数は120万1千人。死亡者数割合は4.6%。

ちなみに日本の出生者数は年間103万3千人、5歳未満児の死亡者数はわずか3000人。死亡者数割合は0.3%?!凄い。医療環境が恵まれてるんでしょうねぇ。でも少子化の歯止めはかからず、日本オワコンよね。これからもっともっと税金高くなりますよ。頑張って稼ぐか節約して資産形成しましょうね。

話が逸れたので戻します。

インドの人口ピラミッド

https://www.populationpyramid.net/で2017年のインドの人口ピラミッドデータが公開されていました。画像が粗いのしかなくてすみません。

30歳代未満が人口の約30%を占める。60歳代以上は5%くらいしかいません。これはインドに期待できるのでは?

仮想通貨に対するインドの規制スタンス

とはいえ、忘れちゃいけないのが政府規制。

インド中央銀行の銀行口座から仮想通貨の購入を禁止する措置をしていたり、ビットコインを支払い手段として認めない姿勢。今取引所が反発していて、対抗策を取ろうとしているようですが、厳しそうですね。

ただし、仮想通貨取引所は禁止していない。海外ニュースの報道を見ている限りでは、インド国内で過熱し過ぎる前に何らかのルールを決めておこう、というスタンスと思います。

インドの首相も「ブロックチェーンテクノロジーやIoTなどは破壊的テクノロジーで急速に発展していくから、その前にルール作りもなんとかしなくちゃね」と考えている様子。

直近の例はインドで、銀行をはじめとする金融機関に仮想通貨の取り扱いを禁じた。インド準備銀行(中央銀行)は、同中銀の規制下にある企業が「(仮想通貨を用いた)取引や決済を行う個人や企業を相手に取引やサービスの提供を行うことを禁止する」とし、3カ月以内にそうした取引先との関係を絶つよう義務付けた。

インドは仮想通貨の全面的な禁止までは踏み込まなかった。だが米国、日本、韓国、中国が仮想通貨の売買や仮想通貨を使った資金調達を規制する中で、市場に追い打ちをかける動きとなった。

http://jp.wsj.com/articles/SB12541954895962123456404584147671621413210

インドの仮想通貨市場が今後どうなるか注目していますが、銀行からインドルピーで仮想通貨買えなくなったら他にどんな手段で買えるんでしょう・・。インド市場終わるのか?でも全面禁止はしていない。(謎)

優秀なエンジニアとイーサリアムの親和性は高そうですが、これからどうなるのでしょうか。まぁ・・規制の結果次第でしょうね。

2018年は規制元年なり。

このブログを書いている人

@マナです。貯金1000万円で2017年から仮想通貨(暗号通貨)売買を開始。座右の銘「外そう、自分のリミッター」。