@マナです。
昨日は世界5位の仮想通貨取引所Bitfinexが香港からスイスへの移転を検討していると発表した数時間後、なんと日本円のペア取引サポートを発表。
ICYMI: Cryptocurrency Exchange Bitfinex Plans Move to Switzerland https://t.co/jus7VqC9Ll #cryptocurrency #bitcoin #blockchain #Bitfinex pic.twitter.com/iRMaU0FyaN
— Bitcoin Magazine (@BitcoinMagazine) 2018年3月29日
香港は2017年の秋頃から規制が強まり出したニュースが増えてきました。世界一の取引所であるBinance(バイナンス)も香港拠点でしたが、マルタ共和国へ移転予定。日本の支店は金融庁から警告を受けたことで既に撤退を決定。中国に住んでいたフォロワーさんが「中国人のCEOは決断が猛烈に早い」と仰ってましたが本当ですね。
We are pleased to announce a fiat expansion which will see the addition of new fiat markets for BTC, ETH, NEO, EOS and IOTA, together with full support for both GBP and JPY. https://t.co/EtdZWgyIpe
— Bitfinex (@bitfinex) 2018年3月29日
話をBitfinexに戻します。
今後はBTC・ETH・NEO・EOS・IOTAが日本円とイギリスポンドで購入できるようになるらしい。BCHが無いのは、Bitfinex取引所はアンチBCHなんですな。ビットコインブランドに入れたくないが為に嫌味を込めて「Bcash」と呼んでいるほどアンチ。(おっと、また話がそれました)
海外拠点の仮想通貨取引所が日本円ペアを扱うことは、日本の金融庁に完全に喧嘩を売ってる案件なんですが、スイスに移転して他国が手出しできない環境で仮想通貨商売をやろうとしているんでしょう。
仮想通貨取引関連企業の移転が増えている
ちなみにZaif(ザイフ)取引所を運営するテックビューロ社が行ったICO「COMSA」の拠点もスイスです。同様にスイスに会社を作ってICOを行うプロジェクトも多い。
世界一のビットコインマイニング企業BITMAINもスイスに支店を作りましたし、仮想通貨取引関連企業は規制の影響を受けにくい国にどんどん移転している流れですな。
(スイス行きたい!!)
2018年は仮想通貨市場では規制元年。先進国ほど面倒くさい規制をかけてきていますが、仮想通貨は簡単に国境を越えることができる。
フットワークが軽い企業は規制が強くなりそうな国に見切りをつけて、仕事しやすい国に移ってしまう。私も取引所運営してるCEOだったら規制が強くなりそうなら移転します。
もし国が完全に仮想通貨を規制したいのであれば、インターネットを遮断するしかない。でもそこまでやれる国はなかなか無いので、仮想通貨が止まる事は無いんですね。
今日現在では仮想通貨市場が2017年のバブル調整中で地獄のような相場になっていますが、止められることが無い仮想通貨市場はまたどこかのタイミングで盛り上がる事んでしょうね。
それがいつかは分かりません。数カ月後?数年後かも?
このブログを書いている人

@マナです。貯金1000万円で2017年から仮想通貨(暗号通貨)売買を開始。座右の銘「外そう、自分のリミッター」。