@マナです。
バイナンス取引所がマルタ共和国に移転するようです。
マルタ首相のジョゼフ・ムスカットが、「マルタへようこそ、Binance。私たちは、ブロックチェーンに基づいたビジネスの規制において、世界的な先駆者となることを目指しています」とツイート。
Welcome to #Malta 🇲🇹 @binance. We aim to be the global trailblazers in the regulation of blockchain-based businesses and the jurisdiction of quality and choice for world class fintech companies -JM @SilvioSchembri https://t.co/3qtAQjOpuQ
— Joseph Muscat (@JosephMuscat_JM) 2018年3月23日
M for Malta. It's beautiful! https://t.co/nIZedrsRzf
— CZ (not giving crypto away) (@cz_binance) 2018年3月23日
そしてBinance(バイナンス)のCEOであるZhao Changpengは、
M for Malta. It's beautiful! https://t.co/nIZedrsRzf
— CZ (not giving crypto away) (@cz_binance) 2018年3月23日
「マルタ美しい」とツイート。もうかなり乗り気ですな。
ちなみにマルタ共和国とは、イタリアの下の方にある小さい島国。
どんな国かはWikipediaでどうぞ。
バイナンス移転の理由
香港にも仮想通貨については規制のメスが入り込んできていて、証券先物委員会(SFC)から警告を受けていたんですな。2017年9月に1度これが騒がれていたのは記憶していますが、12月にも再度警告されていたらしい。
SFC warns of cryptocurrency risks
で、Binanceは香港を拠点に営業していましたが、最近は当局からの警告を受けて交渉中でした。
香港のSFCとの交渉経過が思うようにいかず。
そしてBinanceは日本にも事務所を構えていて営業許可を取得しようと動いていたんですが、金融庁から警告を受けて日本事務所と職員を撤収することに。中国系は行動が早いですね、凄い。
もうね、残念で仕方ない
もうね、残念で残念で仕方ない。警告出して金のなる木を手放しちゃったんですね。
警告出す前に、双方で歩み寄って発展させていくような話し合いなどがあったのかな。
私が感じている日本の体質は、その場しのぎの対症療法なんです。結果が出るのは先になるけれど、根本を換えていこうとする姿勢や努力が無いというか、痛みを出すことを恐れて肝心な問題は後回しにしているといいますか。
「投資家保護」の名目があって今までのルールに則ってBinance側に警告を出したと思いますが、AYC/AMLをしっかりさせれば済む話だったのでは。
日本に呆れた。
このブログを書いている人

@マナです。貯金1000万円で2017年から仮想通貨(暗号通貨)売買を開始。座右の銘「外そう、自分のリミッター」。