@マナです。
新進気鋭の仮想通貨取引所Binance(バイナンス)が、分散型取引所の構築を発表、「Binance Chain」を開発する声明を出しました。
BinanceCoin(BNB)は独自ブロックチェーンにアップグレード
分散型取引所構築は、バイナス独自のブロックチェーンであるBinance Chain上で動作することになるようです。
Binance(バイナンス)は現在取引所独自のトークンであるBinanceCoin(BNB)を発行していますが、これを保有していれば取引所の取引手数料が半額になるメリットがあります。現在はイーサリアム上で動作しているERC-20トークン。
ですので、Binance Chain上で分散型取引所として動作していくようになるのであれば、おそらくBNBはERC-20トークンホルダーと同数、BinanceChain上の独自仮想通貨として利用できるようになると思われます。
ERC-20の方は使い道が無くなるのか、などの情報はまだ公開されていませんが、わずか1年ちょっとで世界一の仮想通貨取引所が分散型取引所(DEX)を立ち上げることは、インパクトが大きい。
このニュース発表後、BNBトークンも約20%値上りしています。
世界的に分散型取引所移行の流れへ
2018年以降、仮想通貨取引所は分散型取引所(DEX)へシフトしつつあります。大手取引所も現在開発中ですが、そのうちどこも分散型取引所の運営が主流になるでしょう。
分散型取引所の場合は、システムダウンのリスクを大幅に減らすことができます。ユーザーが持っているウォレットを直接連携して売買する事が可能になるので、従来の取引所のようにハッキングされて倒産する可能性も低くなります。
現在は分散型取引所のプログラムをPCにダウンロード&インストールして、ローカル上でも第三者と仮想通貨取引を行うことができるものもあります。
実際に使ってみれば分かると思いますが、管理がとても楽で安全です。取引所に預けておいて「盗まれたらどうしよう」という心配も減ります。
ですが、分散型取引所で取引出来るのは基本的に仮想通貨同士となります。ドルや日本円と仮想通貨では取引できませんので、Zaif(ザイフ)、bitbank、GMOコインといった形態の取引所も残ることになりますが、出来高の大半は簡単で安全な分散型取引所に流れていくと思われるため、中央集権型の取引所はこれから淘汰されていくと思われます。
ではでは。
このブログを書いている人

@マナです。貯金1000万円で2017年から仮想通貨(暗号通貨)売買を開始。座右の銘「外そう、自分のリミッター」。