※このエントリーは対応通貨が一気に増加する予定になったので追記して再更新しています。
@マナです。
Satoshi labが2017年末頃に新しいハードウェアウォレット「TREZOR T」を発表、プレオーダー受付していたので買ってみました。
プレオーダーでも2万円以上したのでかなり高い。
なお、購入した理由は「NEM対応するから」と発表されたことだったんですが、結局従来モデルでもファームウェアアップデートすれば対応される事になったので、今となっては後悔した買い物。
せっかくなので、ブログのネタに使わせて頂きます。
TREZOR Tを開封してみる
ニューモデルではTREZOR定番の超強力封印シールが箱に見当たらない。手抜きか?と思いきや、
USB接続口に封印シールがされてました。
うん、なんか嫌な予感がするな・・・と思ってシールを剝すと、
やっぱりこうなったww
ベタベタして気持ち悪いうえに、爪でひっかいても剝した跡が取れない。さすがっす。
USBはTYPE-C、その他同梱物
USBケーブルは同梱されていますが、TYPE-Cに切り替わっている点にご注意。
同梱物は従来モデルにも入っている説明書、リカバリーシードのフォーマット、何に使うか分からないマグネット。
あとは、絶対使わないだろうと思いながら持っているTREZORステッカー。
こんなの貼ってたら「俺は仮想通貨持ってるぜ」とアピールするようなものだ。勇気がある人はノートPCなんかに貼ってみよう。
【追記】TREZOR Tの特徴と従来モデルとの違い
ニューモデルのTREZOR Tは、2018年6月1日に対応通貨増加がアナウンスされました。
XRP、Monero、Stellar、Liskなども保管対応するようです。従来から販売されているモデル「Trezor One」ではこれらの通貨は対応されません。
その他の違いについては以下。
- カラーでタッチパネルになった
- リカバリーシードが12語になった
- 本体が大きくなった
- PINに「0」が増えた
- 値段が1万円くらい高い
- 接続がUSB-Cケーブルになった
これだけです。対応通貨の増加以外に大きな違いはありません。
BTC、BCH、LTC、ETH、ETC、DASH、ZCASH、MONA、XEM、BTG、ERC-20トークンは両機種で保管可能です。
タッチパネルでスワイプできたり、トランザクションのconfirmは押しっぱなしでゲージを満タンにする必要があるなどの小細工が施されているが、革新的な違いはまったくない。
LedgerNanoSとTREZORの違い
余談ですが、LedgerNanoSとTREZORの違いを書いておきます。
LedgerNanoSは1台で現在30種類くらいの通貨に対応していますが、管理する種類が多くなるほど端末の台数やリカバリーシードを増やす必要があります。今は1台で約10種類前後の仮想通貨保管に対応できるようになりました。
TREZORは1台で対応通貨は全てを管理できるし、バグがとっても少ない。LedgerNanoSはトランザクションが突然ゼロ表示になったりするバグが発生するので、今まで何度も冷や汗かかされました。ですがTREZORさんではこういうことは1度も発生したことがありません。
当ブログにもトラブル報告が多いのはLedgerNanoSですが、たぶんXRP保管に対応しているからでしょうね。
Ledger社のマーケティング担当者が「日本からの注文が多いよ~。」と言ってました。
さいごに
ということで、ニューモデルのTREZOR Tは特に買わなくてOK。従来モデルで十分です。
対応通貨が一気に増えるので、購入を検討しても良いハードウェアウォレットになったと思います。
TREZORはLedgerNanoSのようにバグが少ないので、安心して使える点が気に入ってます。
ただし、従来モデルのTrezorOneが1台1.1万円、ニューモデルTrezorTは1台約2万円とかなり高額。XRP対応するとはいえ、それなら1台1万円以下のLedgerNanoSを追加で1台買うのも良いんじゃない?と思いました。
以上、ご参考頂ければ幸いです。
(TREZORを海外公式サイトで直接注文する方法は、こちらのページで解説しています)
(Ledger Nano S海外公式サイトからの購入方法はこちらのページで解説しています。)
このブログを書いている人

@マナです。貯金1000万円で2017年から仮想通貨(暗号通貨)売買を開始。座右の銘「外そう、自分のリミッター」。