@マナです。
今日ようやく確定申告書を提出して参りました。
覚悟はしていたのですが、所得税・消費税支払いと来年請求される個人事業税・住民税・国民健康保険税も合わせれば、2017年に稼いだお金の60%以上が税金で吹っ飛んでいきます。
手元に残るのは利益の40%未満。累進課税恐ろしや。
こんだけ税金で引かれると「日本いやだーーー!日本から脱出したいーー!」と思うわけですが、他の国の税金はどうなのか気になったので調べてみた。
日本・イギリス・ドイツ・アメリカ・フランスの実効税率
まずは財務省のホームページに掲載されいていた「個人所得課税の実効税率の国際比較(夫婦子2人(片働き)の給与所得者)」のグラフ。
先進国の中では日本の税率はまだマシな方らしく、ドイツ・イギリスは結構えぐい。年収1000万円で徴税額は日本の2倍。
ただし、累進課税の上がり方が高所得者ほど高くなるので、最終的にはドイツを抜いて世界2位。イギリスはもっと高いですね。そしてアメリカは金持ちにやさしい国という事が分かるw
消費税(付加価値税)の比較
お次は国税庁ホームページに掲載されている消費税(付加価値税)の比較。
ヨーロッパ高い!ドイツ以外20%以上じゃん・・・。
世界一税金が高いと言われるデンマークは25%。ちなみにこの国は所得税も猛烈に高く、所得1000万円でも500万円が徴税されます。
日本だと消費税の導入は他国より遅く、ヨーロッパだと付加価値税として早くから導入されてます。一番最初に導入したのがフランスで1954年。デンマークは1967年で最初から10%、その16年後に20%に引き上げられた。さらにEU諸国だと1993年以降、15%以上にすることが決められてるようです。
日本で消費税が導入されたのは1989年のうえに最初は3%。導入直前は日本中のスーパーからトイレットペーパーが消えました。日本の消費税の歴史はまだ新しくまだ8%。これってまだかなり幸せな方なんだな。そして、将来的には20%になるのが目に見える。少子高齢化が加速しますからね。
各国の所得税・消費税の実効税率を総合してみると、ドイツ・フランス・イギリスはかなり高いことが分かりました。
それでも沢山の人が生活してることを考えると、高い税金払ってても生きられるんだな・・。そうさ、生活レベル落とせばいいのさ・・。日本はまだまだ贅沢なのさ・・。
各国の幸福度
ちょっと待てよ。生きていくうえで一番たいせつなのは幸福度だということに気付いた。お金が無くても徴税額が高くても、精神的に満たされてれば人間はそれで良いのだ。
ということで各国の幸福度ランキングを調べたところ、国連が155カ国ランキングをリサーチしていました。
税金が世界一高い国デンマークは幸福度ランキング2位。この国は教育費が大学まで無料、介護・医療も基本無料だから老後資金もそんなに必要無いらしい。そりゃ幸せに感じるよね。
他の国は・・・アメリカ、ドイツ、イギリスもランキングでは幸福度が高い方ですな。税金が安いシンガポールは26位。
あれれ、日本がいないね。
・・・いた。
日本の幸福度は51位。
先進国の中でも幸福度最下位ですやん。(いや、もはや後進国と言っていいかもしれない。)
日本は税金がそこそこ高いのだが、働き世代にとっては老後のお先は真っ暗。健康保険税・介護保険税が年々高騰し、老人たちの年金の受給は下がり、おまけにデフレから脱却できず。どうでもいい下らない問題で盛り上がる国会。
おそらく今後は消費税と所得税をさらに上げて年金財源を確保するんじゃないかと思いますが、同時に無駄な箱モノ作りの為にもお金をばらまく未来が見える・・・。大半の人は今より貧しい未来を想像してるんじゃないでしょうか。そりゃ幸福度が低くなるよね。
税金を支払っても、良い使い方がされてる事がもっと実感できるようになれば嬉しいよね。正直言うと、単に搾取されてる感が強い。どうせ支払った分は自分に還元されないんでしょ、というマイナス思考がふつふつと湧いてくる・・。ダメだと思ってるんだけど、現実だから。
ちなみに中国は79位。
最下位は中央アフリカ共和国でした。
そうさ、日本はまだまだ十分幸せな方さ。先進国の中じゃ最下位だけどな。
このブログを書いている人

@マナです。貯金1000万円で2017年から仮想通貨(暗号通貨)売買を開始。座右の銘「外そう、自分のリミッター」。