NEM(XEM)決済を実店舗に導入するのに必要なもの

@マナです。

ここではNEM(XEM)決済を実店舗に導入するのに必要なものを書いておきます。

NEM(XEM)決済導入に必要なもの

  1. スマホorタブレットorPC(どれでも良い)
  2. NEMウォレットのアカウント(無料)
  3. Zaif(ザイフ)のアカウント(換金に必要)
  4. ネット環境

1.必要端末

スマホ・タブレット・PC、どれか1つあれば良い。

お客さんに支払先の請求QRコードを発行・提示ことを考えれば、タブレットがあった方が良いと思います。

タブレットの大きめの画面でQRコードを提示したほうが、お客さんにとっては見やすい。勿論、決済専用のスマートフォンでも問題はありません。

ノートパソコンでも大丈夫です。QRコードをお客さんに提示する時は、ディスプレイを見せる必要があります。

2.NEMウォレットアカウント

NEMアカウントは無料で何個も作れますが、決済導入であれば1つで十分です。

次で解説しますが、できれば後々にはマルチシグのアカウントにしておきましょう。

マルチシグとは?

マルチシグ(マルチシグネチャ)とは複数署名の意味。
NEMのマルチシグウォレット作成すると、そのアカウントに保管されているNEMをどこかに送金する際、複数人の署名確認が必要になります。

こうすることで、店長以外の第三者が独断でNEM(XEM)が外部に送金できなくなります。ただし、署名が必要な人数分のNEMウォレットアカウントが必要になります。

また、ウォレットをマルチシグ化するには、0.5XEMの手数料が必要になります。

レジ決済業務をする人が100%信用できる人物であれば、必ずしもマルチシグにする必要はありません。

NEMウォレットをマルチシグ化する方法は別ページで解説します。

3.Zaifのアカウント

仮想通貨取引所Zaif(ザイフ)のアカウントを作成しましょう。支払ってもらったNEM(XEM)を日本円に換金する際に必要になります。

口座開設は無料、簡単で、個人、法人名義で可能です。
既に個人で作成していると、個人と同じ名義・住所・電話番号では法人アカウント開設審査で通らないことがあります。

4.ネット環境

安定したネット環境は必須です。高速である必要はありませんが、しょっちゅう回線が途切れるような環境だと決済オペレーションに時間がかかってしまい、支払い時にお客さんを待たせてしまう事になるかもしれません。

回線が途切れる問題を抱えている場合は、ルーターを換えるなどしてみてください。

その他

XEMレシーバー・・日本円をNEM(XEM)換算して請求QRコードを発行できるサイト

XEMTax(β版)・・アカウントのNEMの入出金情報、その日の相場情報などを確認できるサイト。CSVダウンロード機能が使えるので、記帳・仕訳けに便利です。

このブログを書いている人

@マナです。貯金1000万円で2017年から仮想通貨(暗号通貨)売買を開始。座右の銘「外そう、自分のリミッター」。