コインベースコマースでBTC・BCH・ETH・LTC支払い受け入れを簡単にするプラットフォームを発表

@マナです。

最近はEthereumのスマートコントラクト以外で、実世界での仮想通貨決済導入に関する情報に注目しているのですが、その中で1つ良さげなニュースをご紹介。

アメリカの大手仮想通貨事業者であるCoinbase社(コインベース)が、CoinbaseCommerceでBTC・BCH・ETH・LTC支払い受け入れを簡単にするプラットフォームを発表しました。

既にShopifyと提携していて、Shopifyでネットショップを持っている人は簡単に仮想通貨決済を導入することが出来るようになります。

どういうことか具体的に解説

分かりにくいと思うので、もう少し具体的に解説します。

例えばあなたがネットショップを持っていて、「仮想通貨決済を導入したいなぁ・・・、でもどうすればいいんだろう。」と思っているとしましょう。

コインベースコマースでBTC・BCH・ETH・LTC支払い受け入れを簡単にするプラットフォームを発表

もしShopifyというネットショップ作成プラットフォームを使ってショップを作っていれば、コインベースコマースのAPIを連携させるだけで、仮想通貨決済用のボタンを作成できるようになります。

で、現在利用できるのは、BTC・BCH・ETH・LTCということです。Coinbase/GDAXで扱っている通貨がこれしかありませんからね。

ちなみにShopifyは日本でも利用でき、日本語サイトもあります。利用者どのくらいいるんでしょうね。(現時点で日本バージョンでもcoinbaseのAPIと連携できるかは分かりません)

Coinbase社とは

ちなみにCoinbaseは、アメリカの法律で定められたBitLiseceを取得している正規の仮想通貨取引所です。人口が多いニューヨークで仮想通貨事業が行えるんですな。

Bitlisenceの審査を通って営業に漕ぎつけるのは難しいとされていて、ちょっと前にはbitFlyerが取得してアメリカ30州以上で営業できるようになりました。リップル社もBitLisenceを取得しています。

広がる仮想通貨決済の導入

仮想通貨決済の導入が簡単になれば、その通貨を利用した経済圏が拡大していくので、流通・需要・供給が高まる。人々の目にも触れやすくなるので、より多くの人が興味を持つようになるので、市場参加者も増えていくと考えています。

なので、私は決済系の仮想通貨に関しては、実需拡大の期待値が高いものに注目しています。BTCは手数料が高いので、しばらくはBCHとLTCじゃないかなと。いずれXRPも加わる可能性はあるかもしれません。
BTCはLighteningNetworkがもっと発展すれば、決済通貨としてさらに機能しやすくなると思っています。

Ethereumに関しては決済用というよりは、”価値交換のためのプラットフォーム”になると考えています。
これから多くの企業がEthereum上で価値交換のアプリケーションを構築して、沢山の人がこれを利用するようになるように思っています。

その時は、知らず知らずのうちにEthereumベースのアプリを使っている事になっている日がくるかもしれません。

このブログを書いている人

@マナです。貯金1000万円で2017年から仮想通貨(暗号通貨)売買を開始。座右の銘「外そう、自分のリミッター」。