@マナです。
クラウドマイニングのGenesisマイニングで「マイニング割当」について質問が多いので、この記事で回答しておきます。
マイニング割当とは、例えばBTCマイニングを契約していた場合、マイニング報酬をBTCだけじゃなく、他の通貨で受け取る事もできるシステムです。
ここでよく勘違いするのが「ハッシュパワーを他の通貨のマイニングに振り分けているのですか?」というものですが、これは違います。
GenesisMining側が自動的に他の通貨に取引して換えてくれるだけです。ですので、割当をしてもその通貨のマイニングはしていません。マイニングするのは、あくまで契約した時の通貨です。
例えば1日のビットコインマイニング報酬が約0.01BTCで、マイニング割当を100%DASHに振り分け設定したとしましょう。
GenesisMining側では契約通りにビットコインをマイニングしますが、振り込む前にマイニングした0.01BTCをDASHにエクスチェンジして、DASHウォレットに振り込む流れです。
Monero(XMR)をLitecoin(LTC)に割り当てた実例
ということで実例。
私はGenesisマイニングMonero(XMR)のマイニングを行っていますが、初期設定だと勿論Moneroマイニングの割り当てが100%です。
いろいろ思う事があって、匿名通貨3兄弟のポジションを持つことを一旦止めることにしました。
そこで、ライトコインの将来期待値が高いと考えたので、
Moneroへの割り当てをゼロにして、Litecoinに100%振り分けました。
割り当てた次の日から、マイニング報酬はLitecoinに切り替わります。勿論、毎日ウォレットに振り込まれていますよ。
【注意1】相場より安く交換されてしまうこともある
ただしちょっと残念なのは、他の仮想通貨に割当ると、相場よりも安くなってしまっていたいことです。
Monero(XMR)を純粋にマイニングしていた時は1日約0.1XMR(約2,500円)ですが、Litecoinに割当たら1日約0.15LTC(2,400円)になっていました。
これはその日の相場によっても変動することもあるので、毎回安い相場が適用されるわけではありませんが、もしマイニングの割り当てを変更したら収益性はしっかり計算して見極めた方が良いでしょう。
場合によっては元の割り当てに戻したほうが収益性が高い事もあります。
【注意2】ウォレットのアドレスは必ず設定する
もう1つの注意点は、振り込んでもらうためのウォレットのアドレスは必ず設定しておくこと。
マイアカウント > 設定 を開いて、
ウォレットのタブを開いて、振り込んでもらうアドレスを入力してください。
これをやっていないことで、Pendingにならず単に振込されないケースもあるようです。勿体ないので、割当変更する前には必ずやっておきましょう。
【注意3】マイニング日と正味ペイアウトの数値は正確ではない
「ペイアウト」からマイニング日・対象通貨・マイニング量・送信先ウォレットアドレス・取引ハッシュを確認することができますが、情報が正確じゃないことがあります。
特に日付けは結構ズレがありますし、GenesisMiningの管理画面では振込無しになっていても、ウォレットには振り込まれていることが多々あります。
確定申告のための仕訳けでは、ウォレットに振り込まれた時の相場で計上しますので、基本的にはウォレットの方を見ればOKです。
Pendingが貯まってた分がドカッと一気に振り込まれることもありますよ。
以上、GenesisMiningの”マイニング割当”と注意点でした。
昨年末に申し込んだビットコイン永久マイニングは、2018年2月28日から開始なので楽しみにしています。場合によってはこれも割当変更してビットコインキャッシュ(BCH)にするかもしれません。
現在募集中なのはZcashとEthereumマイニングです。Ethereumマイニングは2018年中にPoSに切り替わる予定ですのでお勧めしません。
ではでは。
このブログを書いている人

@マナです。貯金1000万円で2017年から仮想通貨(暗号通貨)売買を開始。座右の銘「外そう、自分のリミッター」。