@マナです。
相変わらず仮想通貨市場がぼやっとしていますが、そんな中ちょっと興味深いニュースが出ていました。
CoinTextがBCH(ビットコインキャッシュ)をSMSで送受信するウォレットを発表。
通常、仮想通貨の送受信はインターネット環境が必要ですが、SMSで送受信できるので携帯電話の回線が通じていれば良いというものです。
CoinTextの公式ツイッターで公開していた送金の流れGIF画像↑。送受信方法はTwitterのチップボットに近いものです。電話番号と送金量を指定するだけ。
中国で用いられている電子決済手段アリペイは、銀行口座に紐づいていて電話番号でお金の入出金ができますが、CoinTextもそれにちょっと近いものでしょうか。
DepositもSMS上で行います。
銀行口座を持って無い国の人にとっては、利便性がある決済手段になるかもしれません。例えばアフリカだと携帯電話を持っている人は多いのですが、銀行口座を持っていない人が多い。銀行の支店自体が少ないうえに、口座開設には身分証なども必要。
「ビットコインキャッシュが本当のビットコインだ」とポジトークしているBitcoin.comのロジャー氏が、ちょっと前に「アフリカで大きな計画がある」と話していましたが、CoinTextを使ったアフリカでの展開でしょうか。事実が分かるまではなんとも言えませんね。
CoinTextがどういう技術で行われているかの詳細公開が待たれます。公式サイトのアドレスも公開されていますが、まだ「Coming Soon」の状態でした。
「HandCash」も登場
また、2017年末にはhandcashも発表されていました。
スマホ同士を近づけてアドレスの入力不要でビットコインキャッシュを送受信し合うアプリです。
handcash公式ツイッターが送受信の様子を公開していました。
This is HandCash. pic.twitter.com/W0nmHXdCNr
— HandCash (@handcashapp) 2017年12月19日
スマホ同士を近づけるということは、NFC対応のスマートフォンが必要なのかな。これも詳細が公開されていないのでまだ分かりません。
公式サイトを見ると、「ビットコインキャッシュを基盤とする」とあります。
ビットコインキャッシュの今後
昨年秋頃から「ビットコインキャッシュ(BCH)がビットコインの代わりに決済手段として台頭していくのでは」と注目していますが、着々と関連アプリや技術が登場してきています。
インドの取引所もBCH基軸を採用し始めましたし、2018年は5月と11月にハードフォークを控えています。ビットコイン決済を止めてBCH決済に変更する店舗も増加中で、先週はP2PマーケットプレイスのOpenBazzaarがBCH決済に切り替えました。
実際に使ってみれば分かると思いますが、結構便利です。トランザクションも比較的すぐに反映されます。今はBitcoin.comウォレットを使う人が増えていますが、このウォレット同士であれば1秒くらいでトランザクションが反映されますしね。送金手数料も1円以下。うなぎの川昌さんに行ったらBCH決済で美味しいうなぎを沢山食べようと思います。
ですが私がちょっと気になっているのは、ビットコインキャッシュのビッグブロック派とビットコインのコア派の対立。
ビッグブロック派はなぜかビットコインコア派の印象を落とそうとする批判が目立つんですよねぇ・・。見ててちょっと痛い。コア派の人たちがよく行っている印象操作発言も「え??何それ?」と思う事も多々あるので、どっちもどっちなんですが。
私にとっては面白くて便利になるのであれば、それで良いですよ。
だけど今週はさっぱりやる気が起きない週でした。市場もお休み間満載につき、私のモチベーションもお休み。昨年末から1月にかけて盛り上がっていた反動のせいか、今気持ちがダルダルです。
コインチェックさんが2月13日から日本円の出金再開になりますが、ここで市場もそれなりに動くでしょう。
ではでは。
このブログを書いている人

@マナです。貯金1000万円で2017年から仮想通貨(暗号通貨)売買を開始。座右の銘「外そう、自分のリミッター」。