NEMの値上がりとリスク

@マナです。

コインチェックさんの盗難事件で仮想通貨市場に恐怖が蔓延した結果、NEMが60円台になりました。1月中旬には240円まで高騰したことを考えると大分下がりましたが、

2015年のNEM相場

2015年は1XEM=0.015円くらい。やっすいですねぇ・・。この時に2千万XEM買い集めたという人を前に知りましたが、それでも30万円。

2017年2月のNEM価格

去年の今頃は1XEM=0.416円。1年間でよくここまで高騰したものです。

なぜNEMが値上がりしたか

さて・・、どうしてNEMがこれだけ値上がりしたのでしょうか。
私が考える値上り理由を書きだしてみます。


  1. NEMは日本語の情報が多かった
  2. 仮想通貨は簡単に購入でき、値上がりが期待できることで日本人のタンス預金が一気に引っ張り出された
  3. テックビューロ運営のZaif(ザイフ)取引所がNEMを日本円で購入できるようにした
  4. 初心者でも簡単に買えるコインチェック社もNEMを取り扱った
  5. NEMで訴求したアフィリエイトブログ記事が爆発的に増えた
  6. 割と早い時期からNEMコミュニティが存在し、口コミで広がった

 

うん・・・実需面が理由での買いがありませんね・・・。つまり大部分は「多くの人が話題にしてるから」「検索すれば日本語の情報があり、期待できそうな気がするから」という”雰囲気買い”と”口コミ買い”なんだろうな。

昨日のエントリーでも書きましたが、NEMのブロックチェーンは1分間120トランザクション処理できるのに、トランザクションデータが0(ゼロ)のブロックが頻繁に発生するところから判断して、現状ではまともに使われていません。

実需が無いのに「仮想通貨元年」といキャッチコピーのもと、期待値だけでここまで値上がりするんだから大したものです。それを言えば他の通貨プロジェクトも雰囲気と期待値だけで買われてるものばかりなんですが。

今は投機感覚(ギャンブル感覚)で買ってる人が大部分でしょう。将来的に実需が伴えば、実際に利用する目的で保有する人が大部分を占めるわけです。その時が現実的な価値となり、今の仮想通貨の価値は、ほとんどが幻みたいなものだと思います。

フィアット(法定通貨)を増やす目的で買ってる人も多いでしょうから、ある程度の利益が出ていて保有している仮想通貨を使わない人達は仮想通貨を売っていくわけで・・。全ての仮想通貨がこんな感じ。そう考えると、仮想通貨はまだまだ始まったばかりだと思います。これからどうなっていくんでしょうね。

NEMの今後のリスク

さて、そんな投機ワールドの仮想通貨ですが、NEMのリスクを考えてみましょうか。

スーパーノード報酬の枯渇問題はそうでもないと思ってる

直近でリスクと思われているものはスーパーノード報酬(SN報酬)の枯渇。

どこかのブロガーさんが「SN解体リスクがあるからNEMに投資しない」と書いてましたが、あれを見て「うわ、怖い」と思われたでしょう。これについてちょっと考えてみます。

NEMネットワークの拠点を増やす為に、NEM財団が「300万XEM以上の保有者はスーパーノード(SN)を立てられるようにしました。SNを立てた人には報酬として、1日300XEM前後を配布する」という取り組みを行っています。今1XEM=66円だから、ノード立ててるだけで日収19,400円、月収約60万円。ウハウハでしょこれ・・。

で、この財源はNEM財団のお財布から出ているんですな。財源は約2億XEMで、当然いつかは枯渇する。2020年夏頃に枯渇予定となっていますが、SNが増えているので早ければ2020年初頭です。

SN報酬が枯渇した後は、トランザクション手数料の一部をSN報酬として支払う仕組みに切り替わる。ですが、2018年2月の段階ではトランザクションがスカスカで実需がさっぱり無い状態。SN報酬枯渇するまでにトランザクションがパンパンに使われるくらいまで実需を獲得しなければ、


 
スーパーノード保持者「SN報酬無くなるのか。じゃぁもうSN解体してNEM売るか。十分稼いだしな!」


 
となるわけです。私でも同じこと考えますよ。他の期待値高い仮想通貨に乗換え・分散すると思う。

ここで人は「うわっ、じゃぁSN報酬枯渇すればNEM投げ売られて暴落するじゃん」と思うでしょう。でも、ちょっと考えてみましょう。

スーパーノードは現在560ほどある。1スーパーノードが300万XEMだとすれば、「560 × 300万XEM = 16.8億XEM」

NEMの全発行量は90億XEMだから、16.8億XEMはこの18.6%にあたるわけだ。また、SN保持者全員が突然SN解体することも考えにくいし、全てを売るかもわからない。実際は8億XEMくらいで売りが止まるかもね。そうなればSN解体による売りは全発行量の9.3%くらいだから、SN報酬枯渇してNEMが売られたとしても、突然相場が半額になることも考えにくい。ま、皮算用ですけどね。

2018年1月中旬のバブル最高潮期の240円から現在の66円までの下落と比べると、今回の暴落の方が凄いだろー!と。

ということで、スーパーノード報酬枯渇リスクはそんなに大事ではない、個人的には思ってます。

他のリスク

私は日本人の「飽き」と、テックビューロ社の倒産がNEM最大のリスクだと思ってますよ。今はコミュニティが拡大して発展していますが、これはNEMを応援しようと立ち上がった人が継続して行動してくれているからです。この人達が飽きてしまって情報発信をしなくなったら、どんどん衰退していっちゃいますからね。

もう一つはテックビューロ社の倒産リスク。なんだかんだでNEMと結びつきは深いですから。バナーでもNEMをアピールしていますしね。おまけに4億XEMくらい保持しています。この会社が無くなったらNEMはSN報酬枯渇どころじゃない、結構なダメージ食らうと思いますよ。

NEMの相場は日本人保有者で成り立ってる部分が大きいので、日本からNEM推しの火が消えることのリスクが大きいのです・・。

そうならないように、これからどんどん実需に発展させる必要があると思うんですな。実需面が充実すれば、日本人の飽きリスクや倒産リスクにも耐えられる。

と言っても、自分に何が出来るか・・・って考えると、今はとりあえずブログ書く事しか思いつかないんですよね。私はよく分からないんですが、コード書ける人は「NEMはイーサリアムより使いやすい。こんなに簡単でいいの?」って言ってるのを聞いたことがあります。

ではでは。

このブログを書いている人

@マナです。貯金1000万円で2017年から仮想通貨(暗号通貨)売買を開始。座右の銘「外そう、自分のリミッター」。