どーも、@マナです。
ビットコインキャッシュの使用ブロック伝播速度を10倍にする”Graphene“が提案されたようです。
Gavin AndresenらがBCHの使用ブロック容量を『10%』に圧縮する新技術“Graphene”を提案。
実現すると8MBのBCHブロックサイズは80MBと同じになるそうです(`・ω´・)
5月にHFして32MBになった際には、実質320MBですね…😎 https://t.co/a1W8lhZ3bb— 雨弓(Ameyumi) (@rain_vc) 2018年1月20日
↑正しくは圧縮ではなく伝播速度を10倍速くする技術のようです。
2017年11月6日にBTCNで「グラフェンブロック伝播技術が10倍効率的であると主張」とニュースされていたことを見ると、前から提案されていた技術だったらしい。ですが、ビットコインコア派からの批判も出ているようで、去年いろいろ議論されているらしい。
↑私が見ても意味がほとんど分かりませんが、ビットコイン開発者達はこうやって議論しあって開発を進めているということですな。
ビットコインキャッシュのネットワーク伝播の問題
ビットコインキャッシュ(BCH)はブロックサイズを拡大していくことで、より多くのトランザクション(取引)処理をこなしていく仕様です。
現在の仕様は8MBブロックで、ハードフォーク無しで32MBまで拡張できます。1GBブロックのテストも行っていて、さらに1テラバイトブロックの開発のために5億円ほど出資を受けているとのこと。
ビットコインキャッシュであれば入出金取引数が増えても、低い手数料と速い送金が維持てきることを目指しています。
ただ問題になりそうなのは、ブロックサイズが大きくなると、そのブロックデータを送受信する回線です。ブロックサイズが大きくなるほど、それだけ高速回線が必要。
個人の回線でノードを立てることが難しくなって、事業者同士で専用の高速回線でつなぎ合う必要が出てきます。それでもうまくネットワークが維持できるのかは未知で、現在実験段階。
ですが、もし今回提案されたGrapheneがビットコインキャッシュに上手く機能できるのであれば、ネットワーク伝播の解決策の一つになる可能性はあります。ブロックの伝播速度向上、圧縮、展開、検証の時間などいろいろ気になるところです。
おそらく、今後新しい技術が開発されてビッグブロックでのネットワーク伝播が正常に機能するような方向で進めていくのではないかと考えています。
ビットコインはライトニングネットワークの開発で送金詰まりを解決しようと取り組んでいます。
両者がどのように進んでいくのか、今後も注目したいと思います。
このブログを書いている人

@マナです。貯金1000万円で2017年から仮想通貨(暗号通貨)売買を開始。座右の銘「外そう、自分のリミッター」。