仮想通貨のICOへの参加・トークン受取方法

こんにちは、@マナです。

最近仮想通貨市場に参加された方も多いせいか、ICOへの参加方法やトークン受取方法などの質問が多くなりました。

参加方法やトークン受取方法などの基本的な事を書いておくので、ご参考頂ければ幸いです。

ICOへの参加方法

まずICOは自分が持っている仮想通貨で支払って参加するタイプのものが殆どです。

「自分のウォレットからICOプロジェクト側が指定したアドレスに仮想通貨を送れば、そのウォレットに自動でトークンが配布されるタイプ」と、「ICOプロジェクト側がしているしたアドレスに仮想通貨を送って、後からトークン受取のアドレスを指定するタイプ」の2種類に大別されます。

例えば「XYZ」というプロジェクトがICOを行うとして、それにあなたが参加するとしましょう。

参加からトークン受け取りまでの流れは下記の通りです。

【例】「XYZ」のICO参加~トークン受取までの流れ

  1. XYZのICOの公式サイトでメールアドレスの登録
  2. KYC/AMYの確認(最近このタイプが多くなっている)
  3. プロジェクト側が支払いアドレスを提示してくる
  4. 指定されたアドレスにウォレットから仮想通貨を送る(取引所から送付はNG)
  5. トークンの受取(ウォレットにトークンが送られてくる)

1.メールアドレスの登録

まずICOの公式サイトでメールアドレスの登録。重要な案内文や進捗状況の連絡も来ます。

最近のICOではほとんど登録が必要で、パスワードを設定して支払い状況などが確認できる「マイページ」の設置があるタイプのものがあります。

個人的に注意したほうが良いと思う点は、取引所で使っているメールアドレスと同じものは使わないこと。

火葬通貨でお金が絡む登録関係のものは、基本的に全てメールアドレスは使いまわししない方が良いと思います。

2.KYC/AMYの確認

KYCとは「Know Your Customer(顧客確認)」で、名前や住所などの確認の確認作業。

AMLとは「アンチマネーロンダリング」で、「マネーロンダリングはしません」という規約宣誓作業。
AMLはプロジェクト側が用意する設問にチェックを入れるだけのものが多くなっています。

KYCが最近厳しくなってきていて、名前と住所を入力するだけでなく、パスポートの画像、銀行の残高証明書(英語)、免許証(国際免許証で英文で書かれているもの)、住民票(英訳されたもの)が必要なケースがあります。

「英訳」というのが少々面倒で、残高証明書や住民票は1週間~10日で取得できるケースが多いです。国際免許証は免許センターに行けば10分もあれば取得できるので、今後ICOに参加する予定がある場合は持っておけば何かと便利でしょう。

んで、ICOではこれらの書類をスマホやカメラで撮影した画像をプロジェクト側が容易したフォームに送信します。
しっかりしたICOだとこの確認作業が必要なケースが多くなっています。

3~4.プロジェクト側が支払いアドレスを提示、仮想通貨の送金

KYC/AMLの確認作業が終わると、プロジェクト側が「このアドレスに仮想通貨を送って」とアドレスを指定してきます。

イーサリアムで支払うタイプのものが多いですが、プロジェクトによってはNEM(XEM)、NEO、XRP、BTC、BCHなど様々です。

ここで大事なポイントは「取引所から仮想通貨をICOに送らない事、必ず外部のウォレットから送る事」です。

もし取引所から送った場合、ICOで受け取れるはずのトークンが受け取れないタイプが多くなっています。ですので、基本的には外部のウォレットから送るようにしましょう。

イーサリアムで参加するタイプのICOの場合は、MyEtherWalletやMetaMaskから送ればほぼ対応しています。稀にMyEtherWalletからの送金が対応していないICOもありますので、これはプロジェクト側の指示に従いましょう。

【関連ページ】
MyEtherWallet(マイイーサウォレット)の基本的な使い方
LedgerNanoSとMyEtherWalletを連携・管理する方法

5.トークンの受取(ウォレットにトークンが送られてくる)

最後にトークンの受取ですが、これは3つのタイプがあり、方法はプロジェクトによって違います。

トークンの受け取り方法

  1. イーサリアムを送ってICOプロジェクト側に着金と同時にトークンがウォレットに付与されるタイプ
  2. イーサリアムを送ると着金確認がメールで届き、期日になったらトークンがウォレットに付与されるタイプ
  3. 指定された仮想通貨を送って、トークンを受け取るウォレットのアドレスを後日こちらから指定するタイプ

1.イーサリアムを送ってICOプロジェクト側に着金と同時にトークンがウォレットに付与されるタイプ

このタイプのICOは楽で、イーサリアムを送れば特に何もする必要がありません。自動的にトークンが付与されます。

ただし、トークンを表示させるためのコントラクトアドレスやSYMBOLの入力を後ほどウォレットに行う必要があります。これもICO側から指示があるので、その通りにやれば問題ありません。

2.イーサリアムを送ると着金確認がメールで届き、期日になったらトークンがウォレットに付与されるタイプ

このタイプも楽ですが、トークンが付与されるまで1週間から2週間かかると、本当に届くのかドキドキします。
ICOは詐欺的なプロジェクトも多いので、送金した資産を持ち逃げされないかと心配になります。

3.指定された仮想通貨を送って、トークンを受け取るウォレットのアドレスを後日こちらから指定するタイプ

このタイプのICOは、「今回のICOプロジェクトはイーサリアムベースでERC-20トークンの配布ですが、支払い受付はイーサリアム以外(BTC、LTC、BCH、XRP、NEMなど)でも可能です」というものです。

指定されたアドレスに送ると、着金確認がメールで届きます。そして、「じゃぁトークンの受取アドレスを入力してくれ」という指示が届き、アドレスを入力します。

イーサリアムベースのプロジェクトであれば、MyEtherWalletやMetaMaskなどのイーサリアムアドレスを入力します。
ここでも、取引所のアドレス入力は絶対にNGです。取引所のアドレスを入力するとトークンは付与されず消失します。

ICOで付与されたトークンの売買

ICOに参加したからには「リターンを得たい」と思うものですが、仮想通貨取引所に上場されなければ売ることが出来ません。

最近はICO募集時点で「〇〇取引所への上場が決まっています」というプロジェクトもあり、このタイプのものは人気が高い傾向です。出口が確定していますからね。

悩ましいのは「どこかの仮想通貨取引所に上場を予定しています」と曖昧な書き方をしているICOです。ホワイトペーパーのロードマップに「予定」と記載していることが多く、ICOに仮想通貨を突っ込んだものの、取引所に上場されずに売るに売れなくて損をするケースもあります。

プロダクトが既に存在しているICOは割と安心感がある

個人的には、既にプロダクトが存在している企業や会社が行うICOは割と安心感があります。
例えば、LINEやメルカリが「ICOします」と言ったら安心ですよね。既に沢山のユーザーがいますから。

逆に、自分が全く知らないプロジェクトメンバーで「ブロックチェーンを利用してこれからこういう物を作るんですが、ICOをしてお金集めます」というICOだとどうでしょうか。

お金を集めたところで本当に作るのか?作ってるフリをしてSNSなどで進捗を報告してはいるものの、いつまで経ってもプロダクトの試験版も発表されない・・というICOが数多く存在します。

マーケティングが上手で話題性を獲得していると、こういうICOトークンでも仮想通貨取引所に上場されれば相場が高騰することもありますが、それは一時的で、長くホールドすればするほど呆れられて日に日に相場が下がっていく・・・という物も実際にあります。

ICOのコピーサイトも多い

注意しなければならないのは、ICOのコピーサイトが存在することです。

例えば「XYZ」というプロジェクトがICOを行う場合、本物のICOページとは別に、詐欺集団があURLも見た目もそっくりのコピーサイトを作るケースがあります。

コピーサイトも検索で上位表示される事があり、そのコピーサイトからICOに参加して仮想通貨を送って持ち逃げされる被害が後を絶ちません。

コピーサイトかどうかはご自身でリサーチするしかないので、検索して上位に表示されたからといって、安易に信用しない事をお勧めします。


以上、ICOへの参加方法・トークン受け取り・注意点のご紹介でした。

最近は日本の仮想通貨市場が活発ゆえ、ブロガーと協力してICOプロジェクトのミートアップで信頼性を確保しようとする動きも見られます。
それが良いのか悪いの判断も自分次第ですので、ICOには完全自己責任で手出ししてください。

大事なことなので最後にもう1度書きますが、取引所から送らないこと、受取アドレスの指定も取引所のものにしないこと。これは鉄則です。

このブログを書いている人

@マナです。貯金1000万円で2017年から仮想通貨(暗号通貨)売買を開始。座右の銘「外そう、自分のリミッター」。