こんにちは、@マナです。
リップル社がマネーグラムと提携したことがリップル社のブログで発表されていました。
リップルInsightsでは以下のように書いていますが、
顧客がより素早くかつ低コストで国際送金を実行できるように、世界最大の送金業者の一社であるMoneyGram社は送金フローにおいてXRPを活用します。
BloomBergでは、このように報じています。
ブロックチェーン(分散型デジタル台帳)を手掛けるリップルと共同で、同社の仮想通貨「XRP」の送金利用を試験するとの発表が好感された。
via:https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2018-01-11/P2EEU66KLVR401
SNSを見るとホルダーの皆さんは「XRP使われるよ!!」と言っていますが、リップル社の「活用」という書き方だと「もう正式に使われるからね」と捉えられかねない表現です。BloomBergは「試験」と報じていますが、詳細なのはどっちなんでしょう・・。「活用」という表現だと確かに使われることには違いありませんが、まだ実験段階かもしれません。
リップルのブログは、言葉の表現がポジショントーク寄りの事があり、時に注意が必要だと感じています。
過去にもアメリカの国際送金の重要な会議か何かで「重要なポジションの人ががリップルのシステムが有望で重要と主張」と書いていたんですが、その会議の公式文書記録にはこの件について全く記述されていなかったんです。
会議中の発言をリップル社が切り取ってフォーカスしただけじゃないのかという見方もありました。
そういう事もあるので、公式側の情報をそのまま鵜呑みにせず、ソースも当たると情報の正確性は高くなると思います。
マネーグラムとの提携は本当のことでしょうから、XRPを使った送金は着実に歩み始めてるので、今回の件は総じて良いニュースと言えるでしょう!
ということで、前置きが長くなりましたが本題に入ります。
マネーグラム社(MoneyGram)とは
- 国際送金ネットワークサービスを提供する会社
- アメリカテキサス州ダラスが本拠地
- ニューヨーク証券取引所に上場
- 世界に35万以上の代理店を有している
- 日本にもマネーグラム拠点は20カ所ある
- SBIレミットと提携している
- 中国はじめ、世界各国の銀行とも提携
ほとんどWikipediaに書いてる事ばかりですが、だいたいこんな感じ。
国際送金が簡単にできる
要は国際送金を簡単に、現状では割安に行うことが出来る。
ずっと前に海外在住してる日本人がマネーグラムを使った経験談を読みました。
「日本からお金を送ってもらって、それを近くのマネーグラム代理店になっているコンビニでお金を受け取ったよ。簡単で安くて早くて助かったわ~!」という内容だったと記憶しています。
海外だと「マネーグラム・キオスク」という端末を設置しているところもあるらしく、日本のコンビニATM端末のように海外に簡単に送金ができるらしい。
お金の受け取り方法ですが、送金手続きをすると8桁の番号が発行され、その番号を教えてもらう。
そして、マネーグラム代理店に行って、書類を書いて8桁の番号を書けばお金を受け取れる、という流れ。
書類を書いて代理店(銀行含む)に出向く手間がかかるようですな。
マネーグラムはモバイルウォレットも有り、これだと代理店に出向いてお金を受け取る必要は無い。このウォレットから他の決済端末に送金できるのか、そのまま決済できるの情報は掴めなかったんですが、出来たら楽でしょうね。
マネーグラムでの国際送金手数料
マネーグラムのサイトでは国際送金手数料の見積もりが簡単にできるので、早速やってみた。
10万円をアメリカに送る場合は2,300円。1万円だと1,300円でした。受け取りはドルかユーロで可能。
ショパンの国、ポーランドに10万円を送る場合も2,300円の手数料。
で、xRapidのシステムを利用してXRPを使った国際送金を行えば60%ほどコストダウンできる見込みとのことですから、単純計算では送金手数料が920円くらいになるかもしれない、ということですな。日本国内の銀行送金手数料と大差無いじゃん。さらにスピードもアップ?
そしてモバイルウォレットでそのまま実店舗などで決済できるようになれば、さらに便利になりそう。
実際に稼働するのがいつになるか分かりませんが、将来に向けての期待値は高めのニュースだと思います。
ではでは。
このブログを書いている人

@マナです。貯金1000万円で2017年から仮想通貨(暗号通貨)売買を開始。座右の銘「外そう、自分のリミッター」。