こんばんは、@マナです。
2018年になってからUSドルでビットコインを購入する量が、日本円での購入量を上回りました。
昨年から動きを追っていたのですが、2017年9月頃は日本円(JPY)が一番多くなっていたんですね。「日本が一番ビットコインを購入している」という情報は耳にしたことがある人もいらっしゃるのではないでしょうか。
USドルでのビットコイン購入量が日本円を上回った背景
なぜUSドルでのビットコイン購入量が多くなったのでしょうか。
私の推測ですが、おそらくビットコイン先物取引開始でアメリカで仮想通貨への注目が高まった事が関係していると思われます。
先物取引開始のニュースが流れた後に、アメリカ大手仮想通貨取引所のコインベースには口座開設者が殺到、1日10万人を記録した日もあるようです。そこからUSドル購入比率が高くなりはじめ、2018年になってから日本円を抜きました。
コインベース/GDAX取引所での扱い銘柄は、BTC、ETH、LTCのみです。2017年12月20日からはBCHも追加になりました。選択肢が少ないので、USドルがBTCの購入へ結びつきやすいのでしょう。
また、日本ではビットコインよりもアルトコイン購入が盛んなことも理由の一つになりそうです。XRPは20円台から400円に上昇、NEM(XEM)も20円台から200円台に上昇しました。対してビットコインの相場は下落~レンジ相場になっています。
ですが、ビットコインの出来高はそれほど大きい変化はありません。アメリカでのビットコイン購入量が増えているということでしょう。
総じて考えると、今後はアメリカ圏での仮想通貨購入が期待できるかもしれません。
国別でのビットコイン購入比率
次に、国別でのビットコイン購入比率をみてみましょう。
1位~3位はアメリカ、日本、USDTで8割を占めています。
4位以下は、韓国ウォン、ユーロ、ベトナムドンと続き、大きな国が列挙していますが、購入比率としてはまだ小さい。
つまり、今後これらの国の人々が仮想通貨の市場にさらに参入してくる可能性が考えられます。
ユーロ圏市場が参加してくれば大きな出来高が期待できるかもしれません。
おまけ:NEM(XEM)の購入状況
ここからはおまけ。NEM(XEM)は日本で人気の仮想通貨ですが、ご覧の通り、ほとんどの購入がBTCで、25%は日本円です。
NEM(XEM)が法定通貨とペアになっている取引所はZaif(ザイフ)くらいですから、これは仕方ありませんね。
出来高のほとんどはBittrexとPoloniex、HitBTCもあります。Zaif(ザイフ)の出来高は2.3%しかありませんでした。意外と少ないですね。
6位にロシアのルーブルがランクインしています。 NEM(XEM)はどういうわけかロシアで認知されているんですよ。
大部分はもちろん日本ですが、今後他の国に人気が飛び火していってくれることを願っています。
さらにおまけ:リップル社のXRPの購入状況
NEM(XEM)で話を〆ようと思ったのですが、日本だとXRPについて知りたい人も多いだろう、ということで調べてみました。
大部分はBTCで、USドルでかなり買われているようですね。韓国ウォン、ETH、ユーロでの買いもあります。
JPYが無いのは、XRPを扱うコインチェックやGMOコインは販売所形式で、海外からXRPを仕入れているからです。支払いはBTCかUSDですので、この円グラフでは実質どれだけJPYが含まれているかは分かりません。
ですが、アメリカの取引所ではXRPが上場していないことを考えると、それなりに大きい購入量であることが推測されます。
ランキングには、5位にユーロ、6位豪ドル、7位タイバール、8位インドルピー、10位はルーブル。実質JPYの順位は定かではありませんが、2位以内でしょう。
こういう情報の追い方も見ていると面白いものですよ。
ではでは。
このブログを書いている人

@マナです。貯金1000万円で2017年から仮想通貨(暗号通貨)売買を開始。座右の銘「外そう、自分のリミッター」。