おはようございます。@マナです。
2018年が始まってまだ12日しか経っていませんが、相変わらず激しい変化の世界でございます。
ここで一旦、ビットコインや仮想通貨市場に起こった事をまとめておきます。
中国マイニング規制強化?禁止?
まず、中国のマイニング規制強化の話題。ビットコインマイニングの8割が中国で行われているため、規制強化のニュースは仮想通貨市場に不安を与えました。ビットコインは基軸通貨ですからね。
SNSやニュースサイト・ブログでは「規制」「禁止」などの情報が飛び交っています。
情報の元になったのがウォールストリートジャーナル「ビットコイン、中国での「採掘」に終止符 当局が停止命令」の記事。大手有名なメディアですから、停止の情報として信じてしまうでしょう。
ブルームバーグも中国規制ネタの記事を出しています。
仮想通貨の規制強化嫌気し中国離れも
ですが、中国のメディア情報からは、マイニングの禁止ではなくマイニング企業の撤退勧告で、毎月10日に報告していくよう求めるという情報もあります。
禁止とは書いてなかったです。地方政府からマイニング企業を撤退させるように勧告していきなさいっていう通知でした。毎月10日に報告しなさいとのこと。https://t.co/YngnFByeYj
— 中国嫁リップラー@日中クロスチェーン (@jiang1ming2) 2018年1月10日
政府が一方的に禁止する勧告では無いのかもしれません。
中国の情報にも詳しい、イーサリアムジャパンを運営する@墨汁うまいさんも「禁止は勘違い」と言っています。詳しい情報は後日記事を出すとのこと。
中国のマイニングが禁止されるなどの報道があった様ですが、だいぶ勘違いされている様です。最新の情報を含めた中国のマイニング記事を出しますので少々お待ちください #ビットコイン #仮想通貨 #Bitcoin $BTC #ブロックチェーン #イーサリアム https://t.co/exZ4zxh43O
— 墨汁うまい(BlockchainUmai) (@bokujyuumai) 2018年1月11日
ですが中国のマイナーへの圧力は前からジワジワ強まってきている情報は流れてきています。
中国の大手マイニング企業は海外へ子会社を作って拠点を増やしています。BITMAINはスイスに新しい拠点を作りました。(ここでマイニングするかは分かりませんが)
BITMAINはスイス、シンガポール、イスラエルにも進出してたのか。
Bitcoin Mining Giant Bitmain Enters Switzerland after China’s Curbs https://t.co/i6NtVf3dwL
— マナ@仮想通貨/ブログ (@1000crypto) 2018年1月12日
viaBTCクラウドマイニングサービス契約中止
マイニング規制関連の情報ですが、大手マイニング企業のviaBTCのクラウドマイニングサービスの契約が今後中止されるアナウンスがありました。
理由は明らかにされてはいませんが、規制が強まっている事と関係しているのでしょうか。
【ソース】ViaBTC Announces Shutdown of Crypto Mining Contract Market
韓国では仮想通貨取引禁止する予定ない
「韓国で仮想通貨売買が禁止されるのでは?」と市場に不安が走りましたが、禁止する予定は無いとのこと。
韓国法務部の朴相基(パク・サンギ)長官の計画発言が公開されたのですが、仮想通貨規制を行う省庁は「何それ、知らない」という状況だったらしい。
そして、仮想通貨民から朴相基(パク・サンギ)長官の解雇要請が盛んに行われているとの情報です。
韓国は国民のデモの力が大きいですから、今回の市場不安の原因を作った張本人が解雇される可能性もあり。
なお、韓国のビットコイン価格は相変わらず高く、200万円を維持しています。
【ソース】韓国大統領府「仮想通貨取引禁止する予定ない」混乱引き起こした法相解雇の請願書集まる
BTCアフリカ需要拡大
Bitcoin.comの記事ですが、アフリカでビットコインの需要が拡大していると報じていました。
【ソース】Bitcoin Adoption Continues to Thrive Within Africa’s Borders
ジンバブエの仮想通貨取引所の仮想通貨相場は世界一高いです。出来高が少ないので、本当なのかどうなのかは不明ですが、ビットコインキャッシュを推しているロジャーが「1月中にビットコインキャッシュについて大きな出来事がある」「アフリカで大きな計画がある」とツイートしています。
Bitcoin.comのCEOがロジャーであることも考えると、アフリカでの計画の伏線のようにも思えます。彼は「ビットコインキャッシュがビットコイン」と言っていますしね。
blockexplorer.comがビットコインキャッシュのブロックをサポート
ビットコインキャッシュネタが出たのでついでに。blockexplorer.comがビットコインキャッシュのブロックをサポートすると発表。
blockexplorer.comのサイトを開くと、↑このような声明文が表示されます。
今後は「 $BCH をビットコインとし、、 $BTC はBitcoin Legacy」として扱う。サイトのブロックデータもBCHに変更するという、かなり強引な内容でした。
↑ビットコインの現在のブロックとハッシュが表示されるサイトで結構有名。もっと有名なのはblockchain.comですが、こちらは従来通りです。
決済をBCHに換えるところも増えてきていて、実用的な方をサポートするという方向にシフトする動きも見られます。
ウォーレンバフェット「暗号通貨は悪い結末になることを確信している」
これもいろんなメディアで取り上げられてましたね。
私の考えでは、仮想通貨は1400種類もあるので1000種類以上は消えると思っていますが、アマゾンやフェイスブックのように限られたものだけは伸びて大きく成長すると予測しています。
中でもイーサリアムは生き残る通貨プロジェクトの1つだと思っています。
【ソース】Buffett on cryptocurrencies: ‘I can say almost with certainty that they will come to a bad ending’
マイクロソフトでBTC使用不可・・からの即再開!
マイクロソフトがビットコインでの支払い停止のニュースが流れていました。
Microsoft No Longer Accepts Bitcoin, Customer Support Confirms
・・が、すぐに再開したようです。
Microsoft Resumes Bitcoin Payments After Halt Over ‘Instability’
一時停止の理由は明らかにされていませんが、手数料高騰の問題とボラリティの大きさの問題では?と書いています。
bitpandaでビットコインキャッシュ取り扱い開始、郵便局で購入可能
オーストリア郵便局ではBitpandaという仮想通貨事業者と提携していて、ビットコイン・イーサリアム・DASH・ライトコインを購入できる体制です。
国内の400以上の郵便局と約1300の郵便パートナーで購入可能。
2018年1月からはビットコインキャッシュも購入できるうようになったとのこと。公式ブログでアナウンスされていました。
なお、Segwit2×のハードフォークが中止になったことでBCH需要が拡大し、ウォレットもBCHをサポートする体制が整っているとのこと。
【ソース】Bitcoin Cash receives full integration on Bitpanda
ケンタッキーフライドチキンカナダでビットコイン支払い受付
KFC Canada presents The #Bitcoin Bucket. Sure, we don’t know exactly what Bitcoins are, or how they work, but that shouldn’t come between you and some finger lickin’ good chicken. https://t.co/2OKuCHk5Hb pic.twitter.com/UwaduB8toi
— KFC Canada (@kfc_canada) 2018年1月11日
カナダのみですがKFCでビットコイン支払い受付になったそうです。
【ソース】The ‘Bitcoin Bucket’: KFC Canada Accepts Bitcoin for Fried Chicken
ビットコインETF申請取り下げ
ニューヨーク証券取引所が年明け早々ビットコインETFの立ち上げ申請のニュースでビットコインの期待買いが起こりましたが、結果は申請を撤回しました。
【ソース】米ファンド2社、ビットコインETFの申請撤回 SECの懸念で
どこかで見かけたのですが、一応ビットコインのETFは既にいくつか存在しているらしいです。ソースが無くてごめんなさい。
イスラエル中央銀行、通貨としてのBitcoinの認識を拒否
起業大国イスラエルでは中央銀行が「Bitcoinなどの仮想通貨は、通貨や外貨の法的定義に合致しない」として通貨や外貨として認識しない姿勢を見せているようです。
また、テルアビフ証券取引所に仮想通貨企業の上場禁止を提案するなど、何かと風当たりが強い模様。
基本的に政府管轄の銀行は仮想通貨を嫌うでしょうね。
【ソース】Israel Central Bank Refuses to Recognize Bitcoin as a Currency
ウクライナはビットコイン記載、国独自の仮想通貨発行検討
「ウクライナ当局は、主要な政府の監視機関、当局、中央銀行からなるワーキンググループを結成し、暗号侵害セクターの「包括的な規制」を導入した。」とあります。
政府がコントロールしたい国だと仮想通貨規制が目立ちますね。日本は税金が高いですが、仮想通貨取引が認められている点ではありがたいと言えますな。
なおロシアでは国の承認を受けた取引所での売買は合法とする法案を作成中とのこと。
【ソース】Ukraine Will Regulate Bitcoin, Considers Issuing State Cryptocurrency
ビットコインの今後
ビットコインの今後の展望について、クロスチェーン・アトミックスワップ、ライトニングネットワーク、RSK、Lumino、LTCPの概要がざっくり解説されている記事を見つけました。
A Survey Of Second Layer Solutions For Blockchain Scaling, Part 1
ビットコインは現状だと送金詰まりの慢性化で決済や送金では使い物になりません。この状況を解決すべく、いろんな解決策が開発されていますので、興味がある人はチェックしておくと良いと思います。
リップルがマネーグラムと提携
昨日の記事で書きましたが、リップル社がマネーグラムと提携して、XRP送金実験を開始するそうです。
海外ニュースでも沢山取り上げられていたので、大きな出来事なのでしょう。相場も15%ほど上がりました。
マネーグラムの株価も少し上昇しました。ここ10年ほど低迷しているようですが、国際送金市場で開花するきかっけになるでしょうか。
日本国内の仮想通貨市場関係
SBIさんは仮想通貨事業を日に日に拡大させています。格付け、ICO、マイニング、国際送金などなど・・・来年あたり一気に噴き上がるような気もします。
メルカリが仮想通貨を発行するのではなく、ビットコインなどの仮想通貨で支払い可能にするとのこと。
また、子会社のメルペイは今後金融事業に進出していくそうです。
「ビットコインなどの仮想通貨を自社の電子マネーに組み込むことなどにより」と書いているので、既に流通している仮想通貨を利用すると思われます。噂ではアレを使うとのことですが、真相はいかに。
フィスコさん、仮想通貨事業でどんどん拡大していますね。ファンドを作るということは、まだ仮想通貨市場が拡大していくことを予見しているのでしょう。
さらに、「フィスコ仮想通貨取引所とネクスグループが業務提携契約を締結~仮想通貨向けのAIトレーディングシステム開発分野で協力へ~」というニュースも1月12日に報じられています。
【全文和訳掲載】マーク・ザッカーバーグ「仮想通貨は権力を人々の手に戻す、フェイスブックでの活用方法探る」新年の抱負で言及
フェイスブックのCEO、マークザッカーバーグが仮想通貨に乗り出すかもしれませんね。学習していくそうです。フェイスブックが参入したら凄い事になりそうです。
フィルム事業で破綻したKodak社がICO。写真事業でのICOで、既にプライベートプレセールは終了しているとのこと。メジャーな企業のICOだけに、期待値が高そうですね。すみません、これ国内じゃなくてアメリカでした。
ぐるなび、ビットコイン決済支援 20年までに
POSレジでビットコイン決済機能を加えるそうです。2020年までって、仮想通貨市場においてはかなり先の話ですね。
ぐるなびへのビットコイン決済サービス提供のお知らせ
bitFlyerと提携しているようですので、利用できるウォレットもビットフライヤーのアプリのみになるでしょう。そうしないと送金手数料の方が飲食代より高くつくことになりますので・・。
以上、こんなところでしょうか。
いつもながら変化のスピードが速いです。まだ1月、これからまだまだいろんな事が起こるでしょう。
それでは良い週末をお過ごしください。私はちょっと休もうと思います。
このブログを書いている人

@マナです。貯金1000万円で2017年から仮想通貨(暗号通貨)売買を開始。座右の銘「外そう、自分のリミッター」。