ビットコイン・ビットコインキャッシュ・ライトコインの送金手数料比較

こんにちは、@マナです。

トランザクション(取引)詰まりで問題になっているビットコインですが、興味本位でビットコイン・ビットコインキャッシュ・ライトコインの3種類の現時点の送金手数料を比較していみました。

この3種類を選んだ理由は、この先1年ほど、どの通貨が利便性が有る決済通貨として見られるのか?の予測を立てる為です。

送金手数料比較

ビットコインの送金手数料

まずは王者ビットコインの送金手数料。昨日~今日の時点で20万件ほどのトランザクション詰まりの状態です。

ビットコインの送金手数料レガシーアドレス

Legacyアドレス(「1」から始まるアドレス)では1送金あたりノーマル手数料モードでも3,500円前後。
ウォレット上では承認時間が1時間と表示されていますが、だいたい30分くらいで届きます。遅いと1時間以上かかりますが。

なお、エコノミーモードでも1送金2500円くらいで、手数料をケチったら着金(承認)までの時間は実際には4時間でした。うん、辛いね。

ビットコインの送金手数料Segwitアドレス

ではビットコインのSegwitアドレスを使った場合はどうか。レガシーアドレスよりは安く1送金2,700円前後

Segwitを利用した場合、カスタム手数料モードにして100~200sat(約500円前後)でも着金はしますが、4時間~6時間かかります。急いでない場合にはこの方法を利用したいところですが、どのみち手数料が高い。

トランザクション詰まりが解消されればSegwitを使ってノーマルでも数百円で収まりますが、市場が拡大していったら詰まりが慢性化していくでしょう。

ビットコインキャッシュの送金手数料

ビットコインキャッシュの送金手数料

ビットコインキャッシュの送金手数料は、1送金あたり0.73円(ウォレット間送金の場合)。安いなぁ・・。

承認時間も20分以内となっていますが、ビットコインキャッシュはたまにブロックの進み具合が不安定で1時間かかることもあります。最近見ている限りでは大分安定はしているようですが。

トランザクション量を増やしてもブロックサイズを拡大すれば理論上は1円以下の手数料をキープ出来るらしい。

ただ、ブロックサイズが1GBとか、超巨大になったらそれはそれで問題も出てくることが予想されるそうですが、現在8MBサイズのブロックでも余裕がある模様。

ライトコインの手数料

ライトコインの送金手数料Legacy

ライトコインの送金手数料Segwit

ライトコインもSegwitがアクティベートされていますが、LedgerNanoSから送る場合は手数料は両方とも1送金あたり31.54円。

何度か送金を試してみたところ、承認時間は公式上では2.5分となっていますが、私がテストした際は5分の時もあります。まぁ平均すると2~3分ですね。

ライトコインのブロック進み具合

ブロックの進み具合も確かにビットコインより速いのですが、たまに4~5分マイニングされていないこともありました。予定通りにブロックが進まないことはBTC、BCHでも起こります。

送金手数料比較まとめ

  • ビットコイン(レガシー)・・・3,500円前後
  • ビットコイン(Segwit)・・・2,500円前後
  • ビットコインキャッシュ・・・0.73円
  • ライトコイン・・・31.54円

う~ん。なるほど。ライトコインの意義が大分薄れるような気がします・・。ゼロ承認であればBCHもLTCも着金確認速度はほとんど変わりませんしね・・。

これを見てどう判断するかは皆さまご自由に。

ちなみにDAG方式を用いたGBYTEやXRPも送金手数料は安く、承認スピードも速いです。

ですが、そもそもGBYTEは保有者や取引所も大分限られています。エアドロップで手にしたビットコイナーが認知を高めようとしている光景を最近見かけます。

XRPはブロックチェーンを利用していないことから、基軸通貨としての採用は直近1年~2年を考えると難しいと判断します。決済通貨としての利用は、個人的には便利だと思いますが、仮想通貨市場がそう判断しない雰囲気を感じています。また、リップル社の戦略が今のところは「ブリッジ通貨として国際間送金」のようですし。リップル社が提唱しているIoVの実現は大分先の話になるでしょう。

ではでは。

おっ、メリークリスマス!ですね。スマホの見過ぎはご注意を。

このブログを書いている人

@マナです。貯金1000万円で2017年から仮想通貨(暗号通貨)売買を開始。座右の銘「外そう、自分のリミッター」。