こんにちは、@マナです。
ビットコインキャッシュ(BCH)が高騰していますが、この理由はアメリカ最大の仮想通貨取引所CoinbaseとGDAXでビットコインキャッシュの取り扱いが早まったからと思われます。
Buy, sell, send and receive Bitcoin Cash on Coinbase https://t.co/lL3FPEzBrJ
— Coinbase (@coinbase) 2017年12月20日
$BCH: Bitcoin Cash trading is now live on GDAX!https://t.co/4XARtIb1TX
— GDAX (@GDAX) 2017年12月20日
元々、「2018年1月1日までにサポートする」とアナウンスされていたのですが、予定を突然早めてきました。私もてっきり1月1日からスタートするものだと思ってて、ビットコインキャッシュをのんびり買い増しておりましたよ・・。
相場は一時60万円を突破している取引所もあるようです。このエントリーを書いている時は40万円前後で推移しています。
急騰したので手を出しにくいですね。ちょっと様子を見て落ち着いたらまたドルコスト法で少しずつ購入していこうと思います。
coinbase/GDAXとは
Coinbaseはアメリカ最大の仮想通貨取引所で、ユーザー数1000万人以上。アメリカの仮想通貨に関する法律”Bitlisense”を取得して、30州以上の認可を受けています。
GDAX(Global Digital Asset Exchange)の母体もCoinbase。coinbaseは簡単にビットコイン・イーサリアム・ライトコインを購入できる仮想通貨交換業で、GDAXはチャートなどが表示されたトレーダー向きのプラットフォームと分けています。
つまり、
coinbaseがのように日本で言う仮想通貨販売所的な「誰でも簡単にビットコインなんかを売買できるよ」というプラットフォームに対し、
GDAXは板で売買できるプラットフォーム。アメリカユーザーの多くはcoinbaseのプラットフォームを使っているらしく、GDAXは完全にトレーダーの巣窟。日本で言うならビットフライヤーのbitFlyerLightningみたいな感じです。
ユーザーにまだビットコインキャッシュが付与されていなかった
2017年8月1日にはビットコインキャッシュのハードフォークが起こりましたが、coinbase/GDAXユーザーにはビットコインキャッシュがまだ付与されていない状況だったんです。
それで、8月の公式ブログで「1月1日までには付与・売買にリストするからね」とアナウンスされていました。
coinbaseの会員ページを開くと、「2017年8月1日にビットコインをホールドしていた人はBCHアカウントも使えるよ」と表示されています。
コインベースユーザーがビットコインキャッシュを欲しがる
アメリカでは仮想通貨上場の法律が厳しいので、よく分からない草コインがリストされる可能性は低いそうなんです。
先述したとおり、ず~~っとビットコイン・イーサリアム・ライトコインの3種類しか売買できなかった状況。
そんな中でビットコインキャッシュが上場されたんですから、かなり大きなニュースなんです。2017年8月1日以降、coinbaseユーザーは拡大を続けていて、新規ユーザーがビットコインキャッシュを欲しがることは容易に想像できますしね。
さらに、ビットコインの送金詰まり・手数料高騰により決済としての利用が出来にくい状況であることから、需要拡大の期待値は大きくなっています。
期待値が大きすぎて噴き上がり過ぎたらしく、このエントリー書いている間にもさらに相場は下がってきましたね(笑)
コインテレグラフが合わせるようにポジトーク記事を公開
さらに、仮想通貨では有名なメディア「コインテレグラフ」では今日に合わせるようにしてビットコインキャッシュについてのポジショントーク記事を公開。
Bitcoin.comの最高技術責任者「ビットコイン売ってビットコインキャッシュに乗り換えた」
↑Bitcoin.comは元々ビットコインキャッシュ派なので、今さら珍しいニュースでもないんですが、このタイミングで見ると「マジで!」と思う人も多いでしょうね・・。
【ロジャー・バー氏独占インタビュー】ビットコインキャッシュがビットコインを超えるのは時間の問題
ロジャーもビットコインキャッシュ推しなので、完全なポジショントーク記事です。話半分に聞いておきましょうね。
2018年中はビットコインキャッシュYearになると思われる
とはいえ現在は少額決済においては確かにビットコインキャッシュの方が便利なんですよね。
例えばウォレットからウォレットにビットコインを送る場合、最近では1000円~2000円かかります。これはビットコイン決済をするうえでも同様。とてもじゃありませんが決済に使えません。
ビットコインはブロックサイズが小さいせいで、承認を早めようとすれば手数料を高くして優先してもらう連鎖で手数料高騰が起こっています。
対してビットコインキャッシュの場合は100円以下。70円とか、そんなものです。ブロックサイズが大きいので、トランザクションを処理するために手数料を高くして承認を優先してもらおうとする必要がほとんどない。ハードフォーク無しで最大32MBまでブロックサイズを拡張できる点がメリット。
なので、現状としては決済の実用化ではビットコインキャッシュが有利なんです。ビットコインが手数料問題・トランザクション詰まり問題を解決できる状態になるにはおそらく2019年以降と私は考えているので、2018年はビットコインキャッシュYearになりそうだな、と思っています。
詳しくは過去のエントリーで書いていますので、興味がある方はご参考にどうぞ。
【2017年12月追記】ビットコインキャッシュ(BCH)の好材料ニュースまとめ
私が2018年はビットコインキャッシュYearになると思った理由
【予想】ビットコインキャッシュの今後
ここからは私の妄想です。
ビットコインキャッシュの今後ですが、ロジャーが「アフリカで大きなプロジェクトがある」と言っていますし、ビットコインの開発進展がもたついている間に、ビットコインキャッシュ派がいろんなマーケティングを仕掛けてくると考えています。
ビットコインの先物取引の現状は出来高が少なすぎる状態。期待していたのですが、面白い展開は起こらなそうです。
現在のビットコインキャッシュの価値は0.2BTC前後ですが、現時点での私の予想では需要拡大に伴って0.5BTC(ビットコインの半分の価値)くらいにはなるんじゃないかと予想しています。
人によっては「ビットコインキャッシュの価値がビットコインを上回る、または同価値になるのでは」と仰っていますが、そこまでにはならないんじゃないかなと。
ビットコインキャッシュは今は成長期、その後いろんな問題点が浮き彫りになって課題に直面していくと考えています。
資産の面に関して言えば、BTC、BCH両方持っていれば特に損することは無いと思っています。
ではでは。
このブログを書いている人

@マナです。貯金1000万円で2017年から仮想通貨(暗号通貨)売買を開始。座右の銘「外そう、自分のリミッター」。