※このエントリーは19時頃追記して再更新しています。

こんにちは、@マナです。

最近仮想通貨を買い始めた人に知っておいて欲しいんですが、リップル(XRP)が銀行で使われることはまだ決まっていません。

今日このことをツイートしたところ、結構知らない人が多いんですよね・・・。

「知らなかった」「リップルを銀行で使うんじゃないんですか?」とかそういうコメントが多かった。

日本のアルトコインバブルのスタートはリップル社のXRP高騰から始まった気がしています。おそらく、日本の仮想通貨市場新規参加者が買い漁ったからと考えています。

なぜ新規参加者がリップル社のXRPを買い漁ったかを考えてみると、どうやらリップルとXRPを混在して認識している人が多いらしい。

コインチェックの銘柄表示が「Ripple」

コインチェックのリップル

コインチェック(安全が確認できるまで停止中です)の銘柄表示。「Ripple」となっている。本当はXRPなんですよね。買うのはリップルじゃなくてXRPです。リップルは会社名。XRPはリップル社が作った仮想通貨、デジタルアセットとも言います。ちなみにブロックチェーンは使っていません。

コインチェックのXRP

コインチェックの購入画面。単位はXRPになってますが、銘柄は「Ripple」。これ、おかしいんですよね。

コインチェックスマホアプリのRipple

スマホアプリだとXRPと書かれていますが、その下には「Ripple」のテキスト。まぁ、「リップル」って書いた方が多くの人が分かりやすいからという意図でこう表示しているからだと思いますが・・・。

いろんなニュースやブログで「リップルのシステムをメガバンクで採用」「ゆうちょも参加」と報道しているゆえ、「あぁ、コインチェックで買える”Ripple”ってメガバンクで採用してる仮想通貨でしょ?じゃぁ手堅いよね!」と勘違いして買いを入れる初心者さんは少なくないと思われ・・・。

リップル社のXRPが使われることは決まってない

現状ではリップルのシステムは使うことにはなっているんですが、XRPを使って送金することは決まっていません。XRPを使うシステムは別。

リップルのシステムだけでも国際送金コスト30%は削減になるんです。XRP使えばリップル社は「60%削減になる」って言っていますけど、本当かどうかは分かりません。この世界、公式側が言ってる事をそのまま100%信じることは危険。プロパガンダもありますので。

XRPの国際送金は実験中で、Cuallix社という金融機関がXRPを用いたメキシコペソと米国ドルの送金実験に成功しているとは発表しています。でもここは銀行じゃありません。

リップルファンはこのニュースが出て大喜びしたんですが、それでもXRPの相場は上がらなかったんですよ。というか、ここ半年間は一見すると良いニュースが出ても相場はほとんど高騰しなかった。

その理由は、ちょっとした新規購入が入ったところで、長期含み損を抱えた人たちが「通年で考えればXRPより他の仮想通貨の方が成長率が良いな」と気付いて、我慢できずに手放していくから(だと思う)。

隣の青い芝生を横目で見て半ば絶望しながらも耐えて耐えてXRPを握り続けた人たちは、今回の高騰は心から喜んでいません。握ってる本人達でも手放しで喜んでいるわけではない。

リップル社のXRPが国際送金に使われるには高いハードルがある

リップル社のXRPが国際送金で使われるには、高い高いハードルがあります。メガバンクでリップル社のシステムが採用されたことで第一段階は成功していると言って良いと思います。

ですがこの先が問題で、仮想通貨(デジタルアセットXRP)を国際送金で使うには国際会計のルール整備が必要なこと。
仮想通貨自体が黎明期(夜明けのような時期)で、通貨として認めた日本ですら制度が完璧には整っていません。他の国もこれから制度を整えようとしていて、現状に合わせていろいろ話し合われている段階です。

そんな中で、「仮想通貨を使って法定通貨の国際送金」です。SBIの北尾社長も経営方針発表会で「国際会計ルールの統一が急務である」と話しています。XRPを使うシステムは整っていても、利用するのはメガバンク。国を超えてルールを統一する必要があります。仮想通貨における国際会計ルールや制度が整わないと実用化はかなり厳しい。

なので、今リップル社の戦略は新興国をターゲットにしています。そういった国の方が採用されやすいと考えたのでしょう。
とはいえ、まだXRPが使われることは決まっていません。現在は完全に投機の状況。

リップル社を運営する資金はXRPである

また、XRPを買うにあたってよく考えて頂きたいのは、「リップル社を運営する資金はどこから来ているか?」です。これはリップル社が保有しているXRPを売ることで賄われています。

個人の仮想通貨市場参加者がXRPを購入する一方で、リップル社はXRPを売っている。XRPが使われるか分からない状態で、個人投資家達がリップル社の運転資金を提供しているわけです。

さらに、「銀行で使うXRPをなぜ個人投資家に売るのか?」と懐疑的な声もあります。これについては、リップル社が提唱する”IoV(価値のインターネット)論”で個人投資家に販売する理由を創り上げていますが、これが実現するのは相当先の話でしょう。10年後とか。IoVが分からないはググってください。

今どうしてXRPが高騰しているのか、ここ半年以上どうしてXRPは高騰しなかったのかを考えると良い

ということで、最近リップル社のXRPを購入して喜んでいらっしゃる人達には、リップル社のXRPと国際送金の現状と問題についてよく調べ、どのくらいの資金を入れるか、どのくらいの数量を握り続けるのかを考えて頂きたい。

このアルトバブルはいずれ終了になると思いますが、そうなるとXRPの伸び率はどうなるか・・・は分からないんですが、今どうしてXRPが高騰しているのか、ここ半年以上どうしてXRPは高騰しなかったのか、その原因は各々考えた方が良いと思います。

5月末のバブル期、XRPは高騰を続けて55円になったのですが、その頃SNSでは「XRPは400円を目指しているんだ」と誰もが浮かれていたんです。バブルがはじけて、XRPは一時15円、その後20円前後を長期間彷徨いました。なぜこうなったかを知る事は大事なのです・・・。

勿論、何を買って握り続けるかは個人の自由です。

以下、私のXRP保有スタンスです。

【追記】XRPがcoinbaseに上場か?

最後に追記でXRPに関する短期指標。12月15日頃からアメリカ最大の仮想通貨取引所・coinbaseにXRPが上場されるのではと噂されています。
100万人以上の会員数を抱えていて、上場審査が厳しい。今取り扱いがあるのはBTC,ETH,LTCのみ。

XRP取り扱いのリーク画像なんかが出てますが、この世界はデマが多いので注意されたし。この画像も嘘かもね。1月末に上場という噂ですが・・。あくまで噂。
もし本当なら結構なインパクトですが、嘘だったら噂で買われてた分投げ売られます。

相場の世界では「噂で買って事実で売れ」という格言があるようです。
今年のXRPはこの格言通りの展開が多かったです。今回の噂はいかに?

ではでは。

このブログを書いている人

@マナです。貯金1000万円で2017年から仮想通貨(暗号通貨)売買を開始。座右の銘「外そう、自分のリミッター」。