※このエントリーは17時48分頃に追記して再更新しています。
こんにちは、@マナです。
”なぜビットコインだけがこんなにも高額で値上がり続けるのか”を書いてみます。
この理由を知っておくだけでも、今後の仮想通貨売買での考え方が楽になると思います。
ビットコインが高額になってまだ値上がり続ける理由
- 元祖仮想通貨であり、「仮想通貨」「CryptoCurrency」といえばまず先にビットコインという市場イメージが大きい
- ビットコインマイニングにかかった費用がビットコインに上乗せされている
- ビットコイン決済できる店舗が拡大している
- 仮想通貨取引所のアルトコイン売買の基軸通貨がビットコインである
- 市場参加者のほとんどが「将来値上がりする」という期待値が高い
- 市場参加者が爆発的に増加中
細かい理由は沢山あると思うが、基本的には上記の”6つの理由”からビットコインの価格高騰が成り立っている。
ビットコインがいくら送金手数料が高くて、送受信するのに10分から30分かかろうとも、この6つの理由がガッチリと歯車がかみ合わさるようになっている限り、ビットコインの高騰が終わることは無いと思っています。
ビットコイン=基軸通貨の重要性
初めて仮想通貨市場に参加した人は”基軸通貨”の重要性を理解していないと思うので、ざっくりと説明しておく。
仮想通貨市場では、1000種類以上あるアルトコインのほとんどはビットコインで購入できる仕組みになっている。
つまり、「あのアルトコインが欲しい」と思った場合はビットコインを購入する必要がある。アルトコインを買うためには、どんなにビットコインが高くても買わざるを得ない。
さらに、アルトコインを日本円やドルなどに換える場合は、一旦ビットコインに換える必要がある。ここでもビットコインに対する需要が発生する。
これがビットコインの市場価格を上げている理由だ。
仮想通貨資産を法定通貨に逃がす場合の値動き
仮想通貨市場参加者が資産を法定通貨に逃がす場合、アルトコイン全体が下がる。そんな中でもビットコインだけが値上がりするのは、アルトコインでビットコインを購入するからである。
その後ビットコインが暴落するから、ビットコインとペアになっているアルトコインがさらに暴落する展開もあるので、こういう動きは注意してみた方が良い。
全てのアルトコインはビットコインとペアになっているので、ビットコインが暴落するとアルトコインも一緒に暴落する構造になっていることは覚えておくと良い。
コインチェックも海外取引所からアルトコインを仕入れている
ちなみに日本の代表的な仮想通貨取引所であるコインチェックでは、全てのアルトコインは日本円で購入できるようになっている。だが、コインチェックはご存知の通り”販売所”という形式なので、ビットコインを使って海外取引所から仕入れている状態である。
2017年5月頃はリップル社のXRPが高騰して需要が増大し、よく「売れ切れになりました、少々お待ちください」という事態が起きた。この時コインチェック側はビットコインを使って海外取引所からXRPを仕入れていたわけだ。(ドルも使っているかもしれません)
コインチェックは円表示だが、これは海外取引所からビットコイン建て相場を取得して円換算している。つまり、結局はコインチェックもビットコイン建て・ビットコインを基軸として営業している面もある。
取引所が基軸通貨として採用している限り地位は揺らがない
最近仮想通貨市場に参加した人から「アルトコインの方が将来的に実用的なのに」「ビットコインは高過ぎるんですよ!」という声を聞くが、仮想通貨取引所側がビットコインを基軸通貨としている限り、ビットコインの地位は揺らがない。
最近日本に人気の海外取引所、Binance(バイナンス)でも、基軸通貨に採用しているのはビットコイン、イーサリアム、USDTがメインで、ビットコインでの取引高が圧倒的である。
もしアルトコインの全てが日本円やドルで直接購入できるようにな体制を取引所側が採用した場合は、ビットコインの地位は落ちるだろう。
だが、取引所が大量の銘柄を抱えているアルトコインに対してそんな面倒な作業を行うのかと考えれば「NO」だろうし、取引所からのビットコインの送金手数料を少し抜いて収益化している可能性も考えると、ビットコインの価格を落とすような事はしないと思われる。(←これは私の想像です)
また、取引所側も大量のビットコインを保有しているはずだし、2017年8月1日のハードフォークではビットコインキャッシュも大量に保持しているはずである。これがどういう意味を持つのか、よく考えておくべきである。
市場のビットコインに対する興味
また、ビットコインに対する人々の興味は圧倒的である。
上記画像はGoogleキーワード検索における「Bitcoin」「Ethereum」「Ripple」を比較したものだが、結果はご覧の通り。
人々のビットコインに対する興味がぶっちぎっていて、時価総額上位の銘柄でもビットコインに比べると微々たるものである。
いずれどんでん返しはあるかもしれないが、ビットコインに対する人々の認知度・保有割合がまだ少ない事から考えると、ビットコインの需要は今後も高くなっていくことが予想される。
まとめ
ビットコインが高騰し続ける理由をもう1度書いておく。
- 元祖仮想通貨であり、「仮想通貨」「CryptoCurrency」といえばまず先にビットコインという市場イメージが大きい
- ビットコインマイニングにかかった費用がビットコインに上乗せされている
- ビットコイン決済できる店舗が拡大している
- 仮想通貨取引所のアルトコイン売買の基軸通貨がビットコインである
- 市場参加者のほとんどが「将来値上がりする」という期待値が高い
- 市場参加者が爆発的に増加中
この6つの要素のどれかが崩れない限り、ビットコインの高騰は基本的には止まることは無いでしょう。
そして、全ての仮想通貨の基軸通貨として存在していることが莫大な需要を生み出している理由なのです。今後仮想通貨売買をしていくうえでは、絶対に無視できない存在になります。
ビットコインを無視してアルトコインメインで抱えていると、特に最近参入した人は今後1年を通せば、ある一時期には資産の伸び悩みに直面するでしょう。
このブログを書いている人

@マナです。貯金1000万円で2017年から仮想通貨(暗号通貨)売買を開始。座右の銘「外そう、自分のリミッター」。