こんばんは、@マナです。
コインチェックさんがTVCMを公開。俳優は出川哲郎さんを起用。

これは凄いですねぇ・・・。このCMを見た瞬間、私は日本の仮想通貨市場が一気に拡大、バブルが起こるんじゃないかと思いましたよ。

イノベーター理論での出川哲郎の立ち位置

市場には”イノベーター理論”というものがあって、新商品に対する対応が5段階に分類されている。

イノベーター理論で分類される層

  • イノベーター(市場の2.5%):革新者、新しいものを積極的に好み、我先に購入して触れる層
  • アーリーアダプター(市場の13.5%):日常的に情報収集をしていて、トレンドを追っている層
  • アーリーマジョリティ(市場の34%):慎重な人。アーリーアダプターのレビューなどを見て購入を決めるが、割と新しいモノ好きタイプで構成される層
  • レイトマジョリティ(市場の34%):慎重な人に輪をかけた人。「ビットコイン?胡散臭くない?」と思ってる層
  • ラガード:(市場の16%):世の中が今どうなっているかあまり分かっていないし、関心も無い。超保守派。ネットすらやらない層

 

図に描くとこんな感じ↓。

コインチェックCM出川哲郎

アーリーアダプターとアーリーマジョリティの集団には「キャズム(谷)」というものがあって、ここを飛び越えなければ商品の購買は増えにくい。マーケティングでもキャズムを超えられるかが重要なポイント。

仮想通貨の浸透度・認知度

で、仮想通貨がこのイノベーター理論ではどの辺まで浸透しているかは私も常日頃気にしていて、仮想通貨取引所のチャットやTwitterを見ている限りだとキャズムを超えてアーリーマジョリティが2017年頃から入り始めてるようには感じてました。

Twitterでも誰かが「ブロックチェーンの仕組みを知ってる人は?」とアンケート取っていて、2割くらいが「分からない」と回答。それぞれの通貨の特徴も「分からない」という回答者もそこそこいたので、アーリーマジョリティには完全に届いているのかなと。

bitFlyerさんのTVCMが下地を作っていたと思う

ちなみにbitFlyerさんも今までTVCMやってましたが、ハッキリ言って何をアピールしたいんだか分からない。

これを見た瞬間、

おまえ誰やねん、このCMで誰に何を訴えたいねん

・・・と突っ込みを入れたくなった。さっぱり面白く無いし、誰をターゲットにCM作ったのかも分からんのですが、とりあえずお茶の間に皆さんに「ビットコイン」という用語が世間に出始めていることだけは認知させることは出来たと思う。

bitFlyerさんが下地を作ってくれたわけだ。

そこでコインチェック+ビットコイン+仮想通貨+出川哲郎のCMで刈り取る

そんな状況で、コインチェック+仮想通貨(ビットコイン)+出川哲郎がタッグを組んだ。
出川さんは視聴率の高い「世界の果てまでイッテQ」でもおなじみ、かなり親しまれキャラ。

さらにCMで「なんでビットコイン取引はコインチェックがいいんだ、兄さん」「コインチェック!」という用語を連発。

 
完全にターゲットをアーリーマジョリティとレイトマジョリティに絞ってきた。このCMは絶対に響くはず!w

この2層はほとんどスマホを持っているだろうから、「コインチェック」や「仮想通貨」「ビットコイン」をリサーチするだろうし、しかもコインチェックは誰でも簡単に仮想通貨を購入できるシステム。

コインチェックと出川哲郎

今までの仮想通貨市場参加者は、おそらくイノベーターとアーリーアダプター、レイトマジョリティの一部と予想。おそらく20%ちょっと。

コインチェック+出川氏のCM効果で、これからアーリーマジョリティ+レイトマジョリティの巨大な市場参加が期待できる・・つまりこれから

日本で仮想通貨バブルが起こる(気がする)

という私の妄想エントリーでした。投資は自己責任で宜しくお願い致します。

コインチェックさんがYoutubeにアップしたTVCMのタイトルを見ると、「兄さん知らないんだ」篇とあるので、おそらく第2弾も用意していると思われます。

これから数カ月にわたってコインチェックさんがTVCMを流していけば、完全にキャズムを超えてくるかもしれないなぁ・・と市場の行方を楽しみに見ていきます。

↓CMメイキングもアップされてましたので、記事末に貼り付けておきます。

もう1度いいますが、投資は自己責任。特に仮想通貨市場は誰もが儲かることはございません。参入のタイミングと購入銘柄、売るタイミング次第です。

ではでは。

このブログを書いている人

@マナです。貯金1000万円で2017年から仮想通貨(暗号通貨)売買を開始。座右の銘「外そう、自分のリミッター」。