クラウドマイニングGenesisMiningのリスク

こんばんは、@マナです。

クラウドマイニングサービスのGenesisマイニングで、追加募集が開始されたのでBTCマイニングを10TH/s追加で申し込みました。

興味を持たれている方も多いと思いますが、参考までにクラウドマイニングで考えられるリスクを挙げておきます。

クラウドマイニングのリスク(GenesisMining)

企業の倒産リスク

まず1番怖いのはクラウドマイニング会社の倒産リスク。

申込み規約では「返金無し」と書かれてあるので、倒産されたらつぎ込んだ投資金はパァになります。

Genesisマイニングは台湾の企業で、2013年創業。
税金面では優遇された土地ですし、管理費用もマイニング報酬から差し引かれて黒字化になるように企業側で自由に設定できるでしょうから、倒産リスクは低いと考えています。

ですが、この市場と業界は何が起こるか分からないので、倒産リスクがあることは頭に入れておくべきでしょう。

「永久マイニング」という訴求で売り込んではいますが、何年続くかも分かりません。1年続いたら元は取れると思います。2年続いても万歳だと考えていますが、果たしてどうなるか。

政府のマイニング規制リスク

国が突然「マイニング事業は禁止する」というリスクもあります。GenesisMiningのマイニング工場はアイスランドのようですが、もしアイスランド政府が「マイニング禁止!」という決定がされればアウトです。

ロシアや中国などの大きな国だと、政府がマイニング事業に関わって来ていろんな規制が入り込みそうです。アイスランドはどうなるか分かりませんが、規制リスクもあるということは頭に入れておいた方が良いと思います。

マイニング会社がハッキングされるリスク

GenesisMining社がハッキングされてビットコインが奪われるリスクもあります。
基本的にはマイニングで収益を上げてユーザーのウォレットに配布しているモデルですから、企業側が仮想通貨取引所のように大量のビットコインを保有しているとは考えにくいです。

ですが、マイニングの最低配付量は0.002BTC以上ですから、この量に達するまでにはGenesis社でプールしているわけで。これがハッキングで盗まれた場合は、補填する体力が無ければ倒産、または「配付できません」というリスクが伴います。

さらに、ユーザーアカウントのハッキングリスクも考えなければいけません。GenesisMining社のログインパスワードは記号を使えないんですよ。文字数も長く設定できません。

2段階認証設定はできるのでまだ安心できますが、アカウントハッキングされて受け取りウォレットアドレスを知らない間に変えられてるリスクが伴います。

使いまわしメールアドレス・使いまわしパスワードは絶対に使わない方が良いでしょうね。

ビットコインが暴落すればマイニング収益悪化する可能性も

既にクラウドマイニングを行っている人の話を聞くと、ビットコインが暴落するとその月の収益が悪化するそうです。

例えば2017年7月中旬のハードフォーク前暴落の月は、収益が相当悪化して単月だと赤字だ~と言う人もいました。

その後、ビットコイン相場は劇的に高騰したので結局は大幅プラスにはなったのですが、もし今後ビットコイン相場が暴落して、なかなか這い上がれない展開になれば、クラウドマイニングに申し込んでもリターンを得られないかもしれません。何か事件が起きて1ビットコイン1万円まで下がる可能性だってありますからね。

誰もが「ビットコインはまだまだ伸びる」と思っていますが、未来は分かりません。投機ですから。

管理をマイニング会社に一任するリスク

クラウドマイニングサービスは、メンテナンスなどの管理を全て一任して手放しでマイニングできることがメリットですが、どのくらいのクオリティでメンテナンス・管理をしているかは自分たちの目で確認する事が出来ません。

全て一任するわけですから、どんな運営体制であっても文句は言えないんですよね。
一応、暗号通貨古参有識者の情報だと、「GenesisMiningはクラウドマイニングサービス企業の中でも数少ないまともな会社」という意見もあったので、その部分は信頼はして申し込みましたが、自分で確認できない以上は100%安心とは言えません。

採掘難易度の上昇でマイニング量が減少する

当然ですが、採掘難易度の上昇でマイニング量は減少していきます。

CryptCompareのサイトでマイニング報酬のシミュレーションは出来るのですが、あくまで現時点での予測値です。これからどうなるかは分かりませんし、相場価格にも報酬は影響されていきます。
(このサイトで割り出される70%~80%がマイニング報酬予定)

GenesisMiningクラウドマイニングのリスク

私の申込み分だと、シミュレーション値では管理料などを差し引けば月に17万円ずつのマイニング報酬になる予定です。とはいえ、これも相場や採掘難易度に左右されます。

今後順調に相場が伸びていけば半年~1年でペイは出来るはずですが、まぁ・・未知です。投機だからと割り切っていますので個人的に問題は無いのですが。

クラウドマイニングはあくまで投機

クラウドマイニングGenesisMiningリスク

以上、クラウドマイニングGenesisマイニングで考えられるリスクを挙げてみました。

仮想通貨自体が投機で大きめのリスクを抱えているので、何があっても補償はされないことは皆さんご存知だとは思いますが、あまり期待し過ぎて大金を突っ込むと痛い目を見る可能性も考えておくべきかなと思います。

私は合計で43TH/s(約83万円)分を申込み。今年の事業経費として計上することにしました。おそらくあと1~2日ほど申込みはできると思いますが、ダメ押しで10TH/s申し込むかもしれません。

私のBTCマイニングは2018年2月28日~3月15日にかけてスタート予定で、収益の経過などは毎月このブログで報告していこうと思います。
今はワクワクしていますが、どんな結果になるか・・・、期待せずに待つことにします。

【追記】
クラウドマイニングにご興味ある方は、プロモーションコード「fuD1Ez」を利用することで3%割引になります。
あくまで余剰資金で取り組むこと、経費計上で今年のトレード利益の先送り目的などでの利用が良いと思います。

このブログを書いている人

@マナです。貯金1000万円で2017年から仮想通貨(暗号通貨)売買を開始。座右の銘「外そう、自分のリミッター」。