ビットコインキャッシュはビットコインを潰したいわけではない

こんにちは、@マナです。

最近は「ビットコインキャッシュが本当のビットコインだ」「とか「ビットコインキャッシュがビットコインにとって代わるんだ」などの発言をする方が見られますが、これがBCHの値段を上げたお祭り相場の一因になっている気がします。

ですが、大手マイニングプールBITMAIN社のCEOでもあり、ビットコインキャッシュ推しと思われているJihan Woは、以下のようにツイートしています。

「ビットコインとビットコインキャッシュは未来に対して違うビジョンを持っている。」

「BITMAINとしては、ビットコインとビットコインキャッシュの両方をホールドしていきます」

「ビットコインはビットコイン。ビットコインキャッシュはビットコインキャッシュ」

「別モノだからね」と言いたげですね。
どうしてあえてこういう発言をするかの真意はJihanにしか分からないと思いますが、会社としては両方とも必要な存在である、とだけは言えると思います。

どっちが勝つか負けるかではない(と思ってます)

ビットコインとビットコインキャッシュの関係

ところが市場は、どっちが勝つか負けるかで考えているような認識で動いている人が多い印象を受けます。

さらに、BCHを推す”ビッグブロック派”がSNSなどで「ビットコインキャッシュこそ本物だ」と強い発言をする事も見られて、今までビットコインキャッシュの事を知らなかった層がその考えを鵜呑みにしてBCHに買いを入れている、という流れが起きたんじゃないかな・・・と個人的には見ています。

昨日ビットコインキャッシュに起こったハードフォークは、1ブロックごとに難易度調整がされる仕様変更です。単純にビットコインキャッシュだけマイニングすれば儲かる、ということではありません。

ビットコインキャッシュの採掘難易度が高くなればマイナーはビットコインをマイニング。
逆に、ビットコインの採掘難易度が高くなれば、ビットコインキャッシュをマイニング。

というシーソーのような関係になりつつあります。

今後何らかの出来事でどちらか片方が高騰・暴落する展開はあると思いますが、基本的にはお互いバランスを取りながら共存していく関係になっていくんじゃないでしょうか。

短期的に値段で左右されたくなければ、ビットコインとビットコインキャッシュ両方を持っていれば良いと思います。

ビットコインの未確認トランザクション

ビットコインキャッシュにハッシュパワーが集まったことで、ビットコインのトランザクション詰まりが起こるようになりましたが、2017年5月頃は30万件近くまで詰まったことがあります。

それでも手数料をちょっと高めに設定していれば15分くらいで送金・着金はできていたので、今くらいのトランザクション詰まりであれば、Segwitアドレスを使えば数百円でビットコインの送受信はそれほど問題は起こりません。

ただ、ビットコインの本当の初期の頃は手数料が数十円でも10分で送受信ができていた事と比べると、今は大分高くなってしまったと言えます。

市場が盛り上がってる時こそ、SNSからの情報入手は注意が必要だと感じています。
なるべく冷静さを保たないと、内容をよく分からずに値上がりしきった所から噂に乗ってしまって大損することになりかねません。

このブログを書いている人

@マナです。貯金1000万円で2017年から仮想通貨(暗号通貨)売買を開始。座右の銘「外そう、自分のリミッター」。