仮想通貨,価値,コミュニティ

こんにちは、@マナです。

昨日は医師から仮想通貨病と言われた、のですが、黙ってゴロゴロ寝てても疲れるだけなので最近感じていることをツラツラと書きます。

仮想通貨の世界は価値の激しい上下、ハイリターンが注目されやすいのですが、この部分だけ考えていると楽しくないし精神的にも長続きしないと感じています。

そんな中、私がとても注目しているのは、その仮想通貨プロジェクトに関わっているコミュニティ力と愛情の大きさ

「金の切れ目が縁の切れ目」のプロジェクトは生命力は低い

日本では「金の切れ目が縁の切れ目」という言葉がありますが、英語圏でも「When poverty comes through the door, love goes out the window.」という似たような言葉があります。

これらの言葉が意味しているのは、日本では「その対象に価値が無くなってしまえば、関係が切れる」で、英語圏の場合は「貧乏が窓から入ると愛情が逃げる」。
つまり、お金欲しい・儲けたいと思う人が多いほどそのコミュニティにはプロジェクトに対する愛情が少ないということです。

こういった層で多く構成されているプロジェクトは生命力が低いと考えます。

購入者やホルダーが元々「儲けたいだけの人」で構成されている場合もあるでしょうし、もしくはプロジェクト運営側がトークンセールなどでお金を吸い上げて、開発をしているように見せかけてトンズラしようと企んでいる場合もあるでしょう。
この層で作り上げられた世界には愛情という結びつきはほとんどありません。

ところが、このようなプロジェクト通貨でも価値が付いて成り立っている理由は、仮想通貨取引所の上場基準も関係していて、プロジェクト運営側がある程度のお金を積めば上場できてしまう実態もあるようです。

また、最近のICO過熱ぶりを見ると「縁」や「愛情」からは遠く離れた世界になっていると感じます。

・・・なんて立派なことを書いている私も「短期売り抜けて・・」など考えたりしていたわけですが。こういう関わり方を続けていくのには精神的な疲労を大きく感じるようになってきました。

MONAコインコミュニティから学ぶこと

仮想通貨,コミュニティ,価値

そんな中、徐々に私が注目するようになってきているのがMONAコインのコミュニティ力の高さです。

「儲けたい」という欲が先行して仮想通貨の世界に入り込んだ私ですが、当時はMONAコインについては眼中にありませんでした。

その時の率直な印象は「これ、趣味コイン???日本のマニアだけで盛り上がってるようなものに大した価値が付くと思えない。こんなに安いし。」でした。

ですが、Twitterで仮想通貨アカウントを開設してMONAコイナーのツイートを見ていると、「応援」とか「愛情」という感情が見えてきます。

MONAコイナー達の活動目的は、価値の上昇おそらくは2番目~3番目くらいで、「MONAコインを知ってもらいたい」「MONAコインでいろんな取引ができる経済圏を作って、もっと大勢でワイワイ楽しくやりたい」ではないのか。こんな人間らしい温かい気持ちを感じるようになってきました。

2017年10月25日にはMONAコイン祭りが秋葉原で行われていましたが、これらもMONAコイナーのコミュニティの力が大きく関係していますよね。
「こういうお祭りやりたい」「協力したい」と思う人が多く無いと、実現しなかったものでしょう。世界初のSegwitの実装もですよね。

こういった活動から、また新たにMONAコインに興味を持つ人が増えて、「楽しそう」「仲間に加わりたい」と感じる人も増えて、MONAコインの需要は自然に増していく、「こうしたらもっと快適に使えるんじゃないか」という案が出たりして、開発も進んでいく。コミュニティ内での経済活動の輪が広がっていく。こういうのは、とても健全な流れじゃないかと感じています。

「人がいるから成り立っている」とう前提を忘れてはいけないと思う

私は一応商売をやっている身ですが、「人がいるから商売が成り立っている」という現実を常に忘れないようにしています。

仮に人間がこの世に自分一人しかいなかった場合を想像してみてください。
誰かの為に作ろう、誰かに教えよう、誰かに何かしてあげよう、誰かにモノを売ろうという考えも行動も起こり得ません。

ですが、自分以外の人間がいるから、「こういうものを作ったら喜ばれるんじゃないか」「こうしたら楽しいんじゃないか」と考えて、いろんな意欲が湧きおこったり行動に伴ったりします。

仮想通貨はデジタルの世界ですが、これらを開発したのは人間で、使うのも人間です。つまり、デジタル通貨とはいえ価値の源泉は「人」になっている。人同士の結びつき、コミュニティ、愛情は、「その通貨の価値はいくら?」という事よりも優先して考えるべきじゃないのかな、と思ってきています。

仮想通貨に関わるスタンスは自由

「人だ、愛情だ」など書いてきましたが、仮想通貨への関わり方は自由です。
1年以内に1億の含み益を目指したいから、保有通貨をどんどん乗換えて売買したという人もいるでしょうし、ビットコインFXでスリル感じる売買をしたい人もいるでしょう。

そして、自分が稼いだお金を仮想通貨に突っ込むからには、どうしても「損はしたくない、リターンは得たい」という気持ちは先行しやすいと思います。

ですが、特に最近の相場をみて感じているのは「金の切れ目が縁の切れ目」で動いているものが多い事。

「この通貨が人気で伸びそうだな」「取引所に新規上場されるから短期で伸びそう」「儲かりそう」という考えを元に売買する層が多いと、そこには「応援」とか「愛情」という感情も多くは存在しないので、そのプロジェクトの長期的な成長力や生命力は低くなるでしょう。

ゆえに、通貨プロジェクトの成長力・生命力と長期的な価値の上昇は、コミュニティの力にも大きく関わている、と思っています。

このブログを書いている人

@マナです。貯金1000万円で2017年から仮想通貨(暗号通貨)売買を開始。座右の銘「外そう、自分のリミッター」。