おはようございます。@マナです。

ビットコインキャッシュの値上がり

昨日はビットコインキャッシュが一時的に値上がり、お祭り状態のようになって一時6万円近く(0.09BTC)まで跳ね上がりました。

高騰理由は私が情報収集した限りだと、こんな感じです。

  1. テクニカルが良い感じだった
  2. ビットコインキャッシュへの避難が認知されはじめた
  3. 採掘難易度が優しい段階だった
  4. ビットコインキャッシュのブロック生成が4時間半行われていなかった

特に4番目の「ブロック生成が行われなかった」による要素が大きかったようです。ビットコインキャッシュは、通常10分で1ブロックくらいは生成していた状況ですが、昨日の高騰時前は生成が4時間半進んでいなかったんですね。

ブロック生成が進まないと、ウォレットに入れている人が「高騰してる売ろう!取引所に送ろう!」と思っても届かない。
届かないから売れない。取引所内では買いが強くなる結果、高騰傾向、という流れです。

ビットコインキャッシュのブロック未生成

↑ビットコインキャッシュのブロック生成時間。お祭り相場の時のトランザクション数が多いですよね。みんな一斉にウォレットなどから取引所に移動して売りをかけたのでしょう。そこから暴落し始めました。

今は相場が落ち着いてきていますが、これからまたどうなっていくか分かりません。おそらく利益を得たい人の大部分の人はウォレットから取引所に移動させているでしょうから、別の要素が加わってこないと昨日のような高騰は見込めないように考えています。

かわりにビットコインが高騰

現在はお祭り相場が終わって調整下げをしていて、代わりにビットコインが高騰しはじめています。
昨日まで落ちそうな雰囲気を醸し出していましたが、ここにきて一気に上げてきました。

ビットコインの高騰

ざっくりと見渡すと、どうやらビットコインゴールドのハードフォークで一時的にアルトコインに換えた層が、またビットコインに戻す動きが目立っているようです。

Segwit2×のハードフォークまで残り2週間、ここからアルトコインがさらにもう1段下げていくのかどうか分かりませんが、前にも書いたようにビットコイン建てではアルトコインはおそらく今年最後の買い場になるように考えています。

Segwit2×ハードフォークが終わったら、下がり切ったアルトコインを一気に買い戻す動きが出るでしょうから。

Segwit2×ハードフォークにおける今後考えられる展開

2017年11月15日頃のSegwit2×ハードフォークに向けてどんな展開になるか、いろんな予想を見ますので、情報収集した限りのものをピックアップして書いておきます。


  1. Segwit2×ハードフォークは起こらず、ビットコイン高騰。分裂問題は今後も繰り返される。
  2. Segwit2×ハードフォークが起こっても現状のSegwit1×が生き残り続けていく。分裂問題は今後も繰り返され続ける。
  3. Segwit2×ハードフォークが起こってリプレイアタックが起こりビットコインネットワークが大混乱。ビットコイン大暴落、代わりにビットコインキャッシュが暴騰。
  4. Segwit2×・マイナーの支持派は行き場を失って、半数が現在のビットコイン支持派に寝返り、半数はビットコインキャッシュ支持派に鞍替え。ビットコインのハッシュパワーが低下してトランザクション詰まり、価値の低下。代わりにビットコインキャッシュへ価値の移動が始まる。

ざっと↑のように4種類の展開が考えられているようです。

今回のSegwit2×の問題点は、ハードフォークが起こってしまえばビットコインのネットワークが混乱してしまう可能性が高い部分だと思っています。なので、2番目の「Segwit2×ハードフォークが起こっても現状のSegwit1×が生き残り続けていく。」の展開になったとしても、いったいどうなるのかな?と。これは起こってみないと分かりません。完全に未知。

そして、Segwit2×のハードフォークは起こらないか?というとこれは考えにくくて、開発者側は着々とハードフォークを進めてるようです。

となればビットコインキャッシュの出番が来るのでは?という思惑が浮かび上がっているのが今です。どうなるんでしょうねぇ。
私は一応の備えとして持っております。どのみち、今のビットコインキャッシュの値段は安い方だと思いますから、今後買い増すかは検討中です。

分裂問題は終わらない

ちなみに、Segwit2×のハードフォークは起こっても起こらなくても、今後も分裂問題は終わる事は無いでしょう。ビットコインの需要が高まっていけば、どのみち送受信処理できる量は今のブロックサイズでは限界が来ます。
そうすれば、またブロックサイズ問題が再燃して、仕様変更をしてハードフォークを・・・ということになるんじゃないかなと考えます。

対してビットコインキャッシュの場合は、ブロックサイズを今のビットコインの最大32倍に引き上げる事が可能。リプレイ対策もされているので、「ビッグブロック派」と呼ばれるビットコインキャッシュを推す人も増えてきています。

私はSegwit2×ハードフォークに対する準備はだいたい整っているので、あとは下がり続けるアルトコインをドルコスト平均法で買っていって終わりにしようかと思います。

ではでは。

このブログを書いている人

@マナです。貯金1000万円で2017年から仮想通貨(暗号通貨)売買を開始。座右の銘「外そう、自分のリミッター」。