@マナです。

最近バタバタして時間取れず、Segwit2×ビットコイン分裂の状況をあまり追えていなかったので、大まかに整理してメモしておきます。


Segwit2×ハードフォーク(分裂)の予定日時

Segwit2×ハードフォーク(分裂)の予定日時

ビットコインがSegwit2×ハードフォークを起こす予定日時は、2017年11月19日。

ブロックの進み方で日時は前後します。フォークが起こるブロック高は494784。
8月1日のハードフォークと同様、動かすには次のブロックの494785に達するまで待つ必要があると思われる。

マイナーの90%以上がSegwit2×を支持

ビットコインマイナーのSegwit2×支持

マイナーの9割以上がSegwit2×を支持。

支持の理由は、ブロックサイズを2倍に引き上げることで、ビットコインネットワークのトランザクション処理を多く・速くできること。平均手数料を下げられる期待があるので、ビットコインユーザーに迅速に搭載されるべきと考えているらしい。

また、迅速な取引が出来るようになることで、ビットコインの相場上昇とマイニング報酬の増加が期待できる。ユーザーが増えれば政府によるビットコイン規制を難しく出来るかもしれない、とも。

まとめると、「ブロックサイズを大きくするSegwit2×に移行すれば、マイナーは手数料報酬が少し多く得られるから利益でも美味しくなる」「ASICBOOSTというマイニング成功率を上げる方法を使い続けたい」・・という意図(だと思う)。

Segwit2×の賛同事業者

1Hash (China) , Abra (United States), ANX (Hong Kong), Bitangel.com /Chandler Guo (China), BitClub Network (Hong Kong), Bitcoin.com (St. Kitts & Nevis), Bitex (Argentina), bitFlyer (Japan), Bitfury (United States), Bitmain (China), BitPay (United States), BitPesa (Kenya), BitOasis (United Arab Emirates), Bitso (Mexico), Bixin.com (China), Blockchain (UK), Bloq (United States), BTC.com (China), BTCC (China), BTC.TOP (China), BTER.com (China), Circle (United States), Civic (United States), Coinbase (United States), Coins.ph (Phillipines), CryptoFacilities (UK), Decentral (Canada), Digital Currency Group (United States), Filament (United States), Genesis Global Trading (United States), Genesis Mining (Hong Kong), GoCoin (Isle of Man), Grayscale Investments (United States), Jaxx (Canada), Korbit (South Korea), Luno (Singapore), MONI (Finland), Netki (United States), OB1 (United States), Purse (United States), Ripio (Argentina), Safello (Sweden), SFOX (United States), ShapeShift (Switzerland), SurBTC (Chile), Unocoin (India), Veem (United States), ViaBTC (China), Xapo (United States), Yours (United States),


日本ではbitFlyerもSegwit2×に賛同している。

今日現在のSegwit2×のノード数は約2%

ビットコインSegwit2×ノード数

coindanceを見ると、Segwit2×のノード数はビットコインノード全体の2.42%。

Segwit2×のノード数

BTC1ノード数の推移。最近少しずつ伸びてきていますが、

ビットコインコアのノード

ビットコインコアのノードに比べると遥かに及ばず。

ノード数が2.42%しか無い状況で、マイナーが本当にSegwit2×に移行するかは大いに疑問。

なお、ビットコインコアはB2Xノードを排除しているので接続することは出来ない。この状況でB2Xノードを増やすのは困難だと思われる。

ビットコインのノードとは?

ノードとは、ビットコイン取引データを持っている端末。これらが共有ネットワーク上でたくさん結び付いているので、「改ざんが不可能」と言われている。そしてフルノードとは今まで全てのビットコインの取引データを格納している端末。

役割についてはjpbitcoin.comさんのブログから引用させて頂きます。

フルノードとマイナー

よく混同されるのがフルノードとマイナーです。マイナーはブロックやトランザクションの検証も行いますが、主目的はブロックを生成して(nonceを探索)採掘報酬を得ることです。一方フルノードの役割は、ブロックやトランザクションを検証し、各ブロック・トランザクションがビットコインの基本ルールを守っていることを確認し、有効なもののみを他のノードやマイナーに伝達する役割があります。

マイナーも無効なトランザクションなどをブロックに含めてしまったり、無効なブロックを生成してしまってはせっかく採掘に成功しても報酬が無駄になってしまうので、フルノードと同じくすべてのブロックとトランザクションの検証を行うのが基本となりますが、ソフトフォークの記事で少し書いたように、SPVマイニングと呼ばれるようなすべて検証せずに採掘を行うような方法もあるので、「フルノードの一部をマイナーと呼ぶ」と単純に言うとやや語弊がある気がします。

【引用】http://www.jpbitcoinblog.info/entry/20170213/1486912581

コア開発者は反対?

ビットコインコアの開発者の賛同は取れていないらしい、という話。

仮にSegwit2×が主流になったとしても、ビットコインのシステムが正常に動作するような開発を続ける人が不在になれば、ビットコインはどうなるか分からない。だから開発者の存在も大切。

開発者の一人であるPeter Toddは「NO2X」タグ(Segwit2×を支持しない人のタグ)ツイートを毎日連投、リツイートしている。
Samson Mow(ビットコインコア開発社が所属している企業BlockStream社のCSO)もNO2X。

大石哲之さんのブログでもSegwit2×の某弱性を指摘しているとあります。

さらに、BlockStream社CEOのアダム・バック氏も「NO2X」関連のツイートを沢山取り上げている。

その他のコア開発者達のツイートを見回してみると、平均的にはSegwit2×ハードフォークには漠然と反対している雰囲気が読み取れたが、「絶対反対!」という姿勢を示していないコア開発者も。

なお、Segwit2×の開発者は一人しかいないという話である。そんな状況で信頼される通貨になり得るのか?という疑問が大きい。
対して、現在のビットコインコア開発者は400人以上。

Segwit2×に対する取引所の声明

BitfinexはSegwit2×のビットコインを「B2X」として先物取引を開始。0.25BTCで開始している。
だが、2017年10月6日のアナウンスでは「いかなるハードフォークも支持しない」と表明。

その他、Coinbaseのブログでは特に支持する・支持しないという表明はせず、「ハードフォークしても両方のチェーンにアクセスできるようにする。安全で使いやすい取引所にする使命を優先」と声明を発表。

Segwit2×ハードフォーク現状総括

あと約40日以内でSegwit2×の結論が出るわけだが、これから先どうなるかはまだまだ分からない。毎度お騒がせするJihan・Wuが静かなのが気になっている。ここ1カ月のツイートを見ていると、やたらとBCH(ビットコインキャッシュ)に関するツイートをしている。

また、2017年8月1日に1度ハードフォークを経験しているユーザーが多いせいか、前回より「危ない」と言っている人は全体的に少ないように感じる。

ビットコインは、「開発者・マイナー・ノード・取引所・ホルダー」の5つの集団が絡み合って現状を成していると思うので、仮にマイナー集団がSegwit2×に賛同したとしても、他の集団の進む先が別の方向であれば、マイナーも集団の力が強い方向に従うことになるのではないかな?と思う。

以上、ざっとSegwit2×の情報を追ってまとめたメモでした。

ハードフォークが起こって最悪のケースだと、価値の低いSegwit2×のビットコインが、現在のビットコインに置き換わるという展開もあるとか・・。この現象についてはよく理解していないので、もし分かったら書くかもしれません。

このブログを書いている人

@マナです。貯金1000万円(+475万)で2017年から仮想通貨(暗号通貨)売買を開始。座右の銘「外そう、自分のリミッター」。