どーも、@マナです。
ビットコイン用ハードウェアウォレットTREZORは、Androidスマートフォンがあれば使えます。PCを持っていなくてもOK。(iPhoneでは使えません)
もし「取引所にビットコイン置いておくのは不安、ハードウェアウォレットに移したいけどPCを持っていない」という人はご利用を考えてはいかがでしょうか。
大まかにセットアップや使い方を解説しておきます。
AndroidスマートフォンでTREZORを使う方法
まずは用意するものから。
用意するもの
- TREZOR本体(1万円前後)
- マイクロUSB変換ケーブル(500円くらい)
- TREZORマネージャーアプリ(無料)
- Myceliumビットコインウォレットアプリ(無料)
- Andoroidスマートフォン(iPhone不可)
TREZORを購入すれば、USB-マイクロUSBのケーブルが1本入ってます。
ですが、スマホに繋ぐには両方ともマイクロUSBオス端子にする必要があるので、変換アダプタが必要。私は下記のサンワサプライ製を使っています。
TREZORマネージャーアプリをインストール
まずは公式のTREZORマネージャーアプリをインストールしておきましょう。無料です。
TREZOR本体とスマホを接続
箱からTREZOR本体を出す。
USBケーブルの片側に変換ケーブルを装着。
TREZORとスマホを接続する。
ファームウェアアップデート
ファームウェアが古いと、TREZORを接続してすぐに「ファームウェアアップデートしますか?」と聞いてくるので、スマホ側の「YES,UPDATE」を選択する。
購入した時に最新ファームウェアがインストールされている場合は、ファームウェアアップデートの表示はされません。
TREZOR本体側にもファームウェアアップデートの確認表示が出るので、右ボタンを押して「Continue」を選択。
アップデートが終わったら、一度USBケーブルとTREZOR本体を引っこ抜いて、再度接続する。
TREZORの初期設定
TREZORを再度接続すると、上記画像のようなメッセージが出る。ここからTREZORの初期設定を開始。
スマホ側に表示されたTREZORマネージャーの画面を見てみよう。
本体の名前は自由に決められますので、ここは何でもOK。
そして、新規ウォレットを作る場合は「CONTINUE」を、既にTREZORを持っていてリカバリー(復元)する場合には「TREZOR RECOVERY」をタップ。
今回の解説では新規ウォレットの作成手順なので、「CONTINUE」を選択する。
次にPINの設定。4桁の数字になります。これは後からでも変更できます。
この手順が超重要!
24英単語のリカバリーシードが順に表示されるので、間違えないようにメモを取っていく。
ハードウェアウォレットが故障したり紛失した場合、ここで表示される24単語さえ持っていればビットコイン資産は復元することができます。
リカバリーシードを書くための紙もTREZOR本体の箱に同梱されているので、それを使うと良い。
24単語が1巡したら、もう1度1番目から表示されるので、しっかり確認しよう。
これでTREZOR本体のセットアップは完了。
一旦TREZORのUSBケーブルを抜こう。
Myceliumウォレットをインストール
ハードウェアウォレットのTREZORをスマートフォンで使う場合、Myceliumウォレットと連携して使うことになります。
ということで、Googleプレイストアからインストール。
アプリを起動。
MyceliumウォレットにTREZORアカウントをインポート
ここで、TREZOR本体をスマートフォンに接続。
Myceliumウォレットの上部に表示されてる鍵マークをタップ。
画面の一番下の「秘密鍵または読み取り専用のアドレスに元にシングルアドレスアカウントを追加するには~~」の文章の下の「詳細」をタップ。
「Trezor」をタップしてMyceliumウォレットとTREZORを連携する。
これで全ての設定は完了!
ちゃんとTREZORウォレットのアカウントがMyceliumウォレットで見ることができます。
既にPC版のTREZORウォレットを使っている場合でも、送受信・トランザクションの確認はする事が出来る。
手数料設定は安めです。2017年9月24日現在ではSegwitアドレスに対応していませんが、0.05BTCをこのアドレスに送ったところ、手数料100円くらいで20分で着金しました。
Myceriumウォレットからビットコインを送金してみる
ウォレットのカメラマークをタップすることでQRコード読み取りができる。
MyceliumウォレットとTREZORを同期させて便利なのは、ビットコインのアドレスをQRコードで読み取れること。PC版のブラウザ上だと、手動でアドレスをコピペするので、コピペ間違いが無いかいつも不安だ。
ビットコイン送り先のアドレスの入力後、手数料を設定して送金ボタンタップするだけ。今回は0.01BTCを送るのに「普通」にしてみたら手数料は100円程度でした。
スマホの画面に「取引に署名しています」と表示される。
TREZOR本体にも送金先のアドレスとビットコイン数量が表示される。問題無ければ右ボタンで「Continue」を押して、ビットコインの送金は完了。
LedgerNanoSもインポート可能だが・・
ちなみにMyceliumウォレットはLedger Nano Sをインポートして使う事もできるが、ファームウェアアップデートの場合はPCが必須。
PCを持って無い人向けのハードウェアウォレットはTREZORが便利でしょう。
TREZORをAndorid端末でリカバリーする方法
リカバリーする場合は、TREZORマネージャーアプリを立ち上げて、「TREZOR RECOVERY」を選択して、24単語を入力するだけ。
TREZORを初期化する方法
TREZORを初期化する場合は、TREZORマネージャーアプリの一番下「Wipe device」を選択して、
チェックを入れてもう1度「Wipe device」をタップ。注意点は、リカバリーシードが無ければ復元不可能になること。
ビットコイン用ハードウェアウォレットとしてはTREZORが便利だと思う
最初、ハードウェアウォレットはLedger Nano Sを使っていましたが、最近ビットコインの保管はTREZORを用いるようになりました。LedgerNanoSはリップル(XRP)イーサリアム専用になりつつあります。
とビットコイナー識者さんはTREZORの方を多く使っている印象を受けます。
管理画面が好みだし、外出先でPC不要でビットコインの管理や送受信ができるのはありがたい。ファームウェアアップデートまでスマホがあれば出来ます。
いざという時に役立ちそうです。
それにしても大分値下がりしましたね。ちょっと前は15000円くらいだったのに、このエントリー書いてる時点では1万円で買えます。海外から買っても15,000円くらいするのになぜ??
このブログを書いている人

@マナです。貯金1000万円で2017年から仮想通貨(暗号通貨)売買を開始。座右の銘「外そう、自分のリミッター」。