@マナです。
北尾社長が「SBIはリップルに約11%の比率で出資」という言葉を口にしますが、単純に言葉の意味から考えれば見返りはリップル社による株の提供でしたね。
となれば、XRPへの投資をもう少し検討しなおす必要があるようです。
SBI社のXRP保有について
昨日の記事のコメントで「SBIが保有しているのはXRPではなくリップル社の株である」と情報頂きました。
2017年7月27日上記の資料や、6月26日の北尾会長の「XRP暴騰、弊社も含み益が出ている」という発言が紛らわしいが、SBIホールディングスは出資比率約11%と言うだけで、XRPの保有は明言していない。
「説明会時点でRipple社が保有する550億+67億XRPに、当時の市場価格を掛けた金額をRipple社自体の評価額に含むなという前提付きで、SBIの出資比率11.5%をその金額に置き換えると1930億円」
という計算が成り立つようですね。(フォロワーの御二名様、情報ありがとうございます。)
つまり、
XRPが使われなくてもリップル社が成功すればSBIホールディングスはXRPで損はしない
ということになります。
リップル社が銀行の覇権と独占すればSBIは損を出す可能性は低い
リップル社のシステムは主要銀行に入り込んでいるので、金融業界では今後も力を増していくことになる。
リップル社への出資元にピーター・ティールの財団があり、ピーター・ティールのビジネスモデルの根本は「独占」である。
リップル社の今のビジネスモデルは、国際送金市場の独占を狙うためのものに関連していると考えられる。
ただし、これを実現するためには多額の資金が必要で、出資金だけでは賄う事が出来なく、XRPを発行・売却して原資を作るモデル。
将来リップル社が成功した時にはXRPが使われるかは分からないが、仮にXRPが使われなくなったとしても、次の資金補填方法としてはリップル社は株式を公開すればいい。
リップル社が株式公開をすれば、投資家が買い漁っておそらく価値は上がっていく事を考えれば、XRPが使われなくなってもSBI社が損を出す可能性は低い、と考えられます。
となると、私もXRPの保有をどうするか考え直す必要があるなと感じています。
直近で気になっているのは、SBI取引所のSBIVCトレードとSBIMAX。この開業にあたってのマーケティング次第では、XRPの相場は上がる可能性があります。
ちなみに、10月のSWELLカンファレンスでは大した発表も無く、さらなる悲観売りが加速すると予想しています。(あくまで私の予想ですからね)
タイミングを見て、残りの50万XRPも売却することも考え中です。
個人投資家がリップル社のXRPで儲けることができる未来は来るのか
リップル社を批判する層からは、
「リップル社が成功するまで、個人投資家にXRPの買い煽りをしてXRPの価値を上げて、自社保有しているXRPを売却して利益を上げるお布施のようなビジネス」
アメリカではほとんどXRPは見向きされず、「日本人はなんでそんなもの買ってるの?」と言われる
「リップル社のビジネスモデルはお布施習慣がマッチしている日本にはピッタリだと」
いう意見が見られます。
たしかにその表現は間違いとも言いきれないな、と私も思います。
実際、リップル社は自社で6割ものXRPを保有していますし、現在のサービス展開はBtoB(Business to Business)に主眼を置いているように見えます。
将来XRPが使われるかは分かりませんが、リップル社の活動中にXRPの価値が上がる展開は今後もあるとは思われるので、含み益が出ている時点で売り抜ければ儲けることは出来ます。
または、XRPが使われることになってBtoBだけでなくBtoCまで浸透していけば、XRPを保有している個人投資家も大きな利益を得られると思われます。
リップル社の目標であるIoV(価値のインターネット)実現には高過ぎるハードルがいくつもあって、そのためには沢山の資金と長い時間必要になります。
その資金をXRPから得なければ、事業を継続して成功に導いていけないとも考えられます。
購入判断・保有判断はXRPと心中するかどうか、だと思います。
超えるべきハードルが高過ぎるので、他の通貨やトークンみたいに相場が上がりにくい特徴があるゆえ、数カ月で含み益を得ようということを考えない方が良いと思われます。
このブログを書いている人

@マナです。貯金1000万円で2017年から仮想通貨(暗号通貨)売買を開始。座右の銘「外そう、自分のリミッター」。