こんにちは、@マナです。
このページは【随時更新】人気の仮想通貨・調査方法・銘柄に挙げた通貨ごとの詳細を書いています。
自身の学習からの判断で大まかに書いておりますゆえ、あくまでちょっとした参考程度として頂ければ幸いです。
目次(各見出しにジャンプできます)
イーサリアム(Ethereum)
イーサリアム(Ethereum)は時価総額で2位~3位に位置していて、取引所でも常に沢山売買されている人気の高い仮想通貨です。
主な利用用途はビットコインのように決済を目的としたものではなく、分散型のプラットフォーム(土台のようなもの)で、”スマートコントラクト(プログラムできる契約)”を実行することが出来ます。
スマートコントラクトとは
「スマートコントラクト?プログラムできる契約?」と言われても分かりにくいので、応用例をご紹介します。
例えばあなたがAさんから車を購入するとしましょう。
車の購入に必要なものは、お金、車庫証明、自賠責保険の加入、所有者の名義変更、鍵の受け渡しなど、複数の手続きが必要です。これを自分で行えばいろんな場所に行って手続きする必要があって面倒ですし、車屋さんに頼めば手数料が数万円も発生します。
ですが、Ethereum(イーサリアム)を使えば、この面倒な手続きを大幅に減らすことができます。
スマートコントラクトの例1
イーサリアムのブロックチェーン上に、「あなたがAさんに車の代金をイーサリアムトークンで支払えば、Aさんは自賠責の保険加入・名義変更・車の鍵の情報を与える」という契約プログラムを作ったとします。
そしてこのプログラム上で、あなたはAさんに車の代金をイーサリアムトークンで払えば、自賠責保険加入・名義変更・車のキー情報を入手できます。
このように、ブロックチェーン上に契約プログラムを作れば、面倒な手続き不要で車を購入することが出来るようになります。
スマートコントラクトの例2
もう1つ例を挙げます。
ゲーム機のプレイステーション(以下プレステ)はご存知ですよね。プレステ本体だけ買ってもゲームをすることは出来ません。ゲームをするにはソフトを購入する必要があります。そしてそのゲームソフトは、プレステ用に作られている必要があります。ここまではお分かりですよね。
あなたがもしスプラトゥーンというゲームで遊びたい場合を考えてみましょう。
お金を払ってプレステ用のスプラトゥーンのソフトを手に入れる必要があります。これは「お金を払ってスプラトゥーンというゲームプログラムで遊べる契約をした」とも表現することができます。
そして、この契約の土台になっているのはプレステ本体です。プレステ本体が無ければ遊べませんからね。
これをEthereum(イーサリアム)のブロックチェーンに置き換えて考えてみると、「プレステ本体はイーサリアム、お金はイーサリアムトークン、ゲームソフトはイーサリアムトークン上の契約プログラムと」という言い替え方が出来ます。
ブロックチェーン上でのお金の支払い方法
ブロックチェーン上でのお金の支払いをどうするかですが、これは日本円などの法定通貨を、イーサリアム上で作った仮想通貨に換えて支払う必要があります。
例えば日本の仮想通貨取引所コインチェックで扱っているAugurという仮想通貨は、イーサリアム上で構築されたイーサリアムトークンです。
仮想通貨Augurは何に使うかと言えば、将来的には予測市場(くじ・ギャンブルなど)の予定です。表現を変えれば、ネット上に構築されたAugurカジノ社で遊べる専用コインのような存在です。
あなたがAugurカジノ社で遊ぶためには、Augurという仮想通貨を買わなければいけませんので、それを仮想通貨取引所で購入することになります。
そしてAugurカジノはブロックチェーン上でプログラムされているので、Augurを賭けたギャンブルに勝てば、必ず報酬が入ります。(負ければAugurを失いますが)。
実社会のカジノだと、不正があったり、勝ってもイチャモンを付けられて配当が得られないリスクがあります。
ですがAugurはブロックチェーン上のプログラムですので、不正も改竄もできません。この仕組みを利用して”価値の受け渡しと契約”を同時に行う事ができるのです。
(頑張って説明しましたが、分かりにくかったかもしれません)
イーサリアムの投資判断
私はイーサリアムは今後も長く生き残り、利用される仮想通貨だと考えています。その理由は6つです。
イーサリアムアライアンス
その理由の1つ目としては、イーサリアムアライアンスの存在です。
「これからはイーサリアムのスマートコントラクト技術が世界を変える」「企業での利用を可能にするレベルにするために情報交換・開発を進めていく」と賛同した企業によってイーサリアムアライアンス(EEA,Enterprise Ethereum Alliance,イーサリアム連盟)を結成。
参画企業には一流企業も名を連ねていて、マイクロソフト、トヨタ、三菱UFJなども名を連ねていることから、通貨としての信用も高くなっています。
【関連サイト】イーサリアムアライアンス公式
実店舗でのイーサリアム決済が登場
理由2つ目は、現在の仮想通貨決済はビットコイン決済のみとなっていますが、2017年8月からビットポイントジャパンがイーサリアム決済のサービスを小売店などに売り込んでいくようです。
イーサリアムベースのプロジェクトが爆発増えている
理由の3つ目は、イーサリアムベースのプロジェクトが爆発的に増えている事です。
仮想通貨界では新たなサービスや仮想通貨を作る為にICO(Inicial Coin Offerring)という資金調達を行うことがあり、その支払い通貨がイーサリアムであることが多いので、大型で期待が高いICOがあるとイーサリアムの需要が高騰する現象が見られます。
これから2回のバージョンアップ
理由の4つ目は、イーサリアムは今後2回のバージョンアップを予定していて、現在はフロンティア(Frontier)と2番目のホームステッド(Homestead)まで完了。
残るは3番目のメトロポリス(Metropolis)、最後がセレニティ(Serenity)となっており、機能強化されることで応用範囲も広がっていくと考えられています。
Plasmaの存在
最近ではイーサリアムの利用者が増えたことで、イーサリアムやイーサリアムトークンの送受信が混みあってきて遅くなる”スケーラビリティ問題”に突入しています。
この問題に対処するために、イーサリアム開発者のVitalik(ヴィタリック氏)が新たに「Plasma」という技術を開発予定で、イーサリアムをもっとスピードが速く匿名性のあるものにしていこうという試みを開始します。
成功すれば、イーサリアムの価値はより高くなっていく可能性があります。
【関連外部サイト】Plasma.io
流動性が高い
イーサリアムの需要はとても大きいことから流動性も高く、取引所でもつねに売買が活発ですので、そこそこの量でも自分が売買したタイミングで行動できることもメリットです。
もちろん状況によって値段は上下しますが、タイミングを見計らってうまく売買すれば利益を出しやすくなっています。
私はこの状況を利用して売買して、イーサリアムの手持ち枚数を増やしています。
また、ビットコインに何か問題が起きた際の避難先としても見られやすくなっています。
イーサリアムの購入先
Ethereum(イーサリアム)は仮想通貨取引所コインチェックとbitFlyer
で購入できますが、手数料が低いく安価に購入できるのはコインチェックさんの方です。
ビットフライヤーさんはどういうわけかコインチェックさんより高値になっています。
以上、今後も随時更新していく予定です。ご参考頂ければ幸いです。
このブログを書いている人

@マナです。貯金1000万円で2017年から仮想通貨(暗号通貨)売買を開始。座右の銘「外そう、自分のリミッター」。