こんにちは、@マナです。

当ブログに寄せられるコメントを見ると”ビットコイン建て”を理解していない人もいるので、一応説明しておきます。

海外の取引所を使うようになったら、円建て表示は卒業して、ビットコイン建て表示で相場を見ましょう。

このエントリーを書くことになった発端のコメントがコチラです。

読者さんからのご質問

仮想通貨初心者で、最近海外取引所にも挑戦していますが、分からない事があるので教えて頂けますでしょうか。
この間イーサリアムの価格が下がっていたのでpoloniexで購入したところ、相場価格で10枚購入できると思っていたのに8枚ちょっとしか購入できませんでした。

なぜこんな事が起こるんでしょうか?



このコメントを見た瞬間「ファッ???」と思ったんですが、よーーく考えてみると、単純に高い相場価格でイーサリアムを買っていたからですよね。

じゃぁどうしてこの人が高い相場価格で買ってしまったかと考えると、思い当たる原因は”ビットコイン以外の相場価格を円建てで考えていたからじゃないか?”と。

仮想通貨の円建て表示とBTC表示

仮想通貨のポートフォリオアプリ「ブロックフォリオ」では、円建て・ビットコイン建ての両方で表示することができます。

常に円建てで見ている人の場合、

仮想通貨の円建て表示

↑これを見ると「おっ、XRP、XEM、ETHが上がってる」と思うでしょう。

じゃぁここでビットコイン建て表示に切り替えてみましょう。

仮想通貨のビットコイン建て表示

↑あれれ・・マイナスになってる・・・。

なぜこんな事が起こる?

なぜ円建て表示にすると相場が上がってるように見えるかですが、ビットコインの価格が上がっているからです。

仮想通貨取引の場合はビットコインが基軸通貨になっています。

例えばNEM(XEM)がビットコイン建てでは前日比の価格からマイナス3%になっていても、ビットコインの価格が前日比プラス10%になれば、円建て換算をして見れば「+〇〇円」と、まるで相場が上がっているように表示されてしまいます。

逆に、ビットコインの価格が前日比マイナス10%ほどマイナスになって、NEM(XEM)がビットコイン建てでプラス3%になっていると、円建て換算の表示では「-〇〇円」と、相場が上がっているように表示されます。

読者さんがイーサリアムを予定枚数買えなかった原因

つまり読者さんが「10枚のETHを買えるはずなのに8枚しか買えなかった」のは、ビットコインの相場が暴落していて、かつイーサリアムの相場は上がっていたからでしょう。

適当なモデルケースを表にして作ってみました。

ビットコインが暴落したケース

7月1日の相場 1ビットコインの価格 1イーサリアムの価格
ビットコイン建て 0.1BTC
日本円建て表示 300,000円 30,000円
この時は1BTCで10ETH購入できる

 

7月5日の相場
(BTC暴落)
1ビットコインの価格 1イーサリアムの価格
ビットコイン建て 0.12BTC
日本円建て表示 220,000円 26,400円
※日本円建て表示ではETHが7月1日より安くなって見えるが、BTC建てではETH相場が7月1日より上がっているので、1BTCで8.33ETHしか買えない



↑こちらはビットコインが暴落したけども、ビットコイン建てでイーサリアムの価格は上がっているケース。

日本円建てではイーサリアムが安くなっているのに、ビットコイン建てで見ると実は値上がりしていて、予定枚数が買えないことが起こる。

ビットコインが高騰したケース

7月5日の相場 1ビットコインの価格 1イーサリアムの価格
ビットコイン建て 0.12BTC
日本円建て表示 220,000円 26,400円
この時は1BTCで8.33ETH購入できる

 

7月10日の相場
(BTC暴騰)
1ビットコインの価格 1イーサリアムの価格
ビットコイン建て 0.1BTC
日本円建て表示 300,000円 30,000円
※日本円建て表示ではETHが7月5日より高くなって見えるが、BTC建てではETH相場が7月5日より下がっているので、1BTCで10ETH買える!

↑アルトコインが多く売られて、ビットコインが多く買われる流れの時にこういう事が起こります。
ビットコインは暴騰していて、円建てで見ればイーサリアムの価格は上がっているように見えますが、ビットコイン建てでは値下がりしている。


円建て表示だけで見る習慣になっていると、頭の中が混乱して「あれれ?購入できる予定枚数と違う・・」いうことが起こってしまうんじゃないかなと。

特にコインチェックさんから仮想通貨投資を始めた人の場合、「円建て表示で見る」ということに慣れ切ってしまっているんじゃないでしょうか。

コインチェック仮想通貨の円建て表示1

コインチェック仮想通貨の円建て表示2

数字が緑色に囲まれると嬉しいんですけどね。
でもビットコイン建て表示にするとアルトコインの相場は真っ赤になっていることもあります。何か事件があって、アルトコインを一斉にビットコインに換える時にはこういう事がよく起こります。

海外取引所を使う場合は、円建て表示が役立つのはビットコインの相場だけであって、その他のアルトコインの相場上下の表示はあまり役に立ちません。
円建て表示での取引が役立つのは、日本の仮想通貨取引所で日本円で取引をする場合だけ。

ということで、今コインチェックさんを使っていて、これからPoloniexBittrexなどの海外取引所を使おうと思っている方はご注意ください。

つまり、

「ビットコインで売買する時はビットコイン建てで見る」
「円で売買する時は円建てで見る」

海外取引所で売買する場合、仮想通貨ポートフォリオのアプリはビットコイン建て表示にして、相場を見ましょう。

「そんなの当たり前だろ!!」って突っ込みは止めてくださいね。分からない人は分からないものなのです。
ではでは。

このブログを書いている人

@マナです。貯金1000万円(+475万)で2017年から仮想通貨(暗号通貨)売買を開始。座右の銘「外そう、自分のリミッター」。