こんにちは、@マナです。
ここでは、日本でも代表的な仮想通貨取引所であるcoincheck(コインチェック)さんの特徴や評価をご紹介します。
できるだけ私的なバイアスが無いように(へんな偏りが無いように)書いていますので、仮想通貨取引所選びのご参考頂ければ幸いです。
目次(各見出しにジャンプできます)
coincheck(コインチェック)仮想通貨取引所の特徴
主な特徴
- 仮想通貨投資初心者にとって一番分かりやすい・使いやすい
- 多種多様なアルトコインを購入できる唯一の取引所
- アルトコイン売買の手数料は高め(通貨の種類や購入量による)
- 取引量が多い
- 仮想通貨盗難補償サービスを開始予定である
- 貸仮想通貨サービスが利用できる
- サポートの対応が遅い事がある
- 運営者の顔が見える
- セキュリティ環境は高くなった
仮想通貨投資初心者にとって一番分かりやすい・使いやすい
コインチェックさんは、何といっても初心者にとって一番分かりやすく・使いやすいという点が特徴的で、そこがユーザーにも高く評価されています。
売買板が使えなくても仮想通貨が購入できる
投資初心者の人だと、「投資=難しい」というイメージではないでしょうか。
さらに、こんな難しいチャート画面↓とにらめっこしながら取引をしなくちゃいけないのでは?など・・。
↑これは仮想通貨をトレードするための”板”と呼ばれるもので、ちょっと使ってみれば実際はそんなに難しくはありません。
ただ、初心者の人にとっては「分からない・怖そう」という印象が先行してしまうと思います。
ですがコインチェックさんでは、この売買板での取引を覚える必要がなく、仮想通貨を簡単に購入することができます。
コインチェックでの仮想通貨購入方法
PC・スマホ(iPhone/Android)両方に対応していますが、まずはPCでの使い方から説明します。
アカウントを開設(メールアドレス・本人確認)をして、銀行やコンビニから取引所あてに入金をします。
振込後数十分~1時間ほどで、自分のアカウントに入金されますので、
取引所の画面から欲しい仮想通貨を選択して、
数量を入れて「購入する」をクリックするだけです。
売却の方法も簡単。
仮想通貨を売って日本円に換える場合は、「コインを売る」から仮想通貨の数量を入力して「売却する」をクリックするだけ。
日本円に換えたら、メニュー画面から登録した銀行口座へ出金することもできますし、他の仮想通貨を購入することもできます。
スマートフォン用アプリの使い方も簡単で、気になる仮想通貨を選んで数量を入力して、「購入」「売却」をタップするだけです。チャートも1時間~1年の期間で簡単に切り替えられます。
iPhoneアプリの場合は相場一覧の見やすいウィジェットもあったりと、初心者でも直感的に使えます。
このように、「欲しい仮想通貨」「売りたい仮想通貨」を簡単に操作できるようにしているのが、コインチェックさんの最大の特徴で、評価されている部分です。
プリペイド的にお金をチャージして通販で物を購入したり、メルカリなどで物を売る感覚に近いです。
多種多様なアルトコインを購入できる唯一の取引所
2017年7月現在、コインチェックさんで購入できる仮想通貨の種類は12種類。
仮想通貨の中でも時価総額が大きいものを取り扱っています。
取り扱い通貨は、ビットコイン・イーサリアム・イーサリアムクラシック・Lisk・Factom・Monero・オーガー・リップル・Zキャッシュ・NEM・ライトコイン・Dashです。
日本の他の仮想通貨取引所だと、bitFlyerさんが3種類(ビットコイン・イーサリアム・ライトコイン)、Zaif(ザイフ)さんが3種類(ビットコイン・NEM・、MONAコイン(+トークン8種類))となっています。
このように、コインチェックさんは、仮想通貨の選択肢の幅が広いということが特徴です。選択肢が多いと楽しめます。
ただし手数料が高めである
コインチェックさんでは売買を簡単にしているかわりに、手数料が高めになっていることが特徴です。
ビットコインは0%~0.5%、その他のアルトコインは最近はだいたい2%前後で推移しています。
bitFlyerさんでライトコインやイーサリアムを購入する場合はさらに手数料が高く、10%ほどになります。
これに対して、海外の取引所のpoloniexやBittrexだと0.15~0.25%ほどであるところが多くなっています。Zaif(ザイフ)さんでNEMを購入する場合も0.15~0.25%です。
そして海外の取引所はさらに多くの仮想通貨を取り扱っていますが、全て英語でのやり取りになりますし、板での売買になります。慣れたら海外取引所にも挑戦するのも良いと思います。
取引量が多い
コインチェックさんではビットコイン取引量が日本で2位の取引量です。
取引量が多いということは、売買の注文が多いという意味ですので、自分が希望した相場で売買がしやすいということになります。
例えば取引量3位(コインチェックさんの10分の1)のZaif(ザイフ)さんでビットコインを買うとなると、売りの注文数が少ないので、沢山買おうとすると高い相場で購入する可能性が高くなります。売る場合はより安い相場になりやすくなります。また、時間もかかります。
ですが、コインチェックさんだと常にそれなりの量の取引が活発に行われていますので、沢山の量の仮想通貨を希望した価格で売買することができやすいです。取引時間も短くて済みます。
下手に取引量が少ない取引所で売買してしまうと、注文した仮想通貨の取引がなかなか決まらなくて、時間だけ過ぎていくうえに、その間に相場が数%上下してしまうこともあるのです。
仮想通貨盗難補償サービスを開始予定である
コインチェックさんでは、日本の取引所の中で唯一「仮想通貨盗難補償サービス」を開始予定と発表しています。
仮想通貨は別名”デジタル通貨”で、インターネットを介して入出金を行う事ができます。そのため、ハッカーによる不正ログインによる盗難被害に遭う可能性があります。
「パスワードが甘くて、取引所にログインしたら買った仮想通貨が盗まれてた」という事件も少なくない状況。
今までは盗難被害に遭っても、取引所側は「仮想通貨投資は自己責任ですので、補償は一切ありません」というスタンスで、泣き寝入りするだけでした。
ですが、2017年6月から、コインチェックさんは東京海上日動と提携をして、資産価値100万円以内の仮想通貨が盗難された場合は、損失を補償するサービスを開始予定であると発表しました。
ただし、セキュリティ対策として二段階認証設定をしていることが条件となります。この設定は2~3分で終えられる簡単なものですので、取引所に登録する際は必ず設定しておいてください。
※現時点で補償サービスはまだ未対応です。
bitFlyerさんの補償サービスは日本円のみ
ちなみに日本でも代表的な仮想通貨取引所bitFlyerさんも盗難補償サービスを行っていますが、これは取引所内に保管している日本円が不正ログインされた場合に補償をするものです。
仮想通貨が盗難されても補償はされませんので、注意された方が良いでしょう。
【注意】bitFlyer盗難補償サービスはビットコインの盗難に非対応
貸仮想通貨サービスが利用できる
コインチェックさんは貸仮想通貨サービス(レンディング)を行っています。
これも日本の仮想通貨取引所では唯一のサービスで、自分が保有している仮想通貨を他人に金利を付けて貸し付けるものです。
「仮想通貨は買うけど、長期で寝かせておくだけ」という人にはメリットがあります。
貸し付けに対応している通貨は、コインチェックさんで扱っている通貨全てで、貸付期間によって利率が変更になります。銀行の金利よりは遥かに高い金利です。
例えば、10万リップル(XRP)を1年間貸し付けすれば、1年後には5000XRP(1XRP=20円なら10万円分の価値)を得ることができます。
ただし、取引所が倒産した場合の補償はありませんので、長期貸し出しを選択するほど倒産した場合の損失リスクが高くなることを思えておいてください。
サポートの対応が遅い事がある
当ブログにもたまにコメント頂きますが、「サポートの対応が遅い」「返事が来ない」という意見が出ることがあります。
これは仮想通貨取引を始める人が増えている状況に対して、対応する社内の人材が足りていないことが大きな理由になっているようです。
ちなみに私がコインチェックさんのサポートは2回利用しましたが、返信も1日以内に、その後のメールやり取りも1日以内でしたので、「返信が来ない」「遅い」という場合は、コインチェックさん側がメールを見逃してしまっていると考えられます。
bitFlyerさんに質問があってメールをした時は、1日半後の午前4時に返信が送られてきました。
海外の取引所でもサポートの遅さが目立つところも増えてきていることから考えると、人手不足は仮想通貨取引所全体における問題になっていると感じています。
サポートを利用する時は、1日経って返信が来なければ再度問い合わせをするというスタンスでいた方が確実かと思われます。
取引所各社は人材を募集し続けていますので、社員も増えていけば今後の対応も改善されていくのではないでしょうか。
運営者の顔が見える取引所である
これは結構大事なことですが、コインチェックさんは社長や運営者の顔を見せている点が特徴的であり評価対象でしょう。
まず代表取締役のTweetアカウントがあり、
BIP91がロックインされたことで次なる心配は、アクティベートされる日曜日までにマイナーがSegwitのシグナルを出すかどうか、出してないブロックはちゃんと弾かれるのかどうかですね
現在のSegwitのシグナルは44%https://t.co/A0PHFv7w4h— 和田 晃一良 (@wadakooo) 2017年7月21日
広告棟とも言える大塚雄介さん。「今さら聞けないビットコインとブロックチェーン」という初心者向けの本も書いています。
これからの時代は良い案件に投資するためにはコードを読めないとデューデリジェンスできない。これまでは投資家とエンジニアは別れていたが、今後は投資家とエンジニアがより融合する。金融・開発・英語ができる人材は黄金時代が到来する。https://t.co/BauOVX5jZ8
— YusukeOtsuka (@yusuke_56) 2017年7月19日
なぜこれが大事かですが、代表取締役の顔を見せられるというのは、「会社や社長自身にやましいことが無い」「ユーザーの声を聞こうとしている体制である」という見方ができるからです。
そういう点では、NEMを扱っているZaif(ザイフ)さんの代表取締役の朝山貴生さんも同様です。
いつも紳士的で有益な情報を発信しているスタンスですので、安心感があります。
お待たせしました。 https://t.co/VIM8Nnn83H
— Takao Asayama 🔗 朝山貴生 (@TakaoAsayama) 2017年7月21日
bitFlyerさんの運営では運営者たちの顔を見ることが出来ません。公式アカウントでの状況発信のみです。
顔を見せていなかったら、「社長になにかやましいことがあって、顔をオープンにできないのではないか?」と疑う材料に繋がりますので、私はこの点については割と重視しています。
セキュリティ環境はとても高くなった
2017年6月まで、コインチェックさんのセキュリティ環境が劣悪だったので、当ブログの記事内やTwitterでたくさん批判してきました。
関連する記事
ゆえに、このブログでも「コインチェックさんはお勧めしない、Zaifさんの方が良いですよ」と紹介をしてきたのですが、現在では、私が言及したセキュリティ面については、ほぼ全て改善されています。
ログインセキュリティ・出金セキュリティがしっかり対応されましたし、スマホアプリを開く際のPIN入力もしっかり実装されています。
さらに他の取引所にはない仮想通貨盗難補償サービスも対応予定の姿勢をみせていることで、日本国内の取引所としては安心できる体制だと思います。
現在セキュリティの高さは国内だとほぼ横並びの状態ですので、補償サービスやサポート対応の良し悪しで信頼性に差が出てくると感じています。
まとめ
以上、coincheck(コインチェック)仮想通貨取引所の特徴と評価の解説でした。
仮想通貨の売買がとても簡単にできますので、「人生で初めての投資にチャレンジ」という初心者の方には特に一番お勧めできる取引所だと思います。
ユーザーも多いので批判される声も見られますが、「使いやすい」「見やすい」「便利」と高く評価する声も沢山見られますよ。
ご参考頂ければ幸いです。楽しくスリリングな仮想通貨投資生活をお送りください。
【この記事で紹介している仮想通貨取引所】
コインチェック

Zaif(ザイフ)
bitFlyer

このブログを書いている人

@マナです。貯金1000万円で2017年から仮想通貨(暗号通貨)売買を開始。座右の銘「外そう、自分のリミッター」。