おはようございます。@マナです。
昨日もお休みということで、溜まっていた本をのんびり読むことができました。

で、読んだのはコレ。

本多静六「私の財産告白」感想

本多静六「私の財産告白」

マンガのインベスターZでも紹介されてて気になってた本で、かなり良かった!
あ昭和26年に書かれたものとは思えない内容で、今を生き抜く為にも十分通用する考え方が書かれていると感じます。

本の概要

林学の平凡な貧乏教授が億万長者になるまで、いかにして財産を築いたのか。

金の世に生きながら、金に一生苦労をし続ける者が多い世の中に、金の真実を語るものが少ない。

偽悪の面をかなぐり捨てて、一部の人々の嗤笑を覚悟して真実を語り、「金のための本当のハナシ」をする完全ノンフィクション。



ここから先は本の冒頭部分の写真を抜粋して、感想をノリで書いていきます。

本多静六「私の財産告白」感想

秘伝は「根本的な心構えの問題」。

結果は行動からのみ生じるものですが、行動は思考から発せられるものなので、その源は心構えってことです。

私も心構えは常にバージョンアップさせていきたいものです。

本多静六「私の財産告白」感想

「凡才プラス努力」の方が必ず勝てる。

確かに人生は努力次第で何とかなるものですが、努力の仕方も大事だと思っています。努力をする方向によっては、ほとんど実を結ばないこともあるんですよ。

そして「この努力は自分では正しい」と思ってしまうことがとても厄介で、正しい事として他人に「常識的な価値のようなもの」と思って教育したりする人いますよね。

これは教育を受ける人にとっては甚だ迷惑な話で、その人の生き方をも左右してしまう。
だから、私は自分の考えは常に疑うようにしています。自分の認識や価値観が正しいとは限らない。間違っていることも沢山あるし、もっと良い方法はきっと沢山あるはずなんです。

本多静六「私の財産告白」感想

「この人生に最も大切な金を頭から否定してかかる手合いがある」

日本って嫌儲思想の人多いですよね。武士時代の”質素倹約”の精神を未だに引きずっているんでしょうか。
本音ではお金が大好きなはずなのに、もっと正々堂々と自分がお金を好きなことを認めて、稼ぎに走った方がいいと思うんですよ。

下手にやせ我慢し続けた結果が、他人への嫉妬に無意味なパワーを割いて時間を無駄にしたり、ひたすら自分を消耗させる仕事に就いて日々お金と時間に追われる生活を送ったり、疲れ果ててセックスする余裕もなくなって少子化。

この先どうなっちゃうんでしょうね、この日本は。
自分はそんな流れから外れて、自分で思った通りの生き方をしたいものです。

本多静六「私の財産告白」感想

「人生最大幸福は職業の道楽化にある。」

本の中で本多静六が「教授の収入よりも資産運用の収入が遥かに上回るようになってから、仕事が道楽と化した。仕事で思いきったことが出来るようになった」と書いていますが、これ、大事だと思うんです。

サラリーマンの頃、上司の顔色をうかがって意見できない社員が沢山いました。減給や転勤を恐れているんでしょう。ほとんどの人はそれなりに楽しそうに仕事はしていますが、内情は常に恐怖と隣り合わせだったんじゃないかと思います。

恐怖の原因は何かと考えると「お金が無い事と、左遷されて減給されるかも、クビになるかも、社内の立ち位置が悪くなるかも」といったものだと思います。そんな恐怖の中で暮らしていては、面白い仕事を生み出すことは難しいでしょう。

楽しく仕事をするためには、「この職業をしなくても生活が困らないお金を得られる」という後ろ盾が必要な人もいると思います。

そうすれば、たくさんの人が「仕事はやりたいこと・面白いことをする」という道楽になって、良い仕事がたくさん生み出されていくんじゃないでしょうか。


その他、
「財産を子孫に残すことでは幸福は与えられない、努力してつかみ取ろうとする気概を与え育てることが財産になるのだ」
とか、
「貧乏は遅かれ早かれ1度は経験するものなので、早いうちに経験した方が良い。裕福な環境で育つとその後必ず貧乏になっている」

などなど、ふか~~い教訓がたくさん綴られています。

将来たくましく生き延びられるようにお子さんを育てていきたいと思っている方にも、一度手に取って頂いて損はないかと。

名著だと思います。



ということで、昨日に引き続き本日もお仕事はお休みいたします。リセットリセット。

本多静六「私の財産告白」感想

本を撮影していたら我が家の文鳥が「撫で」をねだってきました。我が家の文鳥にはほんと癒されてます・・。

このブログを書いている人

@マナです。貯金1000万円で2017年から仮想通貨(暗号通貨)売買を開始。座右の銘「外そう、自分のリミッター」。